大阪と京都を経て銀座へ進出した鮨 さえ㐂さん。2ヶ月前に予約してやっと訪問できた。
予約時間は18時だったのに10分くらい早く着いてしまった。お店の前で18時まで待つつもりだったのにスタッフさんが出てきて中へ案内してくれた。開店時間まで外で待たせるお店が多いのにそのホスピタリティーが嬉しかった。大将も支度中だったのに笑顔で歓迎してくれた。気さくで面白い大阪のおじさんな感じの佐伯大将は人当たりがすごくいい。スタッフさんもみんな笑顔で明るい感じで大将の人の良さを表してる。
コースはつまみから握りへ進むオーソドックスな構成だけどつまみのレベルが非常に高い。高級和食屋の逸品料理のようで少し塩気があって酒の肴にちょうどいい。握りも赤酢ベースのシャリに最上級ネタの組み合わせで美味しくないはずがない。
またお酒の持ち込みも可能だったので今回は白と赤のワインを2つ持っていった。私をワインの世界に導いてくれた友人との訪問だったのでその御礼と勉強(?)の成果を見せるために今回は自分がすべて用意した。
まず白はアメリカのMarcassin Vineyard Chardonnay 2012を用意した。すごく評判がよかったのと中々手に入らない希少性、また友人があまり飲んだことないようだったのでこれにした。フルーツ&フローラル系のアロマに濃厚だけど甘さと酸味のバランスが非常によくて豊かな味わい。まるでモンラッシェのグラン・クリュのよう。
続いて赤はDomaine Fourrier Griotte Chambertin Grand Cru Vieille Vigne 2016。これがまた衝撃的に旨かった。Marcassinがかなり濃厚という噂があったのでそれに負けないブルゴーニュワインを探してこれを選んだ。Domaine Fourrierのワインが繊細さよりは力が強くて少しワイルドな感じがあったのでこれにしたけど予想を遥かに超えて力強さに加えて繊細さや艶めかしさまで揃えていて非常に魅力的なワインだった。
美味しい料理にいいお酒、いい人々とのディナーは最高すぎる!





































