2ヶ月半ぶりの2回目の訪問。前回後輩たちと行ったときにすごくよかったのでまた使おうと思ってたらすぐそのチャンスがきた。紹介してあげたいオシャレな二方がいて、その二人にふさわしい雰囲気の「あざぶ 一期」を一ヶ月前に予約して万全の体制で挑んだ。が、一人が風邪で参加できず、結局いつものメンバーでの会食になってしまった。
新宿から麻布十番までは大江戸線で行ったけど駅が深くて思ったより時間がかかってしまい、約束時間にギリギリ。また、あいにくの雨でテンパってしまって一回行ったお店なのに入り口を探せず迷ってしまった。それでも玄関の素敵なアプローチは写真に残さないとね。
約束時間ちょうどにお店に着いたら店長の是川さんが迎えてくれて濡れた傘も変わりに整理してくれた。結構面倒な形の折りたたみ傘だったので申し訳ない。傘も靴もグループことにまとめて保管してるらしい。やっぱりこういうホスピタリティは一流のお店の証だね。
店内は満席だったけど席の配置をある程度ゆとりをもたせてるのでそれほど狭い感じはない。どちらかというと快適。また、堀こたつの地面が床暖房で温かい。
着席したらすぐ飲み物のオーダーをもらってすぐおでんのメニューを持ってきてくれた。今日はおまかせコースで頼んだけどコースの中のおでんはこの中から一人5品を頼むらしい。相変わらず達筆で読めない字が多い(笑)。
お通し的にホタルイカや車海老、焼き魚などの盛り合わせが運ばれてきたのでとりあえずビールで乾杯!一品一品丁寧に作られていて上品な味付け。関西風の控えめな味加減というのかな。
乾杯を済ませたのでこれから本格的に日本酒へ。まず好みのお猪口を選んで。
飲みましょうか(笑)。最初に頼んだのは福井の黒龍。最近は完全黒龍フィーバーですな。最初の一杯は店長の是川さんが注いでくれた。ありがとうございます!
やっぱりこの徳利と木箱はいいね。家にも一つ欲しい。
その後は刺し身の盛り合わせ。ますます酒が進むね。この日の日本酒は黒龍と磯自慢。
コースの中にはすき焼きも入っていて刺し身を食べる間に調理していただいて刺し身を食べ終わったらちょうどすき焼きが食べごろに!さすがですな。
お肉も美味しかったけどこの玉子がまた絶品でたまらない。肉と絡めて食べると濃厚で甘くて美味しい。今度行ったらどこの玉子なのかちょっと聞いてみよう。
すき焼きの後は焼き魚。うまい!
その後はいよいよおでん。定番のおでんを3つ頼んで残り2つは少し変化球的なものを頼んでみた。
まずは大根。おでんに大根は欠かせない。しかしどうやったらおでんの大根にこんな深い味を出せるんだろ?上に乗ってる鰹節もただものではないね。大根は食べやすいように4つに切られてあった。
次はこのお店ののシグネチャーメニュー、一期玉子!このゆで卵には毎回感動するね。たぶんゆで卵の世界大会があったら十分優勝できるレベルだと思う。美味しい。
次に牛すじ。柔らかくて美味しい。上品な味付け。ここまでは定番のもので
変化球ははまぐりと新わかめを頼んでみた。はまぐりは身がしっかりして大きくて弾力もあって美味しい。汁はあっさりしてお酒との相性もいいね。新わかめは写真を失敗してアップできてないけど普通のわかめより柔らかい触感で春を感じる。美味しかった。
これは他の方が頼んだ竹の子。美味しそう!隣の芝生は青く見える(笑)。
こちらも他の方が頼んだものなんだけどなんだろうね?不思議な形。今度行ったら頼んでみよう。
〆はおでんの汁で作ったお茶漬け。とろろも少しかかっていておでんの風味が濃縮された感じで美味しかった。〆にふさわしい絶品。
最後にデザートの杏仁豆腐とお茶をいただいてコースが終了。ごちそうさまでした!
やっぱり美味しいものは人を幸せにしてくれるね。最後に店長から姉妹店の串揚げのあもんも紹介してもらったので今度行ってみよう。
食事が終わって外に出てみたら、麻布十番の真ん中に桜が咲いていた!既に雨も止んでいてこの絶景をみんなで楽しんだ。早咲きの品種なのかな。こうやって桜も見ることができてなお嬉しい。