2022四国九州ツーリング7日目:指宿スカイライン、枚聞神社、南九州、照島、旅館朝陽

前日薩摩半島のツーリングスポットをあれこれ探してもあまりピンとくるものがなかった。仕方ないのでとりあえず朝起きたら指宿スカイラインを目指すことにした。他はノープランで。ちなみに「指宿」を「いぶすき」と読むのを今回始めて知った。なんか可愛い。

6時くらいに起きて支度して7時にはホテルを出た。チサンイン鹿児島谷山から指宿スカイライン谷山料金所までは約5kmとすごく近い!料金所にはすでにバイクが2~3台料金を払うために並んでいた。ナンバーを見ると全部地元の方々。とりあえず指宿スカイラインを走るという選択はあながち間違ってないかも。

大きく続くカーブの高速ワインディングが伊豆スカイラインと似ている。これは走ってて気持ちいい道。まだ早い時間で他の車やバイクもあまりなかったのでのんびりと流した。やっぱりバイクって最高だね!

右側に錫山展望台を発見してすぐバイクを停めた。錫山展望台は駐車場の脇に高台を作って少し眺めをよくしたような施設でまだ登りきってない所にあって右側が山で遮られてちょっと無理矢理感のある展望台だった。それでも車で来た若いカップルが高台に登って桜島を背景に自撮りをしてたので展望台としてちゃんと機能してるのかもね。

錫山展望台から少し進むと今回は左側に須々原展望台が出てきた。ここはもう少しちゃんとした展望台で駐車場とちょっとした公園のようになっていて一番眺めがいい所には記念撮影のためのカメラ台まで設置されてるので位置を決めて一枚。

須々原展望台から見える鹿児島市と錦江湾、桜島が美しい。自分が持ってる鹿児島のイメージはこの写真に一番近いかもしれない。

指宿スカイラインまでしかプランがなかったけど走ってると気持ちよくなってしまってそのまま道なりにずっと走ったら指宿スカイラインが終わって鹿児島県道17号につながったけどこの道がまた気持ちよくて走る楽しさがある。

もうこうなったら終点の指宿まで行ってみようと走ってたら前にミニチュア富士山のような山が見えてきた!気が付いたらその山に取り憑かれたかのように山に向かっていた。

走ってたらまた山中湖のような湖が出てきたのでここで少し休憩しながらちょっと調べたらあの山は開聞岳で標高が924mの日本百名山の一つ、別名薩摩富士と呼ばれてるらしい。またこの湖は池田湖、直径約3.5km、周囲約15kmのカルデラ湖で九州最大の湖らしい。

また池田湖はイッシーのふるさとでイッシー推しが強かった。まぁこれも縁なので一緒に記念撮影。

池田湖から少し進むと立派な神社が見えたので寄ってみた。枚聞(ひらきき)神社。九州に来たら読めない漢字が増えてきたので調べてみたら、交通・航海安全や漁業守護の神さまとされていた。まさに今旅の安全を祈るのに相応しい。

また境内には神馬の像があってより親しみを感じる。枚聞神社を参拝してその御利益で今旅も事故や怪我なく無事終えることができたと思う。

枚聞神社を出てとりあえず照島に向かって北上し始めた。グーグル先生の教えのまま何も考えず南九州の茶畑の中の道を永遠に走った。お茶を焙煎する香りや藁を焼く香り、草の香りなど走っている間たくさんの素敵な香りに癒やされながら長閑な南九州の田園を楽しんだ。

朝は薩摩半島をスキップしようとも思ったけど走ってよかった。全てが愛しくて癒やされる所。

お昼は以前から行きたいリストに入ってた照島海の駅 食堂で。もうどこで見つけたのかも忘れたけど距離的にも位置的にも時間的にもちょうどよかったので行ってみることにした。

食堂に着いたのがちょうど11時、営業開始が11時半なので余裕だと思ったらすでに先客が20組以上いた!時間通りに11時半に営業が始まったけどやっぱり一巡目には入れなかった。しかし、なかなか進まないと思ったらお店の回転がすごく遅かった。12時になっても一巡目の一番最後のお客さんにはまだ料理がきてない。12時10分には新規受付終了。もし休日にこの食堂に行く方はできるだけ早めに行ったほうがよさそう。

12時20分が過ぎてやっと呼ばれて着席。いや、長かった。

頼んだのは数量限定の照島御膳。思ったよりボリュームがあってまた料理の種類も多い!

特に刺身が新鮮で美味しかった。他の料理も素朴だけど一つ一つ丁寧な作りで素材の味が生きていて美味しい。待った甲斐があった。

美味しいご飯を食べて元気が出たので照島神社に寄って参拝。またこの照島そのものがパワースポットらしいのでそのパワーをいただく。

この日の宿は南阿蘇で高速に乗らずこのように長閑な下道、農道でずっと行きたかったが、思ったより遠くてまた北上すればするほど都市も多くて水俣市辺りで渋滞に心が折れて人吉から高速で熊本まで。熊本からはまた熊本の長閑な農道を走って宿まで。

栃木温泉旅館朝陽、ゴールデンウィークの真っ最中の5月4日なのに一泊8,800円に夕食と朝食が付いているあり得ないコスパの良さですぐ予約した。旅館に着いて入り口を探して迷ってたらご主人が出てきてくれて入り口のほうに案内してくださった。また屋根の下に停めさせてくれたので雨の心配もない。

建物は少し年季が入ってたけど部屋はリモデリングで新しくてすごく快適だった。トイレが非常に広いのは多分ユニットバスをトイレのみに変えたからかもしれない。

大浴場も広々して源泉かけ流しの天然温泉で湯加減もよくてまたサウナまで付いていて最高だった。温泉に浸かってると旅の疲れがそのまま溶けていく。いいお湯だった。

夕食は肉料理がメインでボリュームたっぷりのスタミナ食でどこか社員食堂のような雰囲気がある。

それにしてもこの値段で馬刺しまで付いてくるとは!これは嬉しすぎる。美味しい。この栃木温泉旅館朝陽はほんといい宿でまた南阿蘇に行ったら泊まりたい。

鹿児島はあまり事前準備なしで行き当りばったりだったけど長閑な風景にたくさんの癒しをいただいた。

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