昨日はうちのボスとの会食で南青山の外苑西通り沿いにある「たでの葉」へ行ってきた。おっさん4人の会食なので落ち付いて食事ができるところを探してたらこの店の評判がよかったので行ってみることにした。
お店に入るとこのお店の象徴でもある囲炉裏が目に入る。都会で見る囲炉裏はまた格別な感じだね。
店内はカウンター13席のみで決して広くはないけどゆったりできるくらいの余裕があってインテリアもシンプルだけど落ち着く大人な空間だった。座ってすぐいいお店なのが分かる。
店主の小鶴さんは若くて感じのいい方でその一生懸命さが見てすぐ分かる。まずは生ビールを頼んだが、これもまた驚きの新鮮さ。ビールサーバーの管理だけではなくビールそのものもその日に届いたものを使ってるのかな?
まずは前菜盛り合わせ。前菜だけど結構ボリュームがあってバラエティもある。一つ一つ手を抜かずそれぞれも素材の良さを引き出して調理をしてるのが分かる。
おまかせコースでは中国産の松茸を使うらしいが、この日は国産の松茸が入ったらしくて少し追加料金を払って国産の松茸にアップグレードしてもらった。
こちらは天ぷら用の塩。この皿がまたかわいい。食器一つ一つにセンスが溢れてる。塩はヒマラヤ産の岩塩なのかな?
エリンギの天ぷら。熱々で外はパリパリ中はしっとりして美味しかったけど中に水分が多いので少し冷ましてから食べたほうがいいかもね。
この店にも加茂錦荷札酒がおいてあったので一合もらう。最近加茂錦荷札酒率がかなり高い。気に入ってる。
舞茸の天ぷら。旨い。
ヤマメの南蛮漬け。適度の酸味が食欲をそそる。
これは鮎用のお酢を入れてる皿なんだけどすごくかわいい。なかなかいいセンス。
いよいよ鮎の塩焼き。かなり大きくて、たぶん今まで食べた鮎の中で一番大きいかも。頭からかぶっと食べてくださいと言われて頭から食べたけど少し苦味があるのと骨が結構邪魔だった。自分には普通に食べるのが合うね。
野菜のお浸し。シャキシャキして優しい味。
国産松茸。小さいけど風味が強くて美味しい。その風味に秋を感じる。
天然鴨の肝。生だと言ってたけど何か調理されてるような気がしたね。野生的な味わいかと思ったら意外と柔らかいのに食感がよくて優しい味。旨い。
こちらも鴨肉。弾力があって鳥なのに力強さを感じられる。鴨ってこんな美味しいんだと改めて実感した。
この店では田酒と而今は720mlのボトルのみだったのでちょっと悩んだけど大人が4人もいたので頼んでみた。而今 純米大吟醸 NABARI 2017。結構高いなと思ったけど今調べてみたらお店で売ってる価格よりECなどで販売してる価格が高い!プレミアムが付いてるのかもね。この上品な美味しさ、たまらない。
もずく。口直し的な。
〆のきのこ鍋。きのこがいっぱい入っていてほんとに秋な感じ。餅も入っていて結構お腹いっぱいに。
デザート。これですべてのコースが終了。
落ち付いた大人な雰囲気で素敵な料理と美味しいお酒を楽しめる素敵なお店だった。うちのボスも大満足。この店も今後結構使う予感がする。