Touratech Off-road riding School

全くオフロード経験がないままDesertXを買ってしまったので先ずちゃんとした教育を受けたくて色々調べてたらツアラテックジャパンが開催しているTOS(Touratech Off-road riding School)が良さそうだったので参加してみた。

場所は毎回変わるらしくて今回は入間トライアルパークでの開催だった。朝6時に起きて支度。今回はこの間買い込んだオフロード装備をフルで装着してみたが、やっぱり時間がかかってしまう。家を出たのが7時で入間に着いたのが9時。やっぱり週末の朝に東京を横断するのはなかなか時間がかかる。

受付を済ませたら9時半から早速講習開始。今回のメインインストラクターの田澤さんは劇団四季出身の俳優さんでGSトロフィー2018日本代表の方。表現が豊かで説明が非常に分かりやすかった。

今回のテーマは「脱・初心者!」で田澤さんが掲げたスローガンは「スグタツ・ヨクミル・ミテトマル」。講習はまずクラッチワークからスタンディングの姿勢、コース走行の順で進行された。

正直今までそんなに半クラッチを使ってなかったので(どちらかというとできればクラッチを握りたくない派だった…)そのコントロールに苦労した。後、スタンディングでリアブレーキを使うのも難してフロントブレーキに頼ったら強く握りすぎてガクガクになっちゃうしなかなかうまくいかない。これは一番最初バイクの免許を取ろうとした時のような感じ。Youtubeのオフロードバイク関連チャンネル見ながらイメトレしたのも実践では全く通じない。

やっぱりDesertXはこういう場所がよく似合うね。DesertXも気持ちよく走れるように頑張らなくちゃ。もっとうまくなりたい。

参加者はBMW GSに乗ってる方が一番多くてみなさんあんなに重いバイクをスラスラとうまくコントロールしていたのでビックリした。

3回くらい転倒したのかな?カーブで滑って倒れたり、フロントブレーキの握りすぎで倒れたり、パニックになったりと散々だったが、自分が何ができてないのかが明確にわかっていい勉強になった。これを次に生かしていきたい!

SW-Motech Centerstand for DesertX

実はDucati純正のセンタースタンドを付けるつもりでDesertXの契約時に一緒にパーツをオーダーしたが、3ヶ月が過ぎても納品の目処が立たなかった。海外のDesertXコミュニティーに質問を投げてみたら本国のイタリアでもまだ純正のセンタースタンドをもらった人が誰もいない。去年の4月にオーダーした人もまだいつもらえるか分からない状況だった。

DUCATI東名横浜の牧川さんに相談してオーダーのキャンセルしてもらって、すぐSW-Motechのセンタースタンドをオーダーした。しかし、SW-Motechから日本からの直接注文は受け取らないから日本の代理店を通してくれと連絡がきたので改めてイタリアのMotostormにオーダー。届くまでかかった時間は10日。

説明書はQRコードからPDFファイルをプリントアウト。まず部品が全部あるのか図を元に確認したら過不足もなくすべてちゃんと揃ってる。さすがのドイツクオリティー。

センタースタンド本体は思ったより重くてしっかりした作り。また全体的に細部までよく磨かれている。見てるだけでも気持ちがいい。

まずストッププレートを本体に付ける。元から付いてたボルトが少し緩みづらかったのと上のボルトとチェーンカバーと少し干渉してたのでそこは力尽くでなんとか解決。

説明書通りにロックタイトのねじロックもしっかり付けながら作業してたけどちょっと付けすぎたかもしれない。

チェーンと干渉したらどうしようと心配してたけどセンタースタンドとチェーンの間にはしっかりスペースがあってオフロードでも干渉することはなさそう。

作業的にあまり難しい所がなくてすんなり終わってしまった。素人でも1時間もかからなかった。

足踏む所なんだが、プラスチックかと思うくらい柔らかい形をしてるけどスタンドと同じ素材の鉄だった。こういうディテールがいいね。

せっかく付けたので立ててみた。最初立て方がよく分からなくと戸惑ったが、Youtubeを見てすぐ学習してちゃんと立てるようになった。慣れるまでは少し時間が必要かもね。

これは反対側から。スプリングの張力がすごいのと大小2つで構成されてるので簡単には緩まなそう。

左後ろから。やっぱりあの踏み板(?)かわいいね。

せっかく立てたのでついでにチェーンメンテ。やっぱりセンタースタンドがあるとこういう作業も楽だね。

後、残ってるのはフォグランプのみ!今月中に発送される予定らしいが、本当に届くのか?届いてほしい。

WRS HEAD LIGHT PROTECTION LENS DESERTX

最近のバイクのヘッドライトはデザイン性を重視するために一つのアッシー化されてる場合が多くて表面に傷が付いても直すためにはアッシー全体を交換しないといけない。特にオフロードを走るために設計されたDesertXは小石などでヘッドライトに傷が付く可能性が高いのでそれを守るためのプロテクターを購入時からずっと探していた。

純正のヘッドライトプロテクターは網状になっていて光を遮るのと虫の死骸や残骸が網目の中に残って取れない。後、せっかくのキレイなお目々を台無しをするので最初から選択肢には入れてなかった。(今確認したらDucatiサイトのアクセサリーリストからもなくなってる)

世界中を調べてみたら、さすがDucatiなだけあってやっぱりイタリアのパーツメーカーがDesertx用のアクセサリーパーツをたくさん作ってる。その中でWRSのヘッドライトプロテクターが一番邪魔しない形でヘッドライトのデザインを守りながらしっかり保護する感じだったのでそれに決めた。日本のWebikeでも1万2千円くらいで売ってたので送料や関税などを考えるとWebikeで購入したほうがお得。

よく考えられてる製品で構造がシンプルかつスマートなので設置もすごく簡単だった。付けた後は違和感が全く仕事しない。下のロゴだけなければ全く付けた感じがしない。

こんなに完璧に収まってるのは精度が高いから。部品の数は少ないけどその完成度が非常に高い。ヘッドライトの緩やかなカーブに100%シンクしているいるアクリルが美しい。

正直耐久性がどのくらいなのか分からない(構造的にちょっと弱いかもしれない)けどこれだけ美しかったらあまり気にならない。大満足。

Ducati DesertX Option Parts

契約時にオーダーしてたプロテクター類のオプションパーツがやっとイタリアから届いてDucati東名横浜で付けてもらったのでついでに久しぶりに宮ヶ瀬までツーリング。天気がよくてそれほど寒くなかったので宮ヶ瀬はバイクで溢れるくらい混んでいた。

ノーマルの時よりコツさは増してるけど全体的に守られてる安心感がすごい。これでオフロードデビューする準備がある程度整った。

オプションパーツのハンドガード(96280671AA)。デフォルトのハンドガードの約2倍くらい大きく感じる。正面からの風が手に当たらないのですごく快適。またヒーテッドグリップ(96680702A)も付けてもらったのでもう真冬のツーリングも怖くない!

スチールパイプ製エンジンガード(96781851AA)。思ったよりコツくて信頼感が半端ない。Evotechのengine Guard Protectorも買おうか迷ったけどこれでエンジンの前方(プラスチック部分)もある程度ガードができそう。

ウォーターポンププロテクション(96781861AA)。ウォーターポンプに当たりそうな部分にはちゃんとゴムのパーキングがあるのがいいね。

エンジンガードプレート(97381951AA)。デフォルトのガードとはその厚さや構造が全然違う。

ちなみにこちらはGopro Mini(正式にはHERO11 Black Mini)のテスト動画。画質や画角、申し分なくてHyperSmooth 5.0ビデオブレ補正と水平ロックがちゃんと機能してて適当に撮ってもそれっぽい動画が撮れる。

ただ風切音が結構するのにそれを解決するソリューションがあまりないのでYoutubeを参考にとりあえずファスナーを貼ってみた。これで解決できるかな?

久しぶりの千葉ツーリング w/ DesertX

今年初ツーリングは納車したばかりのDesertXといつものゆるツーメンバーで千葉へ。実はバイク神社で有名な安住神社に行きたかったが、寒いとの予報があったので無理せず南房総を回ることにした。海ほたるPAで9時集合だったので7時半くらいに家を出るつもりだったのが色々用意してたら思ったより時間がかかって結局家を出たのは8時。

急ぎたいところだが、DesetX以外にガエルネのオフロード用ブーツのSG-12も初履きで足の関節が思うように動かなくてバイクのコントロールが難しい。先ずギアペダルの下に靴が入らないので横の側面をペダルに引っ掛けてなんとかギアを上げる。下げるのは踏めばいいのでそれは簡単。しかし、川崎市内の渋滞にハマってずっとギアチェーンジをしないといけないのが大変だった。ドゥカティ・クイック・シフト(DQS、標準装備)でクラッチを握らなくていいのがせめての救い。またリアブレーキを踏みたいのに踏む感覚があまりなくてまた足を思うように曲げられないので踏めてないケースも多くて他の車両が多い市内では危ない。初物はバイクかブーツかどちかの一つにしとけばよかった。

奇跡的にアクアラインが空いていたのでなんとか9時前に海ほたるPAにたどり着いた。

かなり寒い朝だったのに寒さもお構いなしのライダーたちでPAは大賑わい。DesertXは車体の幅も大きいので駐車するときのスペースにも気を使う。

実は一番乗りだったので5階のフードコートで久しぶりにあさりラーメンを食べた。さっぱりして美味しい。皆さんが来る前にサクッと食べちゃうつもりだったが、続々と到着する皆さん。

ラーメン食べ終わって外に出てみると寒いのもあるけど風が強い!アクアライン橋の部分は強風で時速60km制限がかかってた。風が強い日にアクアライン渡るのは怖いな。

出発前におニューのバッグを点検するナツさんとスラクストンR、DesertX。角度によって大きさや太さが変わってみえるけどこの角度が一番太く見えるね。何かの既視感。

海ほたるから高速でこの日の目的地海鮮食堂だいぼまで。南房総と言えども高速を走ってると寒さで指先の感覚が無くなる。グリップヒーターさえあればこんくらいへっちゃらなのにね。契約時に頼んだのにまだ届いてない。2月初旬には届くと言っていたが、自分より1ヶ月も先に納車された店長コヤナギさんも未だにグリップヒーターが届いてないらしく…もしかすると冬越してから届く可能性もあるよね。海外のDesertXコミュニティを見ていても11月に頼んだクラッシュバーが未だに届いてない人もいるし、色々不安が増す。早くオフロードデビューしたいのだが…。

11時50分くらいに海鮮食堂だいぼに着いたら4組待ち。これもナツさんが走って名前を書いてくれたお陰。いつもありがとうございます!

30分くらい待って着席。もう既に売り切れのメニューも多くて結局みんな同じ定置網丼を頼んだ。南房総で取れた旬の地魚を使った絶品の丼ぶり。魚は新鮮で弾力と旨味があって美味しい。人気のお店なのがよく分かる。

半分くらい食べ終わったらアツアツのお出汁をかけてお茶漬けに。またこの味変が楽しいし、美味しい。ごちそうさまでした。

駐車場に戻るとバイクたちが行儀よく待っていた。やっぱりこの角度のDesertXが一番好きかもしれない。またもやいいバイクと出会ったな。

こんなに格好よくて背も高いのにサイドスタンドまで長い!これが少しでも傾斜地にバイクを停めると怖くて降りられないレベル。少しでも力が加わると右側に倒れそう。海外コミュニティの情報だとリコールが進行中らしいが、いつ対応してもらえるのかな?

ちなみに現在海外コミュニティで話題になっているのはサイドスタンドの長さとフロントフェンダーの短さ。みんなエクステンダフェンダーを待ち望んでるらしい。後、海外ではリアショックアブソーバープロテクションのリコールも進行中らしいが、日本での対応は未定らしい。やっぱり出たばかりのバイクなので色々改善が必要になるよね。

せっかくなので恥ずかしいながらナツさんに頼んでDesertXとのツーショットを撮ってもらった。単体ではすごく大きく感じたが、こうやって見るとそれほど大きくないね。自分で言うのもあれだけどバランスがよくてちょうどいいサイズ感。

ご飯の後はティータイム。近くにBLUTO’S CAFEというイカしてるライダーズカフェがあるらしいので行ってみた。オーナーの甥がMOTOGPライダーの中上貴晶選手でそのゆかりの品々を展示してるらしいが、ここのオーナーも絶対バイク好きな人だと思う。

建物のそうだが、店内もイタリアの田舎のレストランを連想させるヨーロピアンな雰囲気で不思議とバイクとの相性もいい。お客さんはライダーと優雅に食事やデザートを楽しむ女性の方が半々くらいかな。

お店自慢のホットコーヒーと

いちごのロールケーキを頼んだ。残念ながらいちごのショートケーキは品切れだったが、ロールケーキもいちごの酸味と甘味が生きていて美味しかった。

ちなみにBLUTO’S CAFEで一番イカれてた空間はこのトイレ!トイレが6畳くらいの広さがあってなんとDucati 996が展示されている。トイレの外にももう一台置いてあるしね。なんと贅沢な空間。

ライダーズカフェの後は帰宅へ。冬は日が短いので早めに動かないとね。15時を過ぎたらアクアライン東京方面も渋滞が始まった。お初のDesertXとSG-12で渋滞の中を走るのはちょっと怖かったが、一日一緒に走って慣れてきたのかそれほど難しくなかった。逆にいつもならツーリングの帰りの肩こりや腰痛が無くなった!220kmくらい走ったけどライディングポジションがすごく楽でその倍くらいは余裕で走れそうな感じ。グリップヒーターが届いたら1日4〜500kmくらいのツーリングにも挑戦してみた。

DesertX、すごく楽しいバイクで何より自分に合っていてもう少し慣れてきたら世界どこにでも行けそうな気がする。