2022北海道ツーリング4日目:日本最北端

2022年9月12日(月)

窓から注がれる光で目が覚める。どこからか鳥の鳴き声も聴こえてくる。なんの鳥だろう?大きい窓から見える何気ない雑木林が今自分がどこにいるのか分からせてくれる。時計を見るとまだ5時前、やっぱり北海道の朝は早い。

何時から寝たのかはよく覚えてないけど20年ぶりに手にしたダンス・ダンス・ダンスは昨日読んだかのように詳細に至るまでよく覚えていた。残念ながらいるかホテルの部分で寝てしまったけれど。いつかまた青い星通信社に行って続きを読みたい。

朝食は7時にいただく予定だったのでとりあえず外に出てみた。空気が気持ちいい。宿の隣に白樺の林があってここが北海道ということを強調してる。なぜか分からないが、白樺の木が好き。

宿から約200mの所に紋穂内駅跡地があるので行ってみたら何も残ってなかった。除雪の妨げになるから更地にしたらしいが、なにか一つ記念になるようなものがあってもいいのでないかと思ったけどここまで駅の跡地を見にくる人ってそんなにいないか。

土手から見える大きい木を印に歩いていったら約200mくらいで土手の道が終わっていた。そこから先はJRの線路管理用の敷地らしい。

見渡すかぎり人工的なものがあまりない。人もいない。これだけ広い空間に一人でいられる。この何もない贅沢。

できれば天塩川にも触れてみたかったが、川へアクセスできる道を探せなかった。星野さんに聞いたら釣り人が使う道があるらしいけど正確にどこから行けるのかは星野さんも分からないらしい。

紋穂内橋を渡って国道のほうに行ってみるとトウモロコシ畑が広がっていて遠くに民家が見えてきた。近所のスーパーでたまに買える北海道産のトウモロコシももしかするとここから来てるのかもしれない。

宿に戻ると星野さんが朝食を用意してくれた。なんとオシャレでヘルシーな盛り付け。もう見ただけで美味しさがよく分かる。

またこんがり焼かれた食パンがたまらない。この二日間はキャンプだったのであまりちゃんとした朝ごはんを食べてなくてこういう朝ごはん嬉しい。

支度して荷物をバイクに運んでたら星野さんが宿の看板猫アオちゃんが来てるのを教えてくれた。アオちゃんは野良猫だけど決まった時間に来て食事を取って日向で昼寝をしてまたどこかに出かけるらしい。アオちゃんに会えて嬉しい。

アオちゃんと星野さんらに挨拶をしてまた流離いの旅へ。

前日来た道をそのまま戻ってまたオロロンラインへ。去年とほぼ同じ所にバイクを停めてオトンルイ風力発電所で記念写真を撮った。2023年4月から建て替えの工事が始まるらしくてこの景色を見られるのは今年が最後。

お昼はノシャップ岬の漁師の家という食堂で食べたかったが、あいにくの定休日で去年と同じく樺太食堂へ。昨日蛇の目寿司で高くてウニ丼を食べれなかった反動でなのか二段式生ウニ丼という代物を頼んでしまった。これがすごい量で名前通りにご飯の中にまたウニが一層入っていた。それなりに頑張ったが食べきれず…申し訳ない。次からは大人らしく普通のうにいくら丼食べます。

ご飯の後はそのまま稚内山林公園キャンプ場へ。ここは無料キャンプ場なのに広々して快適でトイレや洗い場も綺麗に管理されてゴミまで捨てられる!やっぱりこういう所で北海道の懐の深さを感じる。

さっさと設営を終わらせて3日間溜まった洗濯物を洗いにコインランドリーへ。美深町で洗濯したかったけど町にコインランドリーがなくてできなかった。普段当たり前と思ってることが一歩外に出てみると当たり前じゃないことが多い。コインランドリーで洗濯を回すと終わるまで約1時間かかるので宗谷岬まで行ってくるとちょうどよさそう。

まずは白い貝殻の道から。

この道はいつ来ても気持ちがよくて走ってるとその景色の綺麗さに心まで洗われるような気がする。月曜日というのもあってほぼ貸し切りでこの絶景を楽しんだ。

白い道から宗谷岬に降りていくと道の両側に広がる宗谷丘陵がまた美しい。

あっという間に日本最北端の宗谷岬まで。この白い道から宗谷丘陵を走って宗谷岬まで行くコースはいつ走っても気持ちいい。雲が多かったせいなのかサハリンは見えなかったが、まるでこの宗谷岬の主のようなカラスと記念碑との写真が撮れたのでよしとする。

稚内市内のコインランドリーに戻ったらちょうど洗濯が終わっていたので洗濯物を回収してそのまま稚内温泉童夢へ向かった。

この宗谷温泉童夢も日本最北端の温泉らしい。観光よりは地元の方が集まる憩いの場だった。仕事を終えた漁師の方が多かった。施設は少し年季が入ってるけど広々していろんな種類の風呂があってサウナまである。また露天風呂からは海と利尻島、また夕日まで見れて最高に癒やされる景色だった。

キャンプ場で焚き火がしたくて近くのニコット稚内宝来店へ行ったら薪の取り扱いはないと言われて薪を求めて稚内中を探し回ってDCM稚内でやっと手に入れることができた。稚内ではDCM稚内が一番規模が大きくて取り扱う商品も多い。

薪を手に入れるのに時間かけてしまったので晩ごはんはセイコーマートでホットシェフの月見やきとり丼を買ってきた。さすがホットシェフ!サッポロクラシックとの相性もよかった。手抜き飯でもキャンプで食べるとそれがまた別格。

ご飯の後は苦労して買ってきた薪をひたすら燃やすだけ。これだけでもこんなに楽しい。

2021北海道ツーリング1日目:一気に宗谷岬まで

目を閉じると時々北海道の道が浮かぶ。その道端の木々のことや空、風、匂い、路面の音、それは千歳の道道16号だったり、オロロンラインだったり、知床峠の時もあるし、道道123号別海厚岸線の時もある。今まで走ってきた色んな道を思い出すが、時間とともにどんどん現実味を失っていく。今回の旅でそのふわっとしたイメージに変わってくる記憶をより鮮明なものにアップデートしなきゃ。

目が覚めたのは3時半くらいだったのかな?起きると同時に予定時刻通りに4時半に小樽港に入港するとアナウンスが流れた。急いで支度をする。そんなに散らかした覚えはないけどなんだかんだ時間がかかる。9月後半の北海道なので防寒対策をしっかりする。しかし、インナーにヒートテックまで重ね着過ぎて、車両デッキに移動するだけでも大変。またトラックが先に出てバイクはその後なので待ってる間にデッキ内に熱気が籠もって暑くてどんどん汗が流れる。早く北海道の空気が吸いたい!

やっと順番が来て、いよいよ北海道上陸!程よく冷えた空気が気持ちいい。やっと北海道に戻ってこれた。もうこれからの旅への期待で胸が膨らむ。

初日のプランはとにかく北へ!オロロンラインを走ってそのまま稚内まで行く。思う存分北海道の道を堪能したい!

ストイックに北へと走っていくとそういう思いをしているのは自分だけではないことがよく分かる。同じ船に乗ってきた方々と一緒に走ったりセコマで遭遇したりしながら一緒に北へ向う。ただ同じ船に乗って同じくバイクに乗ってるだけなのにこの連帯感はなんだろう?

最後にオロロンラインを走ったのは3年前なのに小さいことまで記憶が蘇ってくる。多分自分にとってかなり強いインパクトのできことだったかもしれない。もう楽しくて仕方がない。

3年前は天塩で国道232号をそのまま直進してしまって本当のオロロンラインを見落としてしまった。後からそれを知ってどれほど後悔したものか…やっと雪辱の時がきた!今回は細心の注意を払って天塩で左折して道道106号へ。

そこには自分が北海道で求めるものすべてがあった。走っても止まっても見渡す限りすべてが美しい。ずっとこの道を走っていたい。

オトンルイ風力発電所からもう少し北へ進んだら北緯45度のモニュメントが出てきた。これはネットでよく見るやつ。記念写真を撮ってたら同じ船で北海道にきたオフローダー乗りのお兄様がいらっしゃったので写真を撮ってあげたり撮ってもらったり。

順調に進んでノシャップ岬まで。ノシャップ寒流水族館前の広場にエゾ鹿が悠々自適に草を食べていた。いかにも北海道らしい風景が心が和む。

せっかくなので例のイルカの写真も撮ったり。

お昼は念願の樺太食堂!少し早い時間だったが、ライダーの先客がいた。よく見たら皆さん同じ船で来られた方々だった。行く方向によって初日は大体同じルートを走りがちだよね。

せっかくなので欲張って生うに三色丼を頼んだ。味はもちろんのことまたこのビジュアルがたまらない!

ノシャップから稚内市内までは近いのでご飯食べてのんびりしたのに13時に稚内に着いてしまった。稚内の旅館山一を予約したけどチェックインが16時からで早く着きすぎた。仕方ないのでとりあえず旅館に向かって女将さんに荷物の預かりをお願いした。

荷物がないだけで全く違うバイクのように感じる!身軽になってまず向かったのは稚内港北防波堤ドーム。前から行ってみたいと思いながらなぜか行ってない。昔はその下でよく野営などをしてたらしいけど今は工事をやってるのか野営できないようにしてるのか中がフェンスで囲まれてる。

その後は白い道!稚内からここまで行く道も走る楽しみがあって気持ちいいが、この白い道にはそれを上回るなんとも言えない不思議な魅力がある。北の国なのに南国のような情趣もある。

以前来た時は白い道を少し楽しんですぐ引き返したのでこの日は宗谷丘陵まで行ってみた。牧草が広がってる傾斜地と白い道、遠くに勢いよく回ってる風車たち。この非日常的な風景がたまらない。

白い道をそのまま走っていったら宗谷丘陵が広がっていた。阿蘇とも似てるこの風景が心を癒やしてくれる。

宗谷丘陵から降りていくと日本最北端の地宗谷岬が現れる。あまり人がいなかったので独り占めして思う存分セルフタイマーで自撮りを楽しんだ。普段あまりこういうことしないけど北海道ではたまにやりたくなるんだよね。何かしら自分がここにきたことを記念に残したい。

宗谷を楽しんでたらチェックイン時間になったので旅館へ。初日の宿をこの旅館に決めたのは翌日朝早く離島へ行きたかったから。しかし、他のホテルという選択肢もあったが、ここの晩ごはんが美味しくて量が多いという噂を聞いたから。

カニだけではなく刺し身や天ぷら、煮魚に稚内名物のタコしゃぶしゃぶまで白飯食べなくてお腹いっぱいなるくらいの量と美味しさだった。

それに美味しいお酒まで!男山の稚内限定最北航路!

もう初日にして最高すぎる。

2018北海道ツーリング4日目:宗谷岬、エサヌカ線、オホーツクライン

今日も朝5時くらいに目が覚めてシャワー浴びて5時半から撤収作業に取り掛かった。撤収にも結構時間がかかるけど(むしろ設営より時間かかるかも)嫌いではない。一つ一つキレイに片付けてると一つの儀式に近い感じがするね。

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昨日お世話になったサイトもこんな感じになにもなかったかのように整理する。本当にこの「道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場」はオススメ!なんかね。これで儲かってるのか、ちゃんと経営できてるのかちょっと心配。どうかこのキャンプ場が長く続けられますように。

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キャンプ場を出てまず最北端宗谷岬へ向かった。どんよりした空が心配でもあったけどここに止まった理由は…

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これです。風車です。海沿いには結構あるんだね。新しく建設されるものもあってエコですな。

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最北端のセイコーマートに寄って朝ごはん。

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このホットシェフ(合ってる?)のナポリタンを食べてみたかった。正確なナポリタンの味。美味しかった。

宗谷岬の前に白い貝殻の道へ。宗谷国道から右折する所がわかりづらくて戸惑ったけど坂を登っていくと白い貝殻の道が出てくる。

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やっぱり絵になるね。

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もっと白いと思ったけど若干グレーに近い白だね。晴れてたらもっと白く見えたかもしれない。カッコいいと思ったのでとりあえず寄ってみた。

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ここでも自撮りの遊びをしてたら丘の上から視線が感じられて見てみたら鹿の家族がじっと見てた。まぁ不思議に見えるのも仕方ない(汗)。

海を見ながら坂を降りていくのも気持ちいいね。

朝はどんよりしてたのに晴れてきて最高に気持ちいい。この稚内から宗谷岬に行く道も素敵だね!

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朝早かったのでそんなに人がいなくて快適。

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近くで写真を撮ってたお兄さんに頼んで写真を撮ってもらった。顔がよく見えないけどいい記念になりそう!

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知らなかったけど宗谷岬へ行ってみたら、間宮林蔵の銅像はクールな視線で記念撮影をしてる観光客を見ていた…

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スラクストンも記念に一枚。

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最北端のガソリンスタンドでガソリン入れて証明書もらった。なんも言わなかったけど領収書と一緒にくれた。

宗谷岬からエサヌカ線まで行く道は本当に美しくてもし天国があるんだったらきっとこういう景色だろうと思った。走ってると胸の深いところから上がってくるものがある。言葉ではあまり説明できないけど感動に近いものがあった。

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あまりにもキレイだったのでバイクを止めて海岸に。北海道ではいいなと思ったところに結構な確率で駐車場が設置されてるね。わかってらっしゃる。

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海もすごくキレイだ。二日前の大しけの海がうそのようだ。美しい。

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あの遠くに見える島がサハリンなのかな?

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皆さん、楽しく走ってますね。北海道では一行ではなくてもたまにこのようにマスツーの状態になるときがあるね。それもそれで楽しい。

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道の駅さるふつ公園でトイレ休憩。本当に北海道の道の駅って商売気があまり感じられないね。トイレ以外なんもないところが多い。

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ここにはまたキレイで広いキャンプ場が併設されてある。本当にいいキャンプ場がいっぱいあるのに快適にキャンプできるシーズンって短いだろうな。

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エサヌカ線、ずっと一直線の道が続く。遠近感が狂っちゃうね。

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北の大地という言葉がよく似合う。

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見渡す限り一直線。

気持ちいい。

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素敵な森があったのでスラクストンと記念撮影。北海道の森ってどこかロシアの森と近い感じがする。木の種類が近いかもね。

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走ってたらまた風車を発見。かなり大きかったけど写真で見るとその大きさがあまり実感できないね。

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風車の写真を撮ってふっと振り向いたら海を背景にスラクストンがあったのでこちらもまた一枚。

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北緯45度。ネットで見た北緯45度モニュメントとは違うね。

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ウスタイベ千畳岩。看板があったので気になって行ってみたけどそれほどでもない。

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以前novotelさんのブログで見た丸繁ささき水産。家族へのお土産を買うために寄った。

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毛ガニとホッケなどを買って家に発送した。奥様に報告したらすごく喜んでくれた。このように一人旅を許してくれた家族に感謝。

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途中寒いしお腹が減って寄った道の駅おうむ。小さい売店はあったけど食堂はなかった。

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LS北見はあったけど…

とりあえずここでインナーダウンを着た。なんでこんな寒いんだろう…10度ないんじゃないかな?関東の真冬なみに寒い。これは大げさではない。

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途中あまりちゃんとした食堂がなかったので結局紋別にあるツーリングマップルオススメのまりーさんの木というお店にいった。

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カニチャーハンが人気というので頼んだけど量が多かったね。でも味はしっかりしてて美味しかった。

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二日目の雨のせいでチェーンのオイル気がなくなってるし少し錆びてきたので紋別の吉田モータースに行ったけど息子さんがいないのでみてあげられないというのでとりあえずチェーンオイルを購入。

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ちょっと不思議なチェーンオイルだったけど大丈夫かな?

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今日の宿は紋別プリンスホテル。普通のビジネスホテルだけどBooking.comのイベントでめちゃ安く出てたのでそのまま予約。

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必要最低限の装備だけど清潔感がある。寝るだけなのでこのくらいでちょうどいい。

ちゃんと休んで明日また楽しく走ろう。明日は少し暖かくなるといいね。