いつからかこの時期になると自然と1泊2日の下田ツーリングが決まる。一昨年は3人、去年は4人、今年は5人とメンバーを入れ替えながら1年ことに一人ずつ増えてるね。今年の参加者はパイセンと山本(仮)夫婦、ニューカマーのKamachiさん。
バイクで行くのはパイセンと私、山本(仮)夫婦は車、Kamachiさんは特急「スーパービュー踊り子」号で。もはや下田での飲み会に参加するような感じだね。
とりあえずパイセンとは海老名SA下りで朝9時の待ち合わせ。8時くらいに家を出るつもりだったのに朝6時に目が覚めてしまった。もう少し寝ようとしてもなかなか眠れずそのまま起きて支度をして出発。のんびりゆっくり行くつもりだったが、バイクに跨るとテンションが上がってしまって思うようにならず、結局気持ちよく走ってしまう。
海老名SAに着いたのは8時。約束よりも1時間も早い。天気は曇りで気温も10℃を少し超えるくらいなのでバイクで走ると少し寒い。が、海老名SAはバイクでごった返し。まぁ1年中数少ない気持ちよくバイクに乗れる季節だもんな。
奥のほうまで行ってみてもガソリンスタンドまでバイクがぎっしり停まっていた。仕方ないので照明灯の周りのデッドスペースに無理やりバイクを停める。
時間もたっぷりあるし、とりあえず朝飯だ。海老名SA下りの工事はまだ続いていてご飯を食べれる選択地があまり多くない。いつものこめらく贅沢で鮭といくらの親子茶漬けを頼む。鮭もいくらも新鮮でわさびがいいアクセントになって美味しいけど少し量が多いんだよね。
ご飯の後は時間を持て余してSA内をぶらぶら。海老名SAの屋台スポットはいつも賑やかで祭りな感じが好き。
一人で遊んでたらようやくパイセンが到着して一緒に下田に向かってレッツゴー!
ターンパイクと伊豆スカイラインをつなぐ県道20号が通行止めなので国道135号へ。海岸沿いは所々渋滞してたけどバイクの特性を生かして難なく進む。しかし、Goproで動画も撮ったけど交通量が多くて天気も曇りだったせいであまり気持ちいい動画が撮れてないので割愛。
お昼はリサーチ済みの伊豆高原駅の近くにある「本家鮪屋」。人気店なのは知ってたので開店時間の11時半までに行こうと思ったが、着いたのは11時40分。すでに人集りができたので急いでバイクを停めて店内に行ったらギリセーフで待たずに案内された。私たち以降は並んだのですごくラッキー!
私が頼んだのは「鮪炙づくし丼定食」。中トロいくら丼にしようか迷ったけど折角の「鮪屋」なのでマグロ尽くしに決定!鮪屋というだけあってさすがのお味。脂が半端なくて口に入れると溶けてしまうレベル。
パイセンは定番の「鮪屋定食」。マグロをしゃぶしゃぶして食べるのが印象深い。刺し身も美味しそう。わんぱくなパイセンは大盛りにおかわりまで!ワイルドすぎる(笑)。
ちなみに「金目鯛あら煮」が安かったので一緒に頼んだ。さすが伊豆の食事処、抜かりないね。
もし本家鮪屋へ行かれる方がいたら開店時間の11時半に合わせて行ったほうがいい。あっという間に行列ができてしまってお店を出るころには店の外まで行列ができてた。
バイクもお腹が空いたらしいのでガソリンを入れてから出発。パイセンのKAWASAKI KZ650は40才近いバイク(超えてる?)なのでガソリンをよく食うわんぱくバイクなんだ。パイセンと同じく。
パイセンはスマホのナビを付けない派なので他のところでは私のほうが先頭するけどこの伊豆辺りだと敵なしお庭のようなものなのでいつも先陣を切ってくれる。後ろから付いていって映画「イージーライダー」を思い出す。汚いおっさん二人がバイクに跨りグネグネ海岸沿いを走っていくのも楽しいもんだ。
次の目的地は千人風呂で有名な金谷旅館。このレトロな佇まいがたまらない。
中の設備も古いものと新しいものが共存していて味わい深い。特に窓の木枠が好き。ガラスも年代物が混じっていてそのさり気なさがいいね。
お風呂は千人風呂というだけあって大きくて広々してるけど千人は無理だな。せいぜい百人くらいかな。でも快適でいい風呂だし、いいお湯。長時間のライディングの疲れも取れてすっきりした。これからの飲み会に備えての体力作りはバッチリ!
この旅館の休憩所もまた味があっていい。何気なく花瓶が置かれていてよく道端で見る野花が刺さってあるけどそれがまたいい。木枠の窓から入ってくる光もどこか柔らかくて癒やされる。昼寝でもしてから行きたいところだが、折角の下田、早く飲みたい(笑)。
ホテルの前にいつものQUALITY & TASTY FOODSのスーパーAOKIに寄って買い物。まといの予約は7時半でまだ3時過ぎなので4時間を凌げるくらいのお酒とつまみを買うつもりだったが…
ちょっと買いすぎちゃったらしい。いつも静岡に行くと単純なのでだいたい静岡麦酒を頼むけど初めてちゃんと表記を読んでみたらなんと東京で製造されたものだった!今年一番のショック。地元の酒蔵、富士高砂酒造の日本酒を買ってきたけどこれも山口産山田錦100%のやつ(汗)。まぁ、美味しいからいいか。
パイセンと部屋で飲んで少し休んでたらこの日の勇者たちが全員集まって夜の下田の街を歩いてまといへ。去年も同じようなことを言っていたようだが、初めて参加するKamachiさんに浅い街案内をする。ここが下田のメインストリートね。
またまといの大将に会えて嬉しい。変わらず元気そうで何より!この日は5人ということで個室へ案内された。おやじさんとも話ながら飲みたかったのに残念。
料理もお酒も美味しくて話も弾む下田の夜。やっぱり楽しい。
〆のラーメンは残念なことにいつものさきちさんが店を畳んでしまったのでパイセンが新しく開拓した「下田中華南京亭」へ。下田で夜遅くまでやってるラーメン屋はこの店しかないらしい。パイセンは以前行ったときに「自分より柄の悪いやつがいっぱいいた!」というがよくも人のことが言えるね。
紹興酒に土用干し(?)の梅干しを入れる独特な飲み方。この飲み方も気になるけどあのかわいい狸の徳利も気になるね。梅干し、すっぱいものが苦手なので一杯で十分(汗)。
ホルモン焼きにレバニラ炒め、ラーメンに炒飯まで!ダイエットのことは忘れて体が欲しがるまま炭水化物を食ってしまった。実は後半は何を食べて何を飲んだのか…ホテルにどうやって帰ったのかも覚えてないまま下田の夜が終わってしまった。
みんなで楽しく飲んで美味しく食べたのも残ってるのは満足感だけ!やっぱり下田の夜は楽しいね。
[…] 「凡天」、その名前から天丼な気がした。入ってみるとここもほぼ満席だったけど一人ならカウンターで大丈夫とのこと。カウンター越しで天ぷらを揚げてる大将の後ろ姿から下田まといの大将を思い出す。 […]
いいねいいね