2019年銀座に新たにオープンしたフレンチの「銀座 大石」。その時から気になってたが、すぐさま予約困難の人気店になってしまった。そんな中ありがたく知人から予約が取れたとお誘いをいただいたので先日行ってきた。
銀座一丁目駅のすぐ近くにあるお店は外からはその位置がよく分からず、雑居ビルのテナント案内の看板のみなのでよく見ないと見つけることができない。実際私もGoogle Mapsを見ながらお店の前を2、3往復してやっと見つけられた。お店は2階にあるけどアクセスはエレベーターのみ。
コロナ対策のため、体温のチェックとアルコールによる手の消毒を済ませてからの入店。何台ものの空気清浄機を稼働してドアは開けっ放しで換気に気を付けてる。シェフやスタッフさん全員マスクを付けての接待。マスクを付けてるとキッチンでは火を使ってるので熱中症にかかるくらい暑いとのことだった。
オーナーシェフの大石義一さんは北九州のホテルで3年間勤務した後、四ツ谷のフレンチの名店「北島亭」で修業し、16年間に渡りスーシェフとして働いてからの独立したらしい。
店内は14席のカウンターのみだけど思ったより大きくてゆったりしてた。全体的にカウンターの木の印象が強くキッチンは少し控えめだけどそれがまた大石シェフの存在感を高めてくれる。
着席するとすぐさま大石シェフのトークが始まり、まるでディナーショーに来てるかのような感じ。いわゆる大石劇場のスタートだ。料理の腕前だけではなくて場の雰囲気を盛り上げてみんな楽しませてくれる真のエンタテイナーな感じ。何となく「銀座しのはら」の篠原大将とも似てると思ったら深いつながりがあるらしい。詳しくは聞いてないが…
コースは全部の14品。7品までは基本構成としてそのままいただいて、それ以降の7品は量の調整ができるけど折角なので全部そのままいただいた。そのまま食べるとかなりのボリュームだけど新鮮な高級材料を最高の腕前のシェフが渾身の力で作った料理を食べないわけにはいかない!どれも上品な感じで美味しくてクオリティが高い。
定期訪問確定だね。