2022四国九州ツーリング0日目:東九フェリー

やっと2019年マシントラブルによって強制終了してしまった九州ツーリングのリベンジの時がきた!すぐ終わると思ってたコロナも3年を超えて未だに完全には収束してないが、自由に旅行に行けるようにはなってきた。

予定をはっきり決めず「行けたら行く」スタンスで準備を進めてきたが、1ヶ月前から四国九州ツーリングがかなり現実味を帯びてきたので車検を目処に本格的に準備を進めた。

その中でラジエーターからのクーラント漏れを見つけてホースやキャップの交換などを行ったが、完治せず高速などを走ってエンジンに負荷がかかるとラジエーターから細く吹き出すようにクーラントが漏れるのを確認したのでトライアンフ横浜港北の大澤さんと相談してラジエーターそのものを交換することにした。時間的に余裕があまりなくて一番完全な策を選んだが、イギリスから送られてきたラジエーターがなんと成田空港で何日も止まってしまって結局トライアンフ横浜港北に届いたのが出発日の朝!

朝一トライアンフ横浜港北に行って大澤さんに対応してもらってラジエーター交換が完了したのが12時半。フェリーが19:30出発なので余裕が出てきた。この旅を可能にしてくれた大澤さんに感謝感激雨あられ!

家に戻って荷物をチェックして最終的に荷造りを終えて少し余裕を持って東京港フェリーターミナルへ向かった。前回の北海道ツーリングの時より荷物を減らしたつもりだったが、まだまだ重い。まずこの荷物に慣れるまでゆっくり、ゆっくりと中原街道を走り出す。平日の午後で道が空いていてよかった。首都高に乗ってから完全に感覚を取り戻せた。相棒のコンディションも絶好調でエンジンが気持ちよく吹き上がる。

東京港フェリーターミナルに着いたのが17時。この時間にすでに5、6台バイクの先客がいた。実はGW前日の28日のチケットを買いたかったが、負けてしまってあっけなくまたその前日の27日のを買った。有休をもう一日使うことになってしまったが、仕方ない。多分この日出発する方の中では同じ状況の方も多いはず。

天気のせいなのか待合スペースが少し沈んで見える。やっぱり天気って大事だな。ちなみに東京港フェリーターミナルは自販機以外に何もないので軽食や医薬品、消耗品など必要なものは最寄りのコンビニとかで買ってきたほうがいい。ここまで来る途中結構汗かいてしまったのでフェリーターミナルにコンビニがあったらファブリーズを買おうと思ったらコンビニそのものがなかった。

出発1時間前くらいに乗船だと思ったらこの日は結構早くて17時40分を過ぎたらバイクの乗船のアナウンスが流れた。乗るのはバイクが一番先で降りるときはその逆だった。できれば反対がいいけどね。真横から見ると少しはダイエットできたような気もする。

部屋は相部屋で階段式の2段ベッドになっているが、普通の乗船客はそれほど多くなかったので2段ベッドに一人ずつ入る感じだった。それで思ったより広くスペースを使えたので楽だった。とりあえず荷物を打ち込んでお風呂へ。

お風呂は時間の制約がなく24時間使えた。これはいいね。バイクが一番先だったのでお風呂に人もあまりいなくてゆっくり浸かることができた。さっぱり!

風呂のあとはご飯かな。残念ながらオーシャン東九フェリーには食堂がなくて自動販売機で冷凍食品を買ってレンジでチンするスタイルだった。新日本海フェリーのビュッフェスタイルの食堂が恋しい。商船三井フェリーの食堂もいいけど個人的には新日本海フェリーの食堂が一番好き。

あ、これ書いてたら色々思い出して新日本海フェリー乗って北海道行きたくなっちゃった…

悩んだ末にガパオライスを選んだが、まぁまぁだった。まぁ明日からが本番だし、ここで盛り上がって飲みすぎてもあれなのでこのくらいがちょうどいいかもね。

思ったより船の進みが遅くて21時くらいにやっと富津岬辺りを通過した。窓の外の風景を見るのも飽きたのでビールを2本くらい飲んでから眠りについた。

バッテリー交換

先日トライアンフ横浜港北のLINE公式アカウントからバッテリー交換キャンペーンのお知らせがあったので早速電話で予約を入れた。(予約もLINEでできてほしいな)

2017年4月納車されて約4年間33,000kmを走る中まだ一回もバッテリーを変えてないのと最近エンジンをかけるときにセルがあまり元気に回らなかったのでもうそろそろ変える時期かなと思ってたのでちょうどいいタイミングだった。

トライアンフ横浜港北さんは朝10時から営業開始なのでその時間に合わせてのんびり支度してバイクのエンジンをかけたら…まったくセルが回らない(汗)。バッテリーが上がるタイミングが良すぎる。

でも焦らなかったのは以前念の為にバイクバッテリー用の充電器を買っといたから。買って1年くらい箱も開けず放置しといたけどちゃんと使うチャンスがきてよかった。

メルテックプラス全自動パルスバッテリー充電器というやつで、Amazonのバイクバッテリー充電器部分のベストセラーでユーザーレビューが多くて安かったので購入したけどやっぱり間違いなかった。さすが使い勝手がいい。

とりあえず30分くらい充電してからエンジンをかけてみたらしっかりセルが回ってエンジンがかかった!これで安心だと思ってエンジンを切ってシートを付けてから再度エンジンをかけようとしたらまたセルが回らない(汗)。30分充電では一回しかセル回せないのか!また15分くらい充電してからエンジンをかけてみたらちゃんとかかったので今回はエンジンを切らずそっとシートを付けてそのままバイクに跨ってトライアンフ横浜港北さんへ!

途中エンストしたらそのままバイクを押して行く羽目になっちゃうから細心の注意を払いながらの安全運転でなんとか無事到着。

トライアンフ横浜港北さんはコロナ感染対策を徹底しているので安心して寛げる。またイケメンスタッフさんが淹れてくれるコーヒーは最高に美味しい。コーヒーを飲み終えたらもうバッテリー交換が終了!さすがトライアンフ横浜港北クオリティー。

バッテリーを変えたら先ほどのエンストしちゃいけないという緊張感がなくなったせいなのか走りが楽しい。またこれで安心してツーリングに行ける!

BEINN GLOVES

いつの間にか春が終わり、もう夏が近づいてる。去年は阿蘇でのマシントラブルで春の一ヶ月間離れ離れになってしまって、今年はコロナで春が飛んでしまった。それでもコロナが収束してバイクで出かけられる日に備えて準備を進めてる。

3年前に買ったJRPのパンチングレザーのグローブがボロボロになって色落ちも激しかったので夏用のグローブを新調することにした。自分の趣味的にはパンチングレザーなんだけど実際使ってみると夏場での効果はそれほど見られなくていつも手汗でびしょびしょ(多分これが色落ちの原因かも…)だったので新しいグルーブはメッシュに決めた。

Motorimodaで販売してるhelstonsのメッシュグローブがシンプルでカッコよくてよさそうだったけどスマホのタッチに対応してなかったので却下。スマホを頻繁に触るわけではないけどたまに走行中にスマホのタッチが必要なときにそれができないとかなり面倒だったりするのでここはあえて機能性を重視したいところ。

こういう時はトライアンフのオリジナルギアで決めたほうがいい。あまり知られてないかもしれないけどトライアンフのライディングギアってデザインはもちろん優れた機能性を持っていてかなり快適。

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いつものトライアンフ横浜港北さんで手に入れたのは「BEINN GLOVES」。表面が全面メッシュなので風がよく通って涼しそう。

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基本シンプルで機能性をいかしたデザインだけど手首のところにワンポイントのユニオンジャックがロゴよりも派手に存在をアピールしてる(笑)。より派手にユニオンジャックで決めたい方には「FLAG MESH GLOVE」だな。

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以前のモデルと違って指の裏側を独特な形で縫っていてちょうど手の自然な形を再現してるのでグリップを握るのが楽。よく考えられて作ってる!もちろんスマホのタッチにもちゃんと対応してる。さすがトライアンフ!

後はコロナが収束するだけだな。

brembo

普段乗ってるときはそれほどThruxton1200の制動性能に不満がなかったけど北海道など荷物をたくさん載せてのロングツーリングやスピードが出てた時の急停止の際にはノーマルブレーキに少し心細さを感じたのは事実。最初からThruxton1200Rにすればよかったかもしれないけど無印のほうがどストライクだったので仕方ない。

バイクに乗れば乗るほどブレーキの重要性がよりわかってきて少しでも性能がいいものを付けて万が一の事態に備えたかった。色々調べてもThruxton1200のブレーキアップグレードに関する情報を探せなくて半分諦めてたところ、イタリアのFreeSpritsという会社からThruxton1200用のbrembo kit(Front, Rear)を製造販売してるとの情報を入手した。なんて変態な会社なんだ!(最高の褒め言葉)

早速トライアンフ横浜港北の大澤さんに相談してパーツの調べや入手をお願いして動いていただいたけどコロナの影響でイタリアからの荷物がなかなか日本に届かない。2月に注文して4月にやっと到着、ちょうど車検と同じタイミングだったので一緒にお願いした。

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こちらがフロントの方。ノーマルの310mm径ツインディスク、2ピストンフローティングキャリパーを340mm径ツインディスク(NewFrenのフルフローティング)、brembo製4ピストンチタニウムキャリパーにアップグレード。

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リアは、ノーマルの220mm径シングルディスク、 2ピストンフローティングキャリパーを300mm径フルフローティングブレーキローター、brembo製4ピストンチタニウムキャリパーにアップグレード。

念願叶ってこれ以上カスタムはもうないと思った矢先、フロントブレーキの感覚が想像したものと違う(汗)。ブレーキレバーの遊びが大きいというか全体を100にすると80くらいが遊びで残りの20くらいからブレーキが効いてくる感覚だった。より鋭いブレーキの効きを想像してたのでなんだか拍子抜け。

大澤さん曰く、ブレーキの容量が2ピストンから4ピストンと2倍になったのにマスターシリンダーの容量がそれに付いていけないから生じる問題らしい。これを改善するにはThruxton1200Rのマスターシリンダーに交換する方法があるけど1200と1200Rではハンドルの径が違うのでハンドル全体を交換する必要があるらしい…。とりあえず見積もりをお願いしといた。こうなったらハンドル周りを全部rizomaに変えてしまうのもあり?

PIRELLI SCORPION TRAILⅡ

タイヤを車検と同じタイミングでPIRELLI SCORPION TRAILⅡに交換してもらった。

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実はこのタイヤをトライアンフ横浜港北さんに注文したのは去年の7月で、北海道ツーリングの後に交換するつもりだったのが、北海道でのタイヤの減りが思ったより早くて中標津のOASISさんで在庫があったPIRELLIのANGEL STに交換してもらったのでSCORPION TRAILⅡはしばらくお預けだった。

ANGEL STもいいタイヤだったけど乗り方が悪いのか右側だけが偏摩耗してて九州ツーリングに備えて去年の北海道の時のようなことは起こすまいとトライアンフ横浜港北の大澤さんと相談して今回交換することにした。

しかし、コロナの影響でもう九州ツーリングは見送りに…でもカッコいいタイヤに交換してもらったからいいんだ。

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実は最初オーダーしたのはMETZELER TOURANCE NEXTだったけどもう生産中止になってたのでそれと特徴が似てるSCORPION TRAILⅡにしてもらった。TOURANCE NEXTはオンオフのバランスが非常によくて好きなタイヤだったので残念だが、このSCORPION TRAILⅡもパターンがカッコよくてオンロードだけじゃなくてオフロードでも実力を発揮しそう。