もうそろそろ梅雨も終わり、この季節になるとバイクを乗りたい気持ちと暑さへの恐怖が混在する。上からは真夏の強烈な太陽に照らされて、下からはエンジンの熱とアスファルトからの地熱に吹いてくるのは熱風。それでも天気がいい日はバイクに乗りたい。
毎年少しでも暑さを和らげてくれるアイテムを探してるけど「これ!」というのはまだ見つかってない。今年に入って富士通から“身に着けるエアコン”というコンセプトで「Cómodo gear™」というのが発売されてすごく気になってたけど残念ながら企業向けのレンタルビジネスのみを展開するらしい。プレスリリースではあまり詳しく書かれてないけど本体とは別に水冷式のラジエーターを利用して冷却(?)してるので一定の効果は得られると思う。
そんなん中SONYから“着るクーラー”をコンセプトに「REON POCKET」という商品を一般販売するというニュースを見てすぐAmazonから注文した。
ソニーがモバイル機器の開発を通じて培ってきた独自の熱設計技術を利用し、本商品のために専用設計されたサーモモジュール(ペルチェ素子)に通電することで、急速な冷却・温熱が可能です。夏の30℃の環境下を想定し、REON POCKETあり・なしで比較した実験では、「REON POCKETあり」の方が、本体接触部分の体表面温度が約13℃下がりました。
なるほど。富士通のものに比べるとややカジュアルな感じはあるけど“体感”の面では期待できそう。ただ、専用インナーウェアが必要なんだけどこれがなかなかオールドスタイルでそこもう少し力を入れてくれてもよかったかもね。アパレルブランドとのコラボも面白そうだしね。今後に期待!
7月1日に注文して7月4日に届いた「SONY REON POCKET」。パッケージはプロトタイプというか、味気ない工業規格のようなものでまだそこまでは手が回ってない感じだったけど実際のプロダクトはソニーらしいクオリティーの高いデザインで機能的で無駄がない。
とりあえず充電(USB-Cタイプ)をして専用アプリをインストールしてデバイスとペアリングしといた。今週末は雨なので来週末のツーリングで使ってみよう。
※今日(7月5日)この記事を書きながらAmazonのSONY REON POCKET販売ページを見てみたらなんと値段が17,600円まで跳ね上がっていた。転売屋の仕業だね…