2022北海道ツーリング8日目:春国岱と納沙布岬

2022年9月16日(金)

この時期の北海道は平地でも夜は結構冷え込む。焚き火ができなかったのも大きかったかも。湯たんぽを持ってこなかった自分を責めるしかない。

支度を終えて出発したのが8時。やっぱりこのくらい余裕を持って動くのがちょうどいい。今までは色んなことを急ぎすぎた。

旅の後半戦、今日から天気が下り坂のようなのでここでキャンプグッズは先に家に買ってもらう。いつものクロネコヤマトさんに荷物を託す。30キロくらい軽くなってバイクの乗り心地が全然違う。

国道243号線で南下して厚床から国道44号線に左折して根室方面に少し進むと左側に風蓮湖が見えてきた。もうこの景色だけでも圧倒されそう。野付半島にも近い雰囲気がある。これは期待できそう!

春国岱に渡る橋の前から動画を撮ってみたけど思ったより道がすぐ終わってしまって拍子抜けだったが、風蓮湖にかかってるこの小さい橋が情緒があって素敵だった。橋を渡るときにすれ違ったライダーの方以外に誰もいなかった。

春国岱はくーたさんのブログで初めて知ったけど写真を見た瞬間にこれは絶対好きな場所と分かった。逆になんで今まで知らなかったのかが不思議。くーたさんに色々情報をいただいてここは必ず行くと決めていた。

途中木道が壊れてる所があって管理用の道路に迂回して歩いて行くと春国岱の独特な雰囲気に飲まれて色々痺れてきた。また春国岱には誰もいなくてこんな絶景を独り占めする贅沢を味わえた。

死と生が共存していて海と湖、湿地と草原と森、アカエゾマツの枯れ木とエゾシカたち。世界の果てがここにもあった。鹿たちは人に慣れてるのかあまり怯える感じでもなく悠々自適に草を食べていた。多分人は向こうに行けないのを知ってるらしい。

北海道にはまだ自分が知らない所がたくさんあって来る度にこのような素晴らしい経験ができてまたよりはまっていく。本当に沼だね。

春国岱の後は根室の納沙布岬へ。2018年初めて北海道に来て納沙布岬に向かう途中にサイレントヒル並の濃い霧のせいで諦めて引き返した悔しい経験にリベンジしたかった。

この日は曇りではあったが、霧は全く無くて納沙布岬まで海沿いの道道35号線を快適に走っていった。霧がないとこんなに走りやすいのにね。PIAAのフォグランプはあの根室の霧の時の影響が大きくてトライアンフ横浜港北の大澤さんに無理を言ってセロー専用のやつを付けてもらったやつ。今回は幸いにもその出番がなかったが、せっかくなので納沙布岬でフォグランプを付けて記念に写真を残す。

納沙布岬で検索するとよく写真が出てくる「四島へのかけ橋」。写真だとその大きさがよく分からなかったが、実際見てみると高さ13mに幅が35mの大きさの巨大なモニュメントでかなりの迫力があった。北方四島への気持ちの重さが窺える。

ちょうど昼時だったので納沙布岬を出て以前から行ってみたかった「かに屋 めし屋 大八」へ向かった。着いてみると駐車場はもうお客さんの車でいっぱいだったのでお店の前に止めてもらった。店内もお客さんでいっぱいで、ほぼ地元の親しい方同士だったらしくてお店のお母さんも一緒に和気あいあい盛り上がっていた。言葉通りの「アットホーム」な感じで和む。

大八名物のカニラーメンを食べるつもりだったが、壁の「限定メニュー 花丼(花咲蟹)」張り紙を見て即決定。どうしても「限定」に弱い。カニはふっくらと太くて甘みが強い。外子も食感が生きていて美味しかった。それなりに北海道をいろんな所に行ってみたけど花咲蟹の丼はこれが初めてで強烈な美味しさがあった。あ、写真には写ってないけど花丼と一緒に出てくるカニ汁もすごく美味しかった。

もしこの「花丼」に出会ったらぜひ食べてほしい!

花丼を食べていたらお母さんが貼るカイロをくれた。これから天気が崩れそうだし、バイクで走ると寒いだろうからと。正直そこまで寒くはなかったが、その気持ちが嬉しかった。

一人で贅沢しているのが申し訳なくて家族にも花咲蟹を送っといた。届いたらみんなですぐ食べてねと。

ご飯の後は霧多布岬へ向かった。霧多布岬も前回の旅では霧であまりちゃんと見れてなかったので。霧多布湿原沿いを走ってたら遠くに白くて大きい鳥が見えてきた。もしかして丹頂鶴なのでは!?実は野生の鶴は今まで一度も見たことがなくて結構テンションが上がった。残念ながらこれ以上近づくことはできなかったが、見れただけでラッキー。あ、やっぱり望遠レンズ欲しいな。

霧多布に渡って道凡霧多布線を走っていくと道の左右に広がってる草原に立藩な馬が放牧されていた。写真を撮ろうとバイクから降りて歩いていくと馬たちが近くまできれくれた。ユルリ島の馬たちとも何かしら関係があるのかな?

馬たちと別れて少し進むと霧多布岬に到着。え?こんな感じだったけ?記憶の中の霧多布岬と結構違っていてびっくりした。前回は霧が多かったせいもあると思うけど詳細が結構違うね。あ、もしかすると前回行ったのは「霧多布岬展望台」で今回が「霧多布岬」なのかもしれない。

駐車場から霧多布岬までは思ったより距離があったが、いい運動になったと思う。風もあって長く歩いてもそのなに暑くなかったし。今まで靄がかかってた霧多布岬のイメージが今回の旅でクリアーになった。

人はなぜ岬に行きたがるのかは未だに謎だけどね。

せっかくこの辺りまできたので厚岸名物の牡蠣を食べに厚岸漁協直売店エーウロコに寄ってみたが、コロナの影響でイートインコーナーを中止していて食べることができなかった。新鮮で大きくて美味しそうな牡蠣を安く売っていたのでかなり残念!

プランBの道の駅厚岸グルメパークへ。まぁ、プランBというかどうしても牡蠣が食べたくて牡蠣が食べれる所を必死で探した。ここの道の駅はレストランが充実していて他の観光客やライダーで賑わっていた。

まだそれほどお腹は空いてなかったので1階にあるオイスターカフェでマルえもんの生牡蠣2個セット(600円)を注文。美味しいのは美味しかったが、開けてから少し時間が経てたらしくて瑞々しさが足りなかった。それでもマルえもんの牡蠣を道の駅で手軽に食べられるなんてすごい。

念願の厚岸牡蠣も食べたので道の駅を出て国道44号線を走って最終目的地の釧路へ。しかし、釧路へ行く道は交通量が多くてかなり渋滞していた。道東にある車やトラックが全部釧路に向かってる感じ。久しぶりの渋滞に体力が削られていく。

久しぶりの大都会にビビりながらやっとの思いでスーパーホテル釧路天然温泉に到着。スーパーホテルチェーンは今回が初めてだけど全体のシステムに無駄がなくよくできてる。このくらいでちょうどいいと思う。何より安いしね。

とりあえず1階のコインランドリーで溜まった洗濯物を回してから風呂に入ってきたら、ほぼすべてのTシャツを洗濯してしまって着替えがなかった。

まぁホテルは釧路駅の前だし周りに何かしらTシャツを買えるお店があると思って軽い気持ちで散歩がてらに回ってみたが、なんと服が買えるお店が全くない!みんなどうやって生活してるんだろう…

仕方ないのでTシャツは朝着てたやつをそのまま着る。

夜は以前一緒に働いた映像クリエイターの伊藤広太さんと天ぷら料理さくらさんで会う約束をしていた。彼は北海道稚内出身で何年か前に東京での生活を整理して北海道に戻って映像クリエイター、特にドロンのスペシャリストとして旺盛な活動をしている。この日はたまたま釧路の近くで撮影の仕事があったので運良く会うことができた。

天ぷら料理さくらは道東の天ぷら名店で、大将の朝日隆仁さんの北海道出身で北海道産食材にすごいこだわりを持っているらし。自分で直接山に入って食材を取りに行ったり、船を出して魚を取りに行ったりと。

また料理は天ぷらだけではなくて刺し身もあってお酒を楽しむのにちょうどよかった。レベル高い日本酒がたくさんあってグラスワインも充実してたので呑兵衛にはもってこいのお店。

久しぶりに会う友人と美味しい料理にお酒を一緒に飲みながら話も弾んで楽しい夜だった。今度は伊藤さんにドロン教えてもらおう。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中