新しいカメラを試したくて久しぶりに食事会に持っていった。やっぱり自分が一番得意としているもので撮ってみないとね。室内でスポットライトがあっても暗めの空間なので開放モードで。ズミルックスの最短撮影距離40cmということで料理の写真も十分撮れると思ったが、ちょっと厳しかった。なので雰囲気メインで。しかし、このレンズとカメラの実力は想像以上ですべての条件が揃ったときのキレは本当に素晴らしい。
あ、何より島袋さんの料理が素晴らしすぎた。





































約一年ぶりに松川さん!
今回はなんと念願のカウンター席でワクワクが止まらない。松川さんは全国的にもトップクラスの和食屋でそののカウンターで料理を食べれるなんて嬉しい限り。実は松川さんは一般予約はもう受け取ってないのでいくら頑張っても自力で行くことはできなくて今回も知人の力を借りての訪問だったけどそれがまたカウンター席でもう頭が上がらない。
トップクラスの飲食店の大将、シェフらはずば抜けたコミュニケーション能力やユーモアセンスを持ってる場合が多かった。例えば篠原さん、大石さん、新井さんなどなど。それに比べると松川さんはどちらかというと口数の少ない職人肌。少し恥ずかしがり屋的なのもあるしね。でもやっぱり仕事に没頭してる職人の姿はカッコいい!
食べてる間ずっと幸せだったし、また松川さんで美味しい料理を食べられるように頑張ろうとやる気が湧いてきた。













































南青山に今年1月に新しくオープンした「伯雲」。表参道駅から歩いて行くと思ったよりアップダウンがあって遠く感じたけど実際には徒歩5、6分くらいの距離かな。
お店のガラスのファサードから店内に入って行く動線のアプローチが面白い。鮨 あおと同じデザイン会社の作品らしくやっぱり全体的なテイストが似ている。高級でオシャレな和モダンな店内は南青山に相応しい大人な空間だった。店内の至る所に坂本大将のこだわりが詰まってる。
坂本大将は龍吟の元料理長で今の華麗なおまかせコースにもその影響があるらしい。最上級の食材を惜しみなくふんだんに使って、またその調理法は食材を活かすために徹底的に工夫されていて余計なものが一切ない。素晴らしい。
ずっと通いたいお店。









































先日は最近仕事でよくご一緒させていただいてる先輩とのサシ飲み。お店は最近勢いが止まらない「多仁本」さん。こう書いて“たにもと”と読むのを最近知った。洒落てるね。

お店は荒木町車力門通りの一番奥まったところの2階にあるけど近くまで行っても位置がよく分からなかったが、この行灯のような小さい置き看板がなかったらちょっと迷ったかもしれない。

予約時間通りにお店に着いてまずビールで乾杯!瓶ビールではあったが、ちゃんと冷えていてビール用の薄いグラスがちょうどいい感じでビールの泡がまろやか。しっかり管理されたサーバーの生ビールもいいけどこのような瓶ビールも安定していて美味しい。


先付がなんとうなぎ!一見重そうに見えるけどそこまで脂濃くもなく、どちらかというと爽やかに近い感じ。美味しい。

厨房は使い込まれてるけど清潔に管理されていて職人の仕事場という感じが素敵だった。ここで作られた料理は絶対美味しいだろうと食べなくても分かるような風景。

汁物はナスとタケノコ。なんだろう?普通のナスではないな。京野菜なのかな?タケノコも最上級な感じで柔らかくて美味しい。

ビールの後の日本酒はペアリングでお任せ。一番最初に出してもらったのが「伊予賀儀屋 純米無濾過 陽の光 カギヤサンシャイン」。結構長い名前のお酒でこれが初めてだったけどライトな感じで飲みやすかった。

このガラスのとっくりもお猪口も薄くて涼しさを感じる演出が気に入った。このお店のシグニチャーなのかもね。


マグロと山芋なのかな?他では味わったことのない。かなりインパクトがあった。

大将の谷本さん。食べログによると
谷本氏は鮨店や小料理屋で料理人のキャリアをスタート、20代から茶道を嗜む。当時京都の日本料理店で食事をし、供された料理の美しさを知ったことをきっかけに、日本料理の道へ。滋賀と東京にある茶懐石の名店「招福摟」で8年、南青山の懐石料理店「みな瀬(閉店)」では3年間料理長を務め、2017年4月に独立し、『多仁本』をオープンした。
と書いてあった。童顔で爽やかなイケメンで仕事をしてる姿がカッコいい!

刺し身の後は

お!大好きな加茂錦の荷札酒、それも山田錦50!いいね。なんだか久しぶりだな。やっぱり甘くて旨い!

ウニとホタテ、ずんだという奇抜な組み合わせ。谷本さんのクリエイティビティが光る。

見た目はサラダや和物っぽいけどワサビが効いてていいアクセントになってる。

鮎の塩焼き。まだ少し小さく骨も柔らかいので頭からそのまま食べられる。苦味もなく素材の美味しさと焼き加減、塩加減が絶妙な一品。

そばなのかな?と思うくらいコシがしっかりしていて少し違う食感を楽しめたそば。

鱧!やっぱり夏は鱧だよね。後、ネギも甘くて美味しい。

ここに来て〆のお酒として十四代が出てきた!強弱の付け方、コースの演出が素敵でドラマチック。






〆のご飯はとうもろこしご飯!これがまた絶品ですごい甘くて美味しかった。とうもろこしだけではなくてその味付けに秘密がありそう。ご飯でテンションがマックスに。

デザートは水羊羹と

抹茶で口直し。
多仁本さんの評判が上がってきてる理由がよくわかった。相当レベルが高くて大将の谷本さんの料理に対する情熱やクリエイティビティが半端ない。ずっと応援したい、定期的に訪問したいお店であった。
この日の高知はすごく暑くて最高気温がなんと27℃まで上がったそうだ。普通に歩くだけでも汗かいてきたので夕方まではホテルでメンテナンスをしながらゆっくりして6時が過ぎたらホテルを出て座屋までの道を散歩がてらに楽しんだ。

あの高知名物の路面電車も見て写真に収めたり、行き先が「ごめん」の電車もあったけどそれは取れなかった。なんか可愛かったのに残念。

龍馬パスポートというのあったり、竜馬通りがあったり。この高地55番街はすごく魅力的だったけどこの日はすでにお店を予約してあるので残念ながら行けなかった。今度高知に行ったらぜひ行ってはしご飲みしてみたい。

高知は思った以上に南の国感がすごかった。暑かった天気の性もあると思うけど夏が似合う町並み。

予約時間の6時半ちょうどにお店に着いた。オシャレでモダーンな建物で和食よりはバーに近い感じだった。まだ少し早い時間だったので先客は2組のみ。シェフ(お店の雰囲気からすると大将よりはシェフと呼んだほうがよさそう)とスタッフさんと挨拶を交わす。

高知の地酒を10種類くらいストックしてるらしいけど名前を聞いても分からなそうだったのでお任せで。甘口で純米大吟醸系が好きと伝えたら一番先に出てきたのがこの「亀泉 純米大吟醸」!濃厚で甘くて美味しい!高知以外ではあまり出回ってなくてなかなか手に入らないお酒だそう。

先付けは千葉産の蛤(千葉産かい!とツッコミたくなったのをぐっと我慢w)と高知産の椎茸とフルーツトマトのソースかけ。さっぱりして美味しい。食欲を唆る感じがいいね。

続いて高知産のクエ(12kgもする大物だったらしい)と山椒、銀杏、アワビを一緒に煮込んだスープ。これも贅沢な逸品!

続いて桃太郎!名前からすると結構ありそうなのにこの日本酒は初めて。甘口から少しずつ辛くなっていく。

刺し身盛り合わせ。

他の魚も新鮮で美味しかったけどこのカツオの藁焼きは最高に美味しかった!今まで食べたことのない感じ。柔らかくて脂も乗っていて、また藁の風味が堪らない!これだけで追加したくなる。これが本場の味か!

続いて太刀魚の焼き魚と酒粕、金柑。

豊能梅 純米吟醸 おりがらみ生酒。

四万十川の川エビとトウゴロウイワシ、アオサ海苔、ウツボの天ぷら。

のれそれと雲丹。

南 純米中取り。

徳島産の和牛とタケノコ。

大野見産のヒノヒカリ!

初めて食べる米だけど香ばしくて美味しい!

それに土佐ジローの玉子!普通に見えるけど全然普通ではない。すごく固くてなかなか割れない。

やっと割ってみたら普通よりも色はちょっと薄いかな。

炊きたてのご飯に醤油をかけて

先程の土佐ジローの玉子をかけると特製卵かけご飯の完成。よくマゼマゼして食べるのがこの座屋スタイルらしい。

ぺろりっと食べ終わるとおこげをくれる!何もかけずにこのままで美味しい!やっぱり米って美味しいよね。

最後のデザートまで完璧すぎる。
最高の料理とお酒、ホスピタリティー溢れるシェフやスタッフさん、これこそ贅沢な大人の旅という感じの夜だった。場当たりもいいけどたまにはこのように完璧に決めるのもいいね。高知にまた行かなきゃいけない理由ができた。