2022四国九州ツーリング1日目:瀬戸大橋と海とピッツァ

旅への興奮のせいなのか、寝てるのか起きてるのか分からないような感じで朝を迎えた。それでも眠かったり疲れたりしてないのできっとよく寝れたと思う。

デッキに出てみると船は三重県沖を通過していた。海も穏やかで順調に進んでいるみたい。徳島には予定時刻通りに着きそう。

朝ごはんは軽めに自動販売機の蕎麦をいただいた。四国での最初の食事、香川でうどんが食べたくて色々調べてみたが、だいたい営業時間が終わるのが結構早くて間に合わなそうだったので徳島ラーメンを食べることにした。徳島ラーメンは結構濃くてライスと一緒に食べないといけないのでその量にコンディションを調整しておきたかった。

朝風呂から出てきたらちょうどリラクゼーションスペースのテレビから大谷選手の先発試合が流れてた。到着まではまだ時間がたっぷりあったので大谷選手の活躍ぶりを堪能する。投手では5回を投げ5安打2失点、打者では5打数3安打1打点。すごすぎる!

11時半に下船の支度をしてオーシャンプラザで待機してたら予定通りに13:20に徳島港に到着した。アナウンスを待って車両デッキへ。

やっぱりこの瞬間が一番胸が高鳴る!

船から降りて真っ先に向かったのは徳島ラーメンNo.1の人気店「支那そば 王王軒 本店 」。以前元住吉の「徳島NOODLEぱどる」で初めて徳島ラーメンを食べて結構美味しかったのでいつか本場の徳島ラーメンを味わいたかった。時間ももうすぐ2時なのですぐ高速に乗ってE32を走って王王軒へ。

がーーん。遠くにお店が見えたときから人気店なのに全然混んでなくてイヤな予感がしたが、着いてみたらやっぱり定休日だった。何回も同じミスをする。次からはお店を調べたら定休日もちゃんと確認しよう!

朝もあまり食べず我慢してたのでお腹が空いて大変!急いで他のお店を調べてみたが、近くにあまりお店がない。範囲を広げてやっと見つけたのが「MIKUNIEN」。徳島のほうに5kmくらい戻ってしまうけどしょうがない。MIKUNIENはアットホームな町中華でみんな親切で暖かい感じが印象的だった。

頼んだのはランチの麻婆豆腐定食。甘口の麻婆豆腐と餃子が付いて900円。徳島ならではの感じは足りなかったが、ご飯を食べれるだけでも感謝しなきゃ。生き返った。

お腹も満たしたし気を取り直してまた北へ向かう。王王軒を通り過ぎて高松自動車道に乗る。

ひたすら高速道路を走り抜け憧れの瀬戸大橋へ。以前から瀬戸大橋としまなみ海道を走ってみたかった。海からの風が結構強くて横に押されて気を抜くと右に流れてしまうのでちょっと怖かった。しかし、橋からの見える瀬戸内海の景色は美しすぎてこれだけでもこの旅の意義がありそう!

せっかくなので与島PAにも寄って少し休憩。朝は少し曇ってたのに午後はすごく晴れて瀬戸内海がよりきれいに見える。いつかこの瀬戸内海の島々を回る旅をしてみたい。

少し暑かったのでソフトクリームを食べてのんびり。というのも今日の目的地は一つしかないから。

ちゃんと休んで糖分も摂取したのでまた出発!

17時を少し過ぎてこの日の最終目的地はnovotelさんの「海とピッツァ」に到着!

novotelさんが50歳(正確には48歳)で脱サラして東京から縁もゆかりもない岡山に移住してピザ屋を開くという話を聞いたときは正直に驚いたけど着々準備を進めているのを見てさすがnovotelさんだと感心した。

物件探しから設計、内装工事もぜんぶ自分の手で一つ一つ作っていって極め付きはあのバイクの空冷エンジンからインスピレーションを得て作った巨大な窯!その全貌を早く見てみたかった。

お店は日生駅のすぐ近くにあってファサードがすごく印象的なのですぐ分かった。

お店に入ってすぐ目に入るキッチンの真ん中に鎮座してるオリジナル窯の存在感に驚く!これはもはやアートの領域。店内のインテリアや家具、照明まで全てnovotelさん夫婦のチョイス、プロデュースでインダストリアル風味も加わってモダンそのもの。

もし家から近かったらたまに仕事帰りに寄ってこのバーカウンターで一杯飲みながらピザを頬張りたい。

到着前から窯に火を入れてあった。これだけ大きくてしっかりしている窯だから温まるまで結構時間がかかるらしい。やっぱりカッコいい!窯を見てカッコいいと思ったのはこれが初めてかもしれない。

お店の一角にはnovotelさん夫婦の相棒たちが陣取っていてこの店のアイデンティティをアピールしている。海の側に佇むお店は岡山県内の有数のツーリングコース上にあるらしくて店の前をたくさんのバイクが行き来するらしい。間違いなくもうすぐ「海とピッツァ」が重要ツーリングスポットに加わると思う。

novotelさんがピザを準備しながら先にサラダを作ってくれてた。ハートランドビールを片手にサラダを楽しむ。野菜もハムも新鮮で美味しい。さすがnovotelさん!抜かりがない。しばらくしたら奥様がいらっしゃったので一緒にワインを開けた。実は奥様とはこれが初対面だったけどすぐ打ち解けて盛り上がってしまった。

その間もnovotelさんは手を休まずピザ作りを始めていた。このドゥは北海道産の小麦粉「はるゆたか」をベースに季節によって独自の配合でブレンド(全て国産小麦粉使用)を行い、発酵にはオーガニックレズンの自家製の天然酵母を利用しているらしい。塩はイタリア産の海塩を3週類使っているが、生地にはサルデニア州の粗挽き塩「リサル・フィーノ」を使用する徹底ぶり。生地の熟成期間はそれぞれの天気や湿度、温度などで調整を行ってるとのこと。これほど心を込めて生地を作ってるのでそのピザが美味しくないはずがない!

このピザを作る一連の流れを見ているとどれほどnovotelさんが頑張ってきたのかが伝わってくる。もはや熟練のピザ職人の手付きそのものだった。焼き時間も窯の中のピザを状態を見ながら順次判断して最高の焼き加減を実現する。

こちらはクアトロフォルマッジ​。飛騨産モッツァレラ・ゴルゴンゾーラ・グラナパダーノ・ゴーダ・バジルブラックペッパー・ナッツ(アーモンドと胡桃)・蜂蜜を使ったピザでモチモチした食感の生地の上に4種類のチーズのアンサンブルが濃厚で香ばしい。また蜂蜜の甘味がいいアクセントになっていてさっぱりさせてくれる。美味しすぎる!

こちらはハワイアンだけど正式メニューではなくパイナップルが好きと言ったら即興で作ってくれたピザ。今まで食べたどのハワイアン、トロピカルピザより美味い。ピザにおいて生地がどれほど重要なのかよく分かった気がする。

ピザを楽しんだ後は瀬戸内海の新鮮な魚の刺し身と

地酒で盛り上がる!

実はこの日、ビールやワイン、日本酒などなど…お酒を何本飲んだのか正確に覚えてない。いい人たちと美味しい料理にお酒、めちゃくちゃ楽しくて旅の初日から盛り上がり過ぎてしまった。バイクの話、旅の話、料理やお酒、お店のことなどたくさんのことを語り合ったが、正確に覚えているのは楽しすぎたことだけ。

最高の夜だ。

2022四国九州ツーリング0日目:東九フェリー

やっと2019年マシントラブルによって強制終了してしまった九州ツーリングのリベンジの時がきた!すぐ終わると思ってたコロナも3年を超えて未だに完全には収束してないが、自由に旅行に行けるようにはなってきた。

予定をはっきり決めず「行けたら行く」スタンスで準備を進めてきたが、1ヶ月前から四国九州ツーリングがかなり現実味を帯びてきたので車検を目処に本格的に準備を進めた。

その中でラジエーターからのクーラント漏れを見つけてホースやキャップの交換などを行ったが、完治せず高速などを走ってエンジンに負荷がかかるとラジエーターから細く吹き出すようにクーラントが漏れるのを確認したのでトライアンフ横浜港北の大澤さんと相談してラジエーターそのものを交換することにした。時間的に余裕があまりなくて一番完全な策を選んだが、イギリスから送られてきたラジエーターがなんと成田空港で何日も止まってしまって結局トライアンフ横浜港北に届いたのが出発日の朝!

朝一トライアンフ横浜港北に行って大澤さんに対応してもらってラジエーター交換が完了したのが12時半。フェリーが19:30出発なので余裕が出てきた。この旅を可能にしてくれた大澤さんに感謝感激雨あられ!

家に戻って荷物をチェックして最終的に荷造りを終えて少し余裕を持って東京港フェリーターミナルへ向かった。前回の北海道ツーリングの時より荷物を減らしたつもりだったが、まだまだ重い。まずこの荷物に慣れるまでゆっくり、ゆっくりと中原街道を走り出す。平日の午後で道が空いていてよかった。首都高に乗ってから完全に感覚を取り戻せた。相棒のコンディションも絶好調でエンジンが気持ちよく吹き上がる。

東京港フェリーターミナルに着いたのが17時。この時間にすでに5、6台バイクの先客がいた。実はGW前日の28日のチケットを買いたかったが、負けてしまってあっけなくまたその前日の27日のを買った。有休をもう一日使うことになってしまったが、仕方ない。多分この日出発する方の中では同じ状況の方も多いはず。

天気のせいなのか待合スペースが少し沈んで見える。やっぱり天気って大事だな。ちなみに東京港フェリーターミナルは自販機以外に何もないので軽食や医薬品、消耗品など必要なものは最寄りのコンビニとかで買ってきたほうがいい。ここまで来る途中結構汗かいてしまったのでフェリーターミナルにコンビニがあったらファブリーズを買おうと思ったらコンビニそのものがなかった。

出発1時間前くらいに乗船だと思ったらこの日は結構早くて17時40分を過ぎたらバイクの乗船のアナウンスが流れた。乗るのはバイクが一番先で降りるときはその逆だった。できれば反対がいいけどね。真横から見ると少しはダイエットできたような気もする。

部屋は相部屋で階段式の2段ベッドになっているが、普通の乗船客はそれほど多くなかったので2段ベッドに一人ずつ入る感じだった。それで思ったより広くスペースを使えたので楽だった。とりあえず荷物を打ち込んでお風呂へ。

お風呂は時間の制約がなく24時間使えた。これはいいね。バイクが一番先だったのでお風呂に人もあまりいなくてゆっくり浸かることができた。さっぱり!

風呂のあとはご飯かな。残念ながらオーシャン東九フェリーには食堂がなくて自動販売機で冷凍食品を買ってレンジでチンするスタイルだった。新日本海フェリーのビュッフェスタイルの食堂が恋しい。商船三井フェリーの食堂もいいけど個人的には新日本海フェリーの食堂が一番好き。

あ、これ書いてたら色々思い出して新日本海フェリー乗って北海道行きたくなっちゃった…

悩んだ末にガパオライスを選んだが、まぁまぁだった。まぁ明日からが本番だし、ここで盛り上がって飲みすぎてもあれなのでこのくらいがちょうどいいかもね。

思ったより船の進みが遅くて21時くらいにやっと富津岬辺りを通過した。窓の外の風景を見るのも飽きたのでビールを2本くらい飲んでから眠りについた。