タグ: 野付半島

  • 冬の道東旅

    冬の道東。そこはずっと、自分にとっての聖地だった。 去年の12月、「ポンニクルの森に入れるのは冬だけ」という事実を知る。もう、行くしかなかった。

    紹介を受けた佐々木さんに連絡し、瞬く間に1月のツアーへ申し込む。空路も宿も、考えるより先に手が動いていた。 旅とは、つまり勢いだ。

    羽田を立てば、中標津までは1時間半ほど。 いつもは大洗まで走り、船に揺られ、そこから時計回りに北の大地をなぞって辿り着いていた場所。 その距離が一瞬で縮まる感覚は、不思議ですらある。

    高度を下げると見えてくる深い森。その風景は、ヘルシンキのそれに重なった。

    空港からレンタカーのオフィスへ直行する。 視界には、すでに舞い始めた雪。

    凍てついた路面に一抹の不安を覚えたけれど、用意されていたのはレヴォーグSTIだった。 その頼もしい佇まいに、少しだけ強気になれる。

    今夜の宿は、半島の付け根に佇む「ポンノウシテラス」。 野付そのものに泊まれるという事実だけで、胸が高鳴る。

    荷物を解くのもそこそこに、トドワラへと急いだ。 冬の道東は、一日が短い。午後4時を回れば、もう夜が訪れる。

    その早すぎる夜の帳が、ここが「地の果て」であることを静かに、けれど強く感じさせた。

    外の明かりで目が覚めた。日が沈むのが早ければ、昇るのも早い。

    散歩に出ると、番犬が激しく吠えてくる。 昨日よりは幾分、優しい気もする。

    もっと寄って撮りたかったが、噛むらしい。 中途半端な距離で一枚。森山大道にはなれない。

    野付半島の先端へ、続く道道950号線。

    その一本道は、どこか『マイ・プライベート・アイダホ』のあの景色と重なる。

    ポンニクルの森への道は、ゲートで閉ざされていた。 ガイド同伴でなければ、ここには入れない。

    佐々木さんが車を降り、ゲートを開けてくれた。

    今回のツアーは、ピーナッツギャラリーの清水さんも一緒だった。 清水さんはガイドの研修を受けているらしい。

    酷寒を覚悟して挑んだ今回の道東旅。しかし、この間だけ珍しく氷が溶けるくらいの暖かさだった。本来ならもっと森の奥まで歩いて行けたのに残念。

    その代わり、森の中でコーヒーを淹れてもらう。 暖かいとはいえ、ここは真冬の北海道。温かい一杯が体に染みた。

    豆は清水さんが焙煎したものだという。 香り豊かで、淡白な味わい。手作りの洋菓子ともよく合う。

    そこへ、佐々木さんのギターの音色が重なる。 幻想的なひとときだった。

    森を離れるのは名残惜しい。 だが、道東にはまだ、訪れたい場所が数多く残っている。

    知床峠は冬季通行止め。迂回するには遠すぎるため、以久科原生花園へ向かう。

    流氷にはまだ早い。前日までは薄氷が張っていたらしいが、この異例の暖かさで消えていた。 海に氷はない。けれど、そこから望む雪の知床連山は美しかった。

    数えきれないほど訪れた、天に続く道。 わざわざ目指したわけではない。通り道にあるから、つい寄ってしまう。

    なぜ写真がこれほど左に寄って撮ったのか、記憶にない。 まあ、これはこれでいい。

    やっぱり美幌峠から見る屈斜路湖が好き。

    屈斜路湖のコタン温泉。 噂通り、白鳥たちが集まっていた。

    湯の熱気で暖を取っているのだろう。 美しい。

    最後は、鶴居村の鶴見台。 その名の通り多くの鶴がいた。

    去り際、一羽がふいに舞い上がる。 イメージ通りの美しい飛翔。 無意識にシャッターを連射していた。このカメラでこれほど連射したのは、初めてだ。

    憧れだった冬の道東は、モノクロームがよく似合う、美しい世界だった。 北海道を巡ることは、もはや自分にとってのライフワークなのかもしれない。

  • 2022北海道ツーリング7日目:知床峠と野付半島、尾袋沼と走古丹

    2022年9月15日(木)

    言葉通り死んだのように寝てしまった。いつ寝たのかも覚えてない。周りに硬い壁があって風を防いでくれることがどれだけありがたいことなのか身をもって実感した。快適すぎる。

    目が覚めると知床の海が目に入る。昨日はあれほど荒れてたのに今日は打って変わって穏やか。また朝焼けが綺麗でこれは露天風呂に浸かって見たかったので急いで大浴場へ。この知床北こぶしホテルの風呂とサウナが好きすぎる。

    風呂の後はご飯。スタッフさんにオムレツを頼んだら慣れた手付きで手際よく作り始めた。すごくフレンドリーな方で作りながらも色々楽しく会話をしてくれる。こういうさり気ないホスピタリティが嬉しい。

    朝ごはんも晩ごはんに遜色ないくらいクオリティーが高くて美味しい。朝はそれほどたくさん食べれないのが惜しい。プラシーボ効果なのか分からないが、「北海道産」という言葉が付いてると何でも美味しく感じてしまう。

    ご飯の後は部屋に戻って荷造りを始める。そんなに急ぐこともないし、のんびりやるつもりが、窓から見える空と海が綺麗すぎて自然と手が早くなる。青空の下で知床峠を走りたい!

    もう8時にはホテルを出て出発!平日の朝というのもあってウトロから知床峠への国道334号線はほぼ貸し切り状態。

    おおおお!知床峠はこれが4回目だけど今までで一番いい天気だった。雲一つない晴天ですべてが明るく光ってるように見える。普通に走ってるだけなのに嬉しくて胸が爆発しそうだ。前日の嵐で雲や空気中のダストが全部流されたのかもしれない。人間万事塞翁が馬。幸せすぎる。

    通行車両に邪魔にならないように左側に寄せて見返り峠で停車。いつもここに止めるつもりはないのにここからの景色が美しすぎて自然とバイクを止めてしまう。

    去年もほぼ同じアングルで写真を撮ったのに今年も撮ってしまう。過去の写真を全部見てみるとやっぱり来るたびにここで写真を撮ってるね。定点観測。なんて素敵な道なんだろう。

    ここまででも大満足だが、

    またボーナスゲームが待ってる!知床峠から降りて行く道も素敵すぎる。羅臼岳を見上げながらカーブを曲がると遠くに国後島と青い海が見えてくる。曲がるたびに時々刻々変わってくる絶景の波に脳がパンクしそう。やっぱり知床峠は最高すぎる。

    知床峠から降りて羅臼町を過ぎて誰もいない国道335号線をひたすら走って南下する。オホーツク沿いの道も好きだけどこの羅臼標津道路も大好きでこのなにもない贅沢がたまらない。自分の中で北海道を北海道として色濃く感じるのはやっぱり道北と道東で、その道東をこのように走っていて本当幸せ。

    とりあえずノンストップで野付半島まで。道道950号線始点まで行ってみたが、やっぱりそこも何もなかった。もう季節は秋に通りかかってる。いつものエゾシカ家族やキタキツネたちに会えなくて残念だったが、きっとまたどっかで会えるだろう。

    そのまま帰るつもりでもすぐ帰れないのが北海道。途中ナラワラ展望スペースにバイクを止めてナラワラに見入ってしまう。やっぱり望遠レンズ欲しくなる。広角もね。

    また左右に海が広がる野付半島の道道950号線も素敵すぎる。まっすぐ走るつもりがいつもキョロキョロしてしまう。目に入るものすべてが美しい。

    お昼は標津町で。懐かしい武田さんでお昼を食べたかったが、定休日。これも旅の付き物だよね。

    プランBのそば処 福住 総本店へ。かなり大きい店で多分標津町で一番大きいんじゃないかな。しかし、お会計は現金のみでちょうど現金を切らしてたので荷物をおいて近くの郵便局のATMまで走ってきた。北海道でもPayPayやLINE Payなどモバイル決済が使えるお店がかなり増えてるけどまだ使えないところもたくさんあるのでやっぱり現金はある程度持ち歩く必要がある。

    そば処 福住さんはそば専門店でありながらも標津町のお店らしくイクラや鮭のメニューも充実していたのでイクラそば丼という他のお店ではなかなか見ない組み合わせのセットを欲望のまま頼んでしまった。

    セットなのでそれぞれ半分くらいのサイズと思って頼んだのに全然大きくてボリュームたっぷり。他の方が食べてるのを見たら普通の丼のサイズが東京でいう大盛り?特盛り?くらいのサイズだった!お腹いっぱい美味しくいただいた。ごちそうさまでした。

    ご飯の後、国道244号線を南下するとまた素晴らしい絶景が目の前で広がる!調べてみると尾袋沼だった。北海道では国道沿いの普通の風景のようにさり気なく広がってる。素晴らしい。

    国道244号線から左右にアフリカサバンナのような草原が広がってる農道を走って別海町ふれあいキャンプ場へ。ここも以前からチェックしていたキャンプ場で高規格で街へのアクセスがよくて温泉も近くにあって色々使い勝手のいい所だった。ただ焚き火に関してはルールがかなり厳しかったので焚き火は断念。

    これだけキレイな芝生だとやっぱり厳しくなるよね。すべてのサイトは芝生の上にあってまた適切に木々があるので強い日差しでも困らない。これだけの施設に入場料300円(1人)にフリーサイト400円で合計700円で利用できる。最高。

    後、別海町は土地の使い方に余裕があってオシャレな家が多い。酪農産業が発達して生活レベルが結構高いような気がする。

    設営の後に少し時間があったので以前から気になっていた走古丹へ。特に何か見たいものがあったわけでもなくて地図を見てその地形が気になったので行ってみた。正直に言うとなにもないのを見に行った。

    走古丹の先端まで行ってみたかったが、砂が深くてオンロードタイヤではスタックしそうだったのでオフロードの入り口で諦めた。その先に何もないのは分かってるけどその何もない風景が見たかった。

    それでも風蓮湖公園線沿いの風に揺らいで黄金色に光ってるススキが地平線まで広がってる風景は本当に素晴らしくて感動さえ覚えてしまう。いつまでもずっと見てられる。これでけの絶景を独り占めできるなんて贅沢。仙石原のススキもいいけどこの走古丹のススキのインパクトはすごかった。

    北海道は行けば行くほど大好きな場所がどんどん増える。

  • 2021北海道ツーリング5日目:世界の終わりと弟子屈

    朝、のんびり荷造りをする。

    道の駅 知床・らうす」の「知床食堂」が朝8時から営業開始なので7時くらい出発すればちょうどいい感じに着きそう。

    出発のときから空は真っ白で峠は2年前のように霧に包まれてるのではないかと心配したが、曇ってるだけで霧はなく路面も乾いていて走りやすい。これだけでも感謝しなきゃ。

    見返り峠から見る羅臼岳はキレイでいつかは登山にも挑戦してみたい。北海道には登ってみたい素敵な山もたくさんある。山に登れる体力を作っとかないとね。

    のんびりと走りながら知床の美しい風景をまた一つ一つ脳裏に焼き付けていく。目を閉じればいつでもすぐ浮かべるように。

    道の駅 知床・らうすに着いたのが8時ちょうど。ヘルメットやグローブを片付けていると渋いお兄様が声をかけてくれた。「どこから来たぃ?」「すごい荷物だね!」「川崎か…川崎は仕事がいっぱいあるでしょう?ここはないんだ。ハハハ」「運転気をつけてね」。愉快なお兄様とのちょっとした会話が嬉しかった。たまにこのように地元の方々と話す機会があるけど皆優しくて暖かい方が多い。

    食堂は1階と2階と別れていて朝早い時間だと2階のみ営業してるらしい。ここは1階だけどもうこの外観からしてこの店は間違いなさそう。

    2階は広々しているけどまだ早い時間だったので客は3人だけ。自分以外は地元の方らしくて、新聞を読みながらホッケ定食を召し上がっていた。ふっくらとしてるホッケが美味しそう。知床のホッケもいいよね。

    と思いながらメニューを眺めてたらなんとウトロ漁協婦人部食堂で食べれなかったウニがあるのではないか!それにカニとイクラが追加された欲張りな三色丼があったのでそれをお願いした。同じウニ、イクラであっても取れる地域によってその味や特徴が違って面白い。やっぱり産地の新鮮な食材で作られた料理には特別な美味しさがある。

    食事の後は野付半島に向かって南下する。国道335号は適度にカーブもあって景色も色々と変わってくるので走っていて飽きない。標津町に入ってすぐ「郷土料理 武田」さんが見えてきた。またいつかルイべに北の勝まつり飲みたい。もうこの風景が懐かしい。

    野付半島に入ってからは野付半島ネイチャーセンターまで一気に走って行く。一番最初野付半島に来たときはネイチャーセンターまで、2回目のときはトドワラまで。3回目の今日はなんと禁断の地に入る!

    今まで「関係者以外の車両進入禁止」エリアには行けないと思っていたが、ネットで野付半島ネイチャーセンターで通行許可書をもらうとその奥まで入れることが分かった。

    今回の旅では野付半島、その世界の終わりまで行くのが重要なタスクの一つである。早速ネイチャーセンターに入って売店のお姉様たちに野付半島の先端まで行きたいと伝えて申請書をもらった。申請書には住所と名前を書いて目的欄に観光はNGなので「野鳥観察」と記入して免許証と一緒に渡すと免許証とコピーしてから通行許可証と返してくれる。これで「世界の終わり」に行ける!

    なぜかここに来ると「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の「世界の終わり」をイメージしちゃう。この奥に行けば「壁」と「図書館」が現れるのではないかと!ドキドキ。

    そんな妄想をしながらあの右奥の野付半島の先端を目指して出発。

    道は舗装はされてないけど走りやすくてスポーツバイクでも普通に走れそう。何軒かの番屋を通りすぎて進んでいくと砂と海水が混じった沼が現れる。ネイチャーセンターのお姉様からは道以外はほぼ砂地なので絶対道以外のところには車で入っていけないと念押しされた。

    あの地平線に並んでるトドマツが神秘的で綺麗だったけど35mmレンズでは移すことができず…やっぱりここは200mm以上の望遠レンズが必要かもしれない。

    道の終わりにバイクを停めて先端を目指して歩いていく。ここからはもう砂場なので足が取られて非常に歩きにくい。ジャケットにカバンまで背負って歩いたけど暑くなってきたので途中脱ぎ捨てる。そこからまた更に500mくらい進んだところで狐を2匹が現れた。道に捨てといたジャケットとカバンがいたずらされるのではないかと心配になって来た道をそのまま戻る。先端まではそこから更に20分以上歩かないとたどり着かない感じだったので今回の野付半島探検はこれで終わりにした。

    次は別海から船で先端へアプローチだな。

    せっかく憧れの場所にきたのでそのまま去るのは名残惜しくて記念写真を撮る。錆びた無骨な鉄柵がこの場所によく似合う。

    撮影の後は最終目的地の弟子屈に向かって西へ。国道272号で中標津のを通りすぎたけど前回のイメージと違って思ったより大きくてビックリした。いつかまた中標津にも行きたい。

    弟子屈に来たら真っ先に行くのは摩周湖!流れでまず第一展望台へ。朝からずっと曇りだったので摩周湖は半分諦めてたが、こんなに綺麗に見れるとは!崩れずに耐えてくれた天気に感謝。

    アトサヌプリと屈斜路湖がまた素敵。第一展望台のチケット(有料200円)でアトサヌプリも入れるけど今回はパス。

    摩周湖は第三展望台からの姿が一番好き。こんなにキレイに摩周湖が見えるのは初めてでカムイシュ島とカムイヌプリも素敵すぎる。いつかカムイヌプリも登ってみたい。

    摩周湖を満喫した後はいつもの和琴半島湖畔キャンプ場へ。第三展望台から降りて行く道も楽しい。

    久しぶりの屈斜路湖は相変わらず落ち着いて癒やしと寛ぎを与えてくれる。屈斜路湖にずっと守られてる感じ。

    和琴半島湖畔キャンプ場はすごく素敵なキャンプ場だけど入り口から設営場所まではエンジンを切ってバイクを押して行かなきゃいけないのが大変。それもフル積載ではなおさら。汗でビショビショになりながら押して管理事務所まで行って受付を済ませてから設営開始。管理事務所前の一番落ち着くところが空いてるのはみんなそこまでバイクを押して行くのが大変だったからかもね。

    もう風呂に入りたいけど湖心荘が休業中だったのでとりあえず街まで行って買い物済ませてから摩周温泉に行くことにした。

    国道243号に入ってすぐ「カニバーガー」と書かれてるのぼりが目に入った。朝知床食堂で三色丼食べてから何も食べてなくてお腹が空いてたので自然とのぼりのお店「はなこや」さんへ。カニとバガーの全く考えたことのない組み合わせも気になる!

    写真では分かりづらいと思うけどとにかく大きい!バーガーキングのワッパーくらいはあると思う。後、マヨネーズベースのタレがこれでもかっくらい濃厚で食べ終わった後の満腹感が半端ない。もう晩ごはんは食べなくてもいいかも。

    ニコットで薪を買ってからビラオの湯へ。アルカリ性の温泉でお肌がツルツルになる。小さいけど内湯と野天風呂もあってゆっくりできていいお湯だった。

    キャンプ場に戻って屈斜路湖の夕陽を楽しんだ。少し雨が降ったり止んだりしたけど晴れ多めの天気だったので大したことなかった。落ち着く。

    日が完全に沈むとそこからは焚き火の時間。クッチャロ湖でできなかった分までたっぷり焚き火を楽しむ。もちろんお供はサッポロクラシック!これは完璧な癒やしの時間。

    明日からは確実に天気が崩れるらしいのでしっかり休んで力をためよう。

  • 2019北海道ツーリング4日目:野付半島

    羅臼から標津までの道はすごい霧雨で、雨が降ってるって感じでもないけど降らない感じでもない(汗)。いつ雨合羽を着るかタイミングに迷う。うーん。結局雨合羽を着ずに標津まできてしまった。

    ズボンはビショビショで気持ち悪いけど上着は全然大丈夫。このBelstaffのClassic Tourist Trophyは格好だけじゃない。機能性だって十分持ってるんだ。

    大好きな野付半島に着いたので野付半島の果てまでにとりあえずノーカットでお送りする。

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    この野付半島のこれ以上行けませんというスポットが大好きで、ここに来る度に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を思い出す。もちろん野付半島は世界の終わりのほうね。

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    「世界の終わり」からトドワラに行こうと進んだら目の前に蝦夷鹿の家族が!

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    みんな自由で人を恐れない。インドムンバイの街を彷徨うお牛様とも似てるね。

    トドワラまで戻ってよく見てみたらトラクターバスじゃなくても普通に歩いて行ける遊歩道があった!去年は朝早かったのもあったけどトラクターバスじゃないとトドワラまで行けないと思って諦めたのに…

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    遊歩道を歩いて行くとますますそれっぽい風景が広がる。あ、堪らないな、この感じ!

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    水平線に向かってずっと歩いていく。この道はすごく気持ちよくてずっと歩いていきたい。

    向こうからトラクターバスが来る。トラクターバスが通る道に人の立ち入り禁止というのをトドワラまではトラクターバスを使わないといけないと勘違いしてしまった。

    これがトドワラ。今は何本か残ってるけどこれも時間の流れで無くなるだろう。NHKの新シルクロードで出てきたタクラマカン砂漠の枯れてミイラみたいな木のようだ。

    この遊歩道を歩いてる素敵なじいさんばあさんグループがビートルズのアー写みたいだったので急いで撮ってみたけど写真ではあまりその雰囲気が生きてないね…精進いたします。

    また別海方面から船がやってきた。野付半島のトドワラにはトラクターバスと船、歩きで行けます!

    で、駐車場に戻って心配だったリアタイヤを見ると…スリップサインがなくなってるし、真ん中が平ら…

  • 2018北海道ツーリング6日目:野付半島、開陽台、神の子池、摩周湖、屈斜路湖

    標津はいい所だが、カモメの鳴き声がうるさい…夜中ずっと鳴いていてあまり寝れなかった。繁殖期なのかな?よく寝れないと調子が上がらない。またこの日は20度超えの今までの中で一番暑い日で、東京は40度と言ってるの20度の話で申し訳ないが、前日との寒暖差が10度以上あって大変。

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    テントは私を含めて7〜8組くらいだったけど実は車中泊の方が結構いらっしゃった。ハイエースをキャンピングカー仕様に改造したものが結構多かったけどそれもいいかもしれないね。

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    この日はテントのみだったのですぐ撤収作業が終わった。6時くらいにはもう出発!

    朝、霧がすごくて雨でも降ってるかのような感じだったけどこのくらいの天気が野付半島に行くにはちょうどいいかもしれないね。左右に海が広がってるのが見えたけど動画ではちゃんと写ってないね。残念。

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    ナラワラにバイクを止めてミズナラを見る。朝早い時間だったので誰もいなくてこの素敵な景色を一人占め。

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    曇っていて霧も結構かかってたのでこのくらいの鮮明度の写真しか撮れなかったけどこの世界の果て感が大好き。

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    とりあえず道があるところは進んでみようと思って行けるところまで行ったけどオフロードが出てきてここからは入れないらしい。ここが世界の果てなのかもしれない。

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    草原が海まで広がっていてGoogle Mapsで見る不思議な形が納得できる。中に入れたらもっとよかったかもしれないけどこうやって見るだけでも十分見応えがあるね。

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    まだ7時前だったのに勇者が現れた!朝5時に起きて羅臼からいらっしゃったらしい。誰もいないと思ってきたのに私がいてビックリしたらしい。私は標津からなので距離が全然違うけどね。

    しかし、BMW R1200GS Adventureの隣にいるとなんかおもちゃみたいにみえてくるね(笑)。

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    トドワラの駐車場へ行ったらキツネが待っていた!野良猫みたいな感じで人も恐れないで、バイクで近付いても微動もしない。

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    人が写真を撮りたがってるのを知っていてポーズをとってくれてる!キツネってほんとずる賢いんだね。その後食べ物をおねだりするかのようにじっと目を見る。ごめんね。なんもないんだ。

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    次に行こうと方向を変えたらまた素敵な景色が現れる。もう北海道ではこのパターンが普通になってきたね。

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    そんな急ぐものもないので焼け付くまで一つ一つ見て回る。

    野付半島、晴れてる日にもまた行ってみたいね。

    次の目的地の開陽台へ向かって北19号線の直線道路を走る。坂に登って後ろに振り向くと

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    じゃーん!

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    スラクストンも記念に一枚。

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    開陽台は思ったより高い所にあった。朝早くからライダーの皆さんがいらっしゃった。というか、

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    開陽台の後ろにキャンプ場があってそこに泊まってる方もいた!ここにキャンプ場があるのはしらなかったね。今度はここで寝てみよう。夜景もキレイそうだし、星空もよく見えるかもね。

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    やっぱり曇っててあまり見えない。曇って霧が多い日の朝はあまり展望台系には行かないほうがいいかもね。

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    すごくいい環境の中で牛たちがのんびり過ごしてる。だから、その牛乳が美味しくないはずがない!

    神の子池へ向かって走ってるとなんと晴れてきた!ツイてるね!日頃の行いの良さが出てきてるのかも(笑)。

    2Kmくらいかな?ダート道を走っていく。昨日のサロマ湖展望台まで行く道よりこちらのほうがもう少しワイルドなのかもね。ちょっとビビりながら前に進む。

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    神の子池から流れていく川。その透明さが見てすぐ分かる!

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    おお!本当に青くてキレイ!このまま印象派の画家の作品みたいだね。やっぱり自然の美しさには勝てないな。

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    誰もいない神の子池をたっぷり眺めながら楽しむ。やっぱり朝早くから動くといいことがいっぱい。

    次は摩周湖に行きたいところだが、ガソリンがちょっと心配だったので近くのガソリンスタンドを検索…だが、圏外!ソフトバンクさん、ちゃんと仕事してくださいよ…仕方ないので感に頼りながら人が住んでるようなところを探していく。約10Kmくらい走ったら清里町が出てきてホクレンのガソリンスタンドを発見!が、ハイオクがない…ガソリンスタンドのおじいちゃん曰く6Kmくらい行くと大きいガソリンスタンドがあってそこならハイオクあるよと。なんか感覚が北海道に合わされたのか6Kmくらいだったらすぐそこみたいな感じになってる。無事ハイオクガソリンをゲット。(ちなみに摩周湖周辺にも何軒もガソリンスタンドがあってそこまで行かなくてもよかった…)

    摩周湖第三展望台へ向かう道。久しぶりのグニョグニョ山道だし、天気もよかったので最高に気持ちいい。

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    雲の上に来た感じがすごい。天気もよくて雲もよくてすべてが最高。

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    摩周湖を見てみるとあぁ…神秘的というかなんというか、自分の足りない語彙力ではあまりちゃんと説明できないが、息を呑むほど美しい風景。

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    あまり下手に説明するよりは写真で見せたほうがいいだろう。しかし、写真よりも何倍もキレイでやっぱり自分の目で見てほしいね。

    なんか自分がこんなにキレイな風景が好きだったのか知らなかった。北海道に来るまでここまでキレイな景色と会ったことがなかったのも一つの原因かもしれない。今は北海道の大自然を見てしまったのでまたその敷居が高くなったかもしれない。

    摩周湖第三展望台から降りて行く道も素敵だった。ちなみにもう少し低いところに第一展望台があるけど有料な上に雲であまり見えない感じだった。摩周湖に行くなら第三展望台をオススメする。

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    次は美幌峠から屈斜路湖を眺める。美幌峠までの道も適度に気持ちいいワインディングロードで走るのが楽しかった。屈斜路湖も十分キレイで素敵だったけど摩周湖の後だと順番があまりよくないね。屈斜路湖を見てから摩周湖を見たほうがいいかも。

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    道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠はしっかりしてて一階にはレストランや商店などが営業していて2階は自由に休めるスペースがあってキレイに管理されてる。

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    あげいもが美幌の名物というので食べてみた。おやつのつもりだったが、ずっしりしてボリューム満点!この日のお昼ごはんはこれで済ませる。

    美幌峠から降りていく道も気持ちいい!

    阿寒湖方面に行く山道も気持ちいい!

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    アイヌコタンに着いたのだが、お土産屋ばっかりであまり見る気がなくなった…

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    個人的にはこのフクロの彫刻が一番気に入った。

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    こちらはヌササンという神聖なところで立ち入り禁止らしい。とりあえず日当たりがよくて気持ちよさそうなところだった。

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    阿寒アイヌシアターイコロ、1時間半ことに公演をしてるらしいが、ちょっと時間かかりそうだったので見るのを辞めて今日の宿へ。

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    連日の寒さにやられて癒やしを求めて予約したのが「カムイの湯 ラビスタ阿寒川」。Booking.comで評価が非常に高かったので予約したけど行ってみたらその理由がよく分かった。

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    お部屋はリビングと

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    寝室(ベッド)に分かれていて

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    部屋にもヒノキの温泉風呂があった。素敵!

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    通廊の奥のほうには森を眺めるスペースがあったり

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    ホテルのすぐ横?敷地内?に阿寒川が流れていてその風情が最高すぎる。

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    貸し切りの風呂も3種類あって、煉瓦の風呂と

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    陶器風呂、

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    檜風呂があった。お客さんがそこまで多くないらしく入り放題だった。

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    風呂の後は阿寒川を眺めながら涼を取ったり、最高すぎる。

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    晩ごはんも阿寒川を眺めながら。強みをよく分かってらっしゃる。

    晩ごはんは凝った懐石料理で北海道の旬な食材をふんだんに使って非常に美味しかった。

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    やっぱり和食には日本酒だね。今日も北海道の地酒の大雪の蔵。美味しかった!

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    こうやってご飯を食べていたらなんとホテルの庭に鹿の家族が登場!まるでホテルのスタッフかのように食事してる皆さんの前を堂々と草を食べながらゆっくり歩いていく。まるで演出してるかのようだった。

    素敵な宿でリフレッシュできて元気もいっぱい出た!今日も素敵すぎる一日だった。