先日以前アメリカでお世話になった二方が今日本に移住してると連絡をもらった。二人とも日本が大好きだったけどまさか日本に移住するとは思ってなかったのでビックリしたけど久しぶりにお愛したかったので食事会を開くことにした。
どの店がいいか悩んだ結果、アメリカ人が喜びそうな「鮨 早川」を予約した。
相変わらずの入り口。この扉の向こう側にあんな素敵な鮨やがあるとは思えないだろう。ずるいですよ、早川さん(笑)。
先に着いちゃったのでお先に生ビールをいただく。この日はカウンターの予約ができなくて個室にした。
二人から近くに着いたけどお店を探せないとの連絡があったので迎えに行く。でもまたそれが楽しいんだよね。隠れ家的な感じがアメリカ人にも響くらしい。
最初はビールにしようとしたら一人の方が最近ビールアレルギー(!?)が発症したらしくて、ビールを飲むと体がかゆくなるとのことだったので早速日本酒に!日本酒は問題ないらしい。辛口が好きということだったので店員さんに薦めてもらったのがこの金冠黒松 しぼりたて純米60。結構パンチがある感じ。
最初に出されたのがこの新銀杏。秋ですな。またこれが日本酒に合うね。
続いて刺身盛り合わせ。カツオとヒラメ&ホシガレイ。美味しい。
鮨 早川の嬉しいサービスの中の一つがこの英語の鮨カード!日本語や鮨に詳しくない方が今食べてる料理を理解するのにいいし、それを元にまた会話が弾むね。
いくら。淡白な味付けが最高な逸品。
日高見 弥助 芳醇辛口 純米吟醸。こちらも辛口。
秋刀魚。一切れは焼き、一切れは刺身と秋刀魚を存分に楽しむ。
茶碗蒸し。牡丹海老出しに人参を加えたらしく茶碗蒸しとしては濃い味が印象的。
正雪 特別純米 備前雄町。どんどん飲むスピードが早まる(笑)。美味しい料理と酒があるので当然盛り上がるよね。
アワビ。美味しそうすぎて写真を撮る前に一切れを食べてしまった。あちゃー…
メヒカリ。最近よく食べるけど脂が濃厚で肉厚で旨い。
手取川 酒魂 純米吟醸。辛口続きだったので少し甘口をお願いした。円やかで飲みやすい。甘い。
スミイカ。これで1杯らしい。弾力があって美味しい。
マグロの希少部位のタタキと白エビの握り。
日下無双。やっぱり旨い。
キンキ。藁の煙を閉じ込めた演出を見せてくれたけどやっぱりカウンターで見るほうがインパクトがあるね。味は申し分なく、風味もちゃんといきていた。
マグロの赤身と中トロ。最高!
雲丹とコハダ。先週末アジ丼を食べてからずっと光り物が食べたかった。コハダ旨い!雲丹は言うまでもない!
続いて田酒 純米大吟醸 短稈渡船。この酒は限定品らしくて、
「山田錦」は大正12年に兵庫県立農事試験場で「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」を父とし「山田穂(やまだぼ)」を母として人口交配を行い、選抜固定の後「山渡50-7」の系統名をつけ、品種比較試験を行って昭和11年に誕生しました。
この酒は、その父親にあたる米の「短稈渡船」、母親にあたる「山田穂」を40%まで精米し、まったく同じ条件で低温によりじっくりと吟醸仕込みされ更に瓶詰め後、氷温により一年間熟成させたものです。
こういう背景を持ってるらしい。この日頂いたのは短稈渡船のみだったけど非常に円やかで甘くて旨かった。山田穂も飲んどいたほうがよかったね。
玉子焼き、車海老と穴子。この車海老は本当に肉厚で甘くて満足感がすごい。
いよおよ早川スペシャル巻きの時間。個室にその食材を持ってきて見せてくれる。トリュフにみんな興奮!
待ってる間に獺祭純米大吟醸磨き二割三分を頼んだ。三割九分でも全然美味しいけどね。海外にも獺祭はかなり有名らしくてみんな知ってた。
いよいよ早川スペシャル巻き!鮨へトリュフは神の一手だと思う。どれかの勝ち負けではなくすべてが絶妙なバランスで旨い!
少し飲みたりなかったので梵 日本の翼 純米大吟醸という酒を頼んだ。かなりインパクトのある名前でみんなビックリ(笑)。甘くて旨い!
最後は抹茶とわらび餅で締める。
素晴らしい料理と酒にいい人達、最高の夜だった。ただ、個室ではなくてカウンターだったらもっとよかったけどね。それだったらみんなももっと喜んだと思うと近いうちにまたリベンジしないとね(笑)。