2022四国九州ツーリング3日目:黒潮壱番館と柏島竜ヶ浜キャンプ場

朝6時くらいに起きて支度してホテルを出たのが7時。前日雨のせいでガソリンを入れられてないのでとりあえず朝やってるガソリンスタンドを探して給油から。その後にコンビニで人間も朝ごはんを食べる。やっぱり給油はできれば泊まる前にしといたほうがいい。田舎のほうだとガソリンスタンドがあっても営業時間がバラバラだからね。

この日の目的地は高知の柏島。3年前初めて四国九州ツーリングに行く時に会社の同僚にその話をしてたらたまたま高知出身の人で柏島を勧めてくれたけどその時は旅程が合わなくて行けなかった。しかしずっとそのキレイな海のイメージが残っていていつか行ってみたいと思ってたので今回のツーリングの旅程にマストで入れといた。

その前にせっかくの高知なのでカツオのたたきを食べたくて調べてみたらコース的にちょうどよさそうな所に美味しそうなお店があったのでまずそのお店を向かって走ることにした。

松山市を離れて山奥に入ると仁淀川に沿って走る道がすごく気持ちよかった。山の木々と川からの新鮮で爽やかな空気がヘルメットのシールドを開けさせる。

山奥の集落も風情があって素敵だった。そのまま通り過ぎるのがもったいなくてバイクを停めて少し休憩。

四国は山と谷、川が絶妙なバランスで独特な雰囲気を作り出す。その中を走っていたらなんか見覚えがある景色が現れた。お!四国カルストへ行く道だった。いつかまた四国カルストへ行ってそのときはキャンプをしてみたい。

須崎市から高知自動車道に乗って黒潮町へ。

黒潮町は思ったより小さくて美しい漁村だった。港への細い道を走っていったら港の手前で第一目的地の黒潮一番館を発見!着いたのが11時でちょうど営業開始時間だったのにもうすでに先客が3〜4組いた。駐車場に停まってる車も大阪や愛媛など他県から来ていて有名店なのがよく分かる。もし行かれる方がいたら少し早めの時間がいいかもしれない。

お店にはかなり広い芝生の庭(別の公園なのか?)があってそのまま海までつながってた。そこに大きい鯉のぼりが空を泳いでた。が、よく見ると鯉ではなくカツオだった!さすがカツオの街。この景色には鯉よりカツオのほうが全然似合う。

頼んだのはカツオの藁焼きタタキと刺身のハーフ&ハーフ定食!もちろんメニューにタタキ定食と刺身定食があったけどどれも食べたくて優柔不断にもハーフ&ハーフ定食を頼んでしまった。

おおおお!

それぞれ1cm以上の厚さがあってボリュームたっぷり!またこの厚さからくる食感がたまらない。藁焼きの風味とカツオの鮮度、旨味、その全てのバランスが非常によくてビックリした。東京のどの有名店でもこんなに美味しいカツオは食べたことがない。これは産地ならではの贅沢かもしれない。踊りたくなるような美味しさ。

後、定食に含まれてるこのハラボの焼き。これは同じ高知でもハラモ、ハランボなどと呼ばれてるらしい。カツオの腹、トロの部分らしいけどこれもまたビックリするくらい美味しかった。それにタケノコや漬物、味噌汁など全てが美味しかったが、それが全部高知産の食材らしい。

もうこの店の庭にテント張ってカツオと日本酒楽しみながら一泊したい気分だった。

ご飯の後は海岸沿いの国道56号を走って四万十市へ。またこの国道56号が素晴らしくて、いや、高知の海が素晴らしくてその景色を満喫しながら走るのがものすごく楽しかった。

途中我慢できずバイクを停めて眺めながら休憩。今まであまり高知=キレイな海というイメージがなかったが、今回の旅で高知の海がどれほどキレイなのかよく分かった。

柏島周辺にはあまり大きいスーパーマーケットがないらしいので四万十市のマルナカさんで夕食の買い出し。かなり大きくて地元のものが多かったのでできるだけ現地のものを中心に購入した。お酒の売り場が独立して飲料売り場と全く別の所にあったのでちょっと迷ってしまった。分からなかったらすぐ店員さんに聞こう。

マルナカさんからまた1時間半くらいを走って最終目的地の柏島の竜ヶ浜キャンプ場に到着。また柏島までの県道43号がちょうどいいワインディングでめちゃくちゃ楽しかった。バイクに走るのにちょうどいい道で結構な数のバイクが走ってた。高知の人気ツーリングコースらしい。

キャンプ場の前の海が透明過ぎてすごくキレイ!この日は結構暑くて汗をかいたのでそのまま飛び込みたかったけどいい大人なのでぐっと我慢。次はちゃんと水着持って行こう。

この竜ヶ浜キャンプ場は柏島の一番いい湾の部分を独り占めするような形で海からすごく近くて全サイトがウッドデッキの高規格キャンプ場だった。ウッドデッキでの設営は初めてでちょっと心配してたが、ちゃんとガイラインをかける金具があってしっかり設営ができた。むしろペグを使わないので楽ちん。日陰がなかったのでタープも張ったが、位置があまりよくなかったね。太陽の方向を見てちゃんと計算すべきだった。そのおかげで右奥のすごい狭いスペースでビールを飲むはめに。

1から3番サイトではそのまま海が見えてこのキャンプ場の特典を満喫できてすごく素敵。実は、予約時は空きがなくて一番端っこのサイトを予約したけど少し早めにキャンプ場に着いて受付をしてたら管理人の方がキャンセルで2番サイトが空いてると変更してくださった。

ビール飲んだり海行ったり、のんびり柏島を楽しんでたらあっという間に18時が過ぎてしまった。急いで晩ごはんの支度へ。まずは高知産のにんにくを剥く。粒は小さいけど紫がかかって可愛い。

牛肉はステーキ用のロースだが、なぜかハーフカットしか売ってなかったので2つ買ってきた。合わせて約110g。塩コショウとスパイスで下ごしらえ。

ご飯はメスティン自動炊飯。クッチャロ湖畔キャンプ場での教訓を活かしてしっかりした固体燃料を用意した。

海の向こうに沈んでいく夕日が美しすぎる。2番サイトに変えてくれた管理人さんに感謝!

夕暮れの贅沢な時間を楽しむ。今回はフュアハンド276用にCGKのロゴ無しクルっとシェードを導入したけど全く違和感がなくて一体感がすごい。ただ、それほど明るくならない。

まずバターでにんにくをある程度炒めてから

牛肉を投入!これはもう失敗する要素が見当たらない。たまらん。

肉を焼いてるうちにご飯ができたので確認してみると完璧な出来上がり!米は北海道産ゆめぴりかの無精米を使った。やっぱり美味しい。

ミディアム・レアくらいに柔らかく焼きたかったが、肉が薄かったせいなのかちょっと硬くなってしまった。それでも美味しかったけどね。玉ねぎもあまくて美味しい。にんにくはスライスして炒めたほうがよかったかもしれない。次はもっとうまく焼こう!

ご飯の後はスーパーマーケットで買ってきたカツオのタタキをつまみにウィスキーをすする。

そこに優しい音楽。最高の夜だった。

2022四国九州ツーリング2日目:土砂降りと鮨いの

前日は盛り上がりすぎて12時くらいまで飲んでしまったような気がする。お酒も、ビールとワインに日本酒…何本飲んだのか覚えてないくらい。またnovetelさんの素敵な古民家で一晩世話になってしまった。

あれだけ飲んだのに翌日割と普通に起きられてあまり残ってない。多分いい人たちと楽しく飲んだからかもしれない。奥様が入れてくれた美味しい自家焙煎のコーヒーを飲んでnovotelさん夫婦に挨拶をして二日目の旅程を始める。

朝からずっと雨だったけど服やバッグ、靴など全部防水対応がされてるのでそれほど心配はなかった。ただ出発するとメガネが曇ってくる!近くのコンビニに寄って曇り止めメガネクリーナを買って拭いたが、その効果は限定的でやっぱりあまり視野がよくない。困ったな。北海道のときはどうしてたっけ?

とりあえず高速に乗る前に最後のコンビニで少し休憩。高速に乗ったら言葉通りにもう後戻りできなくて前に進むしかないからね。色々試してみたらシールドをカッチリ閉めずに雨が入ってこないレベルでほんの少し隙間が開くように閉めると外から空気が入ってきて曇らないのを発見した。北海道のときも絶対こうしてたハズなのにこういうのも忘れてしまうね。歳のせい?

和気ICから山陽自動車道に乗ると雨あしが強くなってきた。走ってるスピードもあるのでより強く感じる。こんな雨の中でもしまなみ海道を走ってみたくてナビのルートをそのように設定してたのにグーグル先生がルートを変えるようにしつこく促してくる。一回はアラートからこのまま行くとボタンを押したけど二回目アラートが出てきたときは放置してたら勝手にルートをしまなみ海道ではなくて瀬戸大橋を経由するように変えてしまった。

結局土砂降りの中で瀬戸大橋を渡るのだが、なかなかハードな経験だった。雨も怖いけど何より海風が怖すぎる!風に押されて隣の車線ギリギリまで流されてしまう。また雨に濡れてる橋の床版の金属つなぎ目はめっちゃ滑る!これは恐怖でしかない。とりあえずハザードランプを入れて4~50km/hくらいで風に逆らいながらゆっくり走る。約10km、橋を渡り切るまで生きた気がしなかった。

松山に向かってひたすら高速を走る。約3時間休憩なしに土砂降りの中を走ったら袖などの隙間から雨が少しずつ流れてくる。それに残念ながら2回の北海道ツーリングと1回の四国九州ツーリングで活躍してくれたBelstaff Endurance Bootsの防水神話が幕を下ろしてしまった。もうブーツの中がびしょびしょで気持ち悪い。雨から逃れたい一心で走りすぎてしまったのかもしれない。反省。

疲れきった所で現れた豊浜SAに吸い込まれるかのように入った。ちょうど雨も弱まったので濡れた所を拭いて少し休むつもりだったけどうどん専門店を発見してそのまま入ってうどんを注文した。そう、豊浜は香川だった!今回の旅で香川うどんは諦めてたのにこれはラッキー。休まずここまで走った甲斐があった。

本場の讃岐うどんはしっかりコシがあって弾力があって美味しい。さすがうどん県の讃岐うどん!

また2時間を走ってやっとこの日の宿、ANAクラウンプラザホテル松山に到着。こういう悪天候の中だとちゃんと泊まれる宿が決まってるだけでも元気が出るね。

とりあえずチェックインしてシャワーを浴びたら生き返った。岡山の日生から松山までの約240km、そんなに長い距離ではないけど土砂降りの中だとなかなか堪える。

旅に出て二日目なのにもう洗濯物が結構溜まってる。また荷物を減らすためにそれほど服を持ってこなかったのでこまめに洗濯をする必要があった。ホテルにコインランドリーがなかったので散歩がてらに大街道へ。高知にはレトロな可愛い路面電車があったが、松山の路面電車は色んなバリエーションで観光訴求のために使われているらしい。街もキレイに整理されていてその中を歩くだけでも楽しかった。

夜はまた二番町の鮨いのさんへ。知らなかったけど松山の二番町って新宿の歌舞伎町のような所でかなり賑わっていた。そのど真ん中に鮨いのさんがあった。東京でも名前が知られていていつか行ってみたい鮨屋だったので今回のツーリングの旅程に入れてしまった。予約は約1ヶ月前に。

つまみから始まって握りにつながるオーソドックスなスタイルだけどそのつまみの内容がクリエイティビティ溢れてクオリティーもかなり高い。後、その量も!猪野大将の心遣いが伝わってくる。

コース開始から1時間10分が過ぎてやっと握りがスタート!

猪野大将が握る鮨はその大きい体とは裏腹にすごく繊細できめ細かい。またその真面目な人の良さが伝わってくる。多分東京ではこの値段でこのクオリティーを実現するのはかなり難しいと思う。土砂降りの中を5時間走った甲斐があった。旅先でこのような素敵な料理が食べられて幸せ。

2022四国九州ツーリング1日目:瀬戸大橋と海とピッツァ

旅への興奮のせいなのか、寝てるのか起きてるのか分からないような感じで朝を迎えた。それでも眠かったり疲れたりしてないのできっとよく寝れたと思う。

デッキに出てみると船は三重県沖を通過していた。海も穏やかで順調に進んでいるみたい。徳島には予定時刻通りに着きそう。

朝ごはんは軽めに自動販売機の蕎麦をいただいた。四国での最初の食事、香川でうどんが食べたくて色々調べてみたが、だいたい営業時間が終わるのが結構早くて間に合わなそうだったので徳島ラーメンを食べることにした。徳島ラーメンは結構濃くてライスと一緒に食べないといけないのでその量にコンディションを調整しておきたかった。

朝風呂から出てきたらちょうどリラクゼーションスペースのテレビから大谷選手の先発試合が流れてた。到着まではまだ時間がたっぷりあったので大谷選手の活躍ぶりを堪能する。投手では5回を投げ5安打2失点、打者では5打数3安打1打点。すごすぎる!

11時半に下船の支度をしてオーシャンプラザで待機してたら予定通りに13:20に徳島港に到着した。アナウンスを待って車両デッキへ。

やっぱりこの瞬間が一番胸が高鳴る!

船から降りて真っ先に向かったのは徳島ラーメンNo.1の人気店「支那そば 王王軒 本店 」。以前元住吉の「徳島NOODLEぱどる」で初めて徳島ラーメンを食べて結構美味しかったのでいつか本場の徳島ラーメンを味わいたかった。時間ももうすぐ2時なのですぐ高速に乗ってE32を走って王王軒へ。

がーーん。遠くにお店が見えたときから人気店なのに全然混んでなくてイヤな予感がしたが、着いてみたらやっぱり定休日だった。何回も同じミスをする。次からはお店を調べたら定休日もちゃんと確認しよう!

朝もあまり食べず我慢してたのでお腹が空いて大変!急いで他のお店を調べてみたが、近くにあまりお店がない。範囲を広げてやっと見つけたのが「MIKUNIEN」。徳島のほうに5kmくらい戻ってしまうけどしょうがない。MIKUNIENはアットホームな町中華でみんな親切で暖かい感じが印象的だった。

頼んだのはランチの麻婆豆腐定食。甘口の麻婆豆腐と餃子が付いて900円。徳島ならではの感じは足りなかったが、ご飯を食べれるだけでも感謝しなきゃ。生き返った。

お腹も満たしたし気を取り直してまた北へ向かう。王王軒を通り過ぎて高松自動車道に乗る。

ひたすら高速道路を走り抜け憧れの瀬戸大橋へ。以前から瀬戸大橋としまなみ海道を走ってみたかった。海からの風が結構強くて横に押されて気を抜くと右に流れてしまうのでちょっと怖かった。しかし、橋からの見える瀬戸内海の景色は美しすぎてこれだけでもこの旅の意義がありそう!

せっかくなので与島PAにも寄って少し休憩。朝は少し曇ってたのに午後はすごく晴れて瀬戸内海がよりきれいに見える。いつかこの瀬戸内海の島々を回る旅をしてみたい。

少し暑かったのでソフトクリームを食べてのんびり。というのも今日の目的地は一つしかないから。

ちゃんと休んで糖分も摂取したのでまた出発!

17時を少し過ぎてこの日の最終目的地はnovotelさんの「海とピッツァ」に到着!

novotelさんが50歳(正確には48歳)で脱サラして東京から縁もゆかりもない岡山に移住してピザ屋を開くという話を聞いたときは正直に驚いたけど着々準備を進めているのを見てさすがnovotelさんだと感心した。

物件探しから設計、内装工事もぜんぶ自分の手で一つ一つ作っていって極め付きはあのバイクの空冷エンジンからインスピレーションを得て作った巨大な窯!その全貌を早く見てみたかった。

お店は日生駅のすぐ近くにあってファサードがすごく印象的なのですぐ分かった。

お店に入ってすぐ目に入るキッチンの真ん中に鎮座してるオリジナル窯の存在感に驚く!これはもはやアートの領域。店内のインテリアや家具、照明まで全てnovotelさん夫婦のチョイス、プロデュースでインダストリアル風味も加わってモダンそのもの。

もし家から近かったらたまに仕事帰りに寄ってこのバーカウンターで一杯飲みながらピザを頬張りたい。

到着前から窯に火を入れてあった。これだけ大きくてしっかりしている窯だから温まるまで結構時間がかかるらしい。やっぱりカッコいい!窯を見てカッコいいと思ったのはこれが初めてかもしれない。

お店の一角にはnovotelさん夫婦の相棒たちが陣取っていてこの店のアイデンティティをアピールしている。海の側に佇むお店は岡山県内の有数のツーリングコース上にあるらしくて店の前をたくさんのバイクが行き来するらしい。間違いなくもうすぐ「海とピッツァ」が重要ツーリングスポットに加わると思う。

novotelさんがピザを準備しながら先にサラダを作ってくれてた。ハートランドビールを片手にサラダを楽しむ。野菜もハムも新鮮で美味しい。さすがnovotelさん!抜かりがない。しばらくしたら奥様がいらっしゃったので一緒にワインを開けた。実は奥様とはこれが初対面だったけどすぐ打ち解けて盛り上がってしまった。

その間もnovotelさんは手を休まずピザ作りを始めていた。このドゥは北海道産の小麦粉「はるゆたか」をベースに季節によって独自の配合でブレンド(全て国産小麦粉使用)を行い、発酵にはオーガニックレズンの自家製の天然酵母を利用しているらしい。塩はイタリア産の海塩を3週類使っているが、生地にはサルデニア州の粗挽き塩「リサル・フィーノ」を使用する徹底ぶり。生地の熟成期間はそれぞれの天気や湿度、温度などで調整を行ってるとのこと。これほど心を込めて生地を作ってるのでそのピザが美味しくないはずがない!

このピザを作る一連の流れを見ているとどれほどnovotelさんが頑張ってきたのかが伝わってくる。もはや熟練のピザ職人の手付きそのものだった。焼き時間も窯の中のピザを状態を見ながら順次判断して最高の焼き加減を実現する。

こちらはクアトロフォルマッジ​。飛騨産モッツァレラ・ゴルゴンゾーラ・グラナパダーノ・ゴーダ・バジルブラックペッパー・ナッツ(アーモンドと胡桃)・蜂蜜を使ったピザでモチモチした食感の生地の上に4種類のチーズのアンサンブルが濃厚で香ばしい。また蜂蜜の甘味がいいアクセントになっていてさっぱりさせてくれる。美味しすぎる!

こちらはハワイアンだけど正式メニューではなくパイナップルが好きと言ったら即興で作ってくれたピザ。今まで食べたどのハワイアン、トロピカルピザより美味い。ピザにおいて生地がどれほど重要なのかよく分かった気がする。

ピザを楽しんだ後は瀬戸内海の新鮮な魚の刺し身と

地酒で盛り上がる!

実はこの日、ビールやワイン、日本酒などなど…お酒を何本飲んだのか正確に覚えてない。いい人たちと美味しい料理にお酒、めちゃくちゃ楽しくて旅の初日から盛り上がり過ぎてしまった。バイクの話、旅の話、料理やお酒、お店のことなどたくさんのことを語り合ったが、正確に覚えているのは楽しすぎたことだけ。

最高の夜だ。

2022四国九州ツーリング0日目:東九フェリー

やっと2019年マシントラブルによって強制終了してしまった九州ツーリングのリベンジの時がきた!すぐ終わると思ってたコロナも3年を超えて未だに完全には収束してないが、自由に旅行に行けるようにはなってきた。

予定をはっきり決めず「行けたら行く」スタンスで準備を進めてきたが、1ヶ月前から四国九州ツーリングがかなり現実味を帯びてきたので車検を目処に本格的に準備を進めた。

その中でラジエーターからのクーラント漏れを見つけてホースやキャップの交換などを行ったが、完治せず高速などを走ってエンジンに負荷がかかるとラジエーターから細く吹き出すようにクーラントが漏れるのを確認したのでトライアンフ横浜港北の大澤さんと相談してラジエーターそのものを交換することにした。時間的に余裕があまりなくて一番完全な策を選んだが、イギリスから送られてきたラジエーターがなんと成田空港で何日も止まってしまって結局トライアンフ横浜港北に届いたのが出発日の朝!

朝一トライアンフ横浜港北に行って大澤さんに対応してもらってラジエーター交換が完了したのが12時半。フェリーが19:30出発なので余裕が出てきた。この旅を可能にしてくれた大澤さんに感謝感激雨あられ!

家に戻って荷物をチェックして最終的に荷造りを終えて少し余裕を持って東京港フェリーターミナルへ向かった。前回の北海道ツーリングの時より荷物を減らしたつもりだったが、まだまだ重い。まずこの荷物に慣れるまでゆっくり、ゆっくりと中原街道を走り出す。平日の午後で道が空いていてよかった。首都高に乗ってから完全に感覚を取り戻せた。相棒のコンディションも絶好調でエンジンが気持ちよく吹き上がる。

東京港フェリーターミナルに着いたのが17時。この時間にすでに5、6台バイクの先客がいた。実はGW前日の28日のチケットを買いたかったが、負けてしまってあっけなくまたその前日の27日のを買った。有休をもう一日使うことになってしまったが、仕方ない。多分この日出発する方の中では同じ状況の方も多いはず。

天気のせいなのか待合スペースが少し沈んで見える。やっぱり天気って大事だな。ちなみに東京港フェリーターミナルは自販機以外に何もないので軽食や医薬品、消耗品など必要なものは最寄りのコンビニとかで買ってきたほうがいい。ここまで来る途中結構汗かいてしまったのでフェリーターミナルにコンビニがあったらファブリーズを買おうと思ったらコンビニそのものがなかった。

出発1時間前くらいに乗船だと思ったらこの日は結構早くて17時40分を過ぎたらバイクの乗船のアナウンスが流れた。乗るのはバイクが一番先で降りるときはその逆だった。できれば反対がいいけどね。真横から見ると少しはダイエットできたような気もする。

部屋は相部屋で階段式の2段ベッドになっているが、普通の乗船客はそれほど多くなかったので2段ベッドに一人ずつ入る感じだった。それで思ったより広くスペースを使えたので楽だった。とりあえず荷物を打ち込んでお風呂へ。

お風呂は時間の制約がなく24時間使えた。これはいいね。バイクが一番先だったのでお風呂に人もあまりいなくてゆっくり浸かることができた。さっぱり!

風呂のあとはご飯かな。残念ながらオーシャン東九フェリーには食堂がなくて自動販売機で冷凍食品を買ってレンジでチンするスタイルだった。新日本海フェリーのビュッフェスタイルの食堂が恋しい。商船三井フェリーの食堂もいいけど個人的には新日本海フェリーの食堂が一番好き。

あ、これ書いてたら色々思い出して新日本海フェリー乗って北海道行きたくなっちゃった…

悩んだ末にガパオライスを選んだが、まぁまぁだった。まぁ明日からが本番だし、ここで盛り上がって飲みすぎてもあれなのでこのくらいがちょうどいいかもね。

思ったより船の進みが遅くて21時くらいにやっと富津岬辺りを通過した。窓の外の風景を見るのも飽きたのでビールを2本くらい飲んでから眠りについた。

金乃竹 塔ノ澤

今年の冬の家族旅行は箱根「金乃竹 塔ノ澤」。夏に予約したので時期や部屋などすべて希望通りの条件で取ることができた。金乃竹は塔之澤と仙石原の二箇所にあってその良さは前から聞いていたが、泊まるのは今回が初めてた。秋の北海道ツーリング以降はこの温泉旅行が一番の楽しみでもあった。

最近週末の高速道路の込み具合は知っていたので心の準備ができていたが、箱根湯本駅周辺の渋滞は予想を遥かに上回っていた。もうコロナ前の賑わいが戻りつつある。

箱根湯本駅を過ぎて国道1号線をそのまま約2kmくらい進むと右側に「金乃竹 塔ノ澤」の看板が見えてくる。周辺に他の施設がないので探しやすい。

旅館の敷地に入るには早川にかかってる橋を渡る必要がある。この橋がこの立地の利用を可能にしてくれているが、別世界へ渡っていくような演出にもなっているような気がする。

エントランスを入っていくと正面には石の壁にクリスマスのリースが飾られていて、左側にロビーにつながる巨大な自動ドアがあるが、それがドアなのかは動くまでは分からなかった。この演出もここが非日常的な空間ということを自覚させてくれる。

中へ入っていくとそこは3階ロビーであった。谷の地形をうまく利用して作られているのがよく分かる。チェックインはロビーでも部屋でも可能ということだったので部屋でのチェックインをお願いした。

今回泊まる部屋は4階クラブフロアの「空」という部屋。義母さんも含めて4人なので選択できる部屋が3つしかないのと久しぶりの家族旅行なので少し踏ん張ってクラブフロアを選んだ。

「空」は401号と405号の2つあって今回利用したのは405号室。ドアを開けて入っていくと玄関に花が飾られていて、そのセンスがいい。

こちらが寝室でハリウッドツインサイズ(幅240x長さ200cm)の巨大なベッドがあって後はBluetoothスピーカーがおいてあるだけ。贅沢な空間の使い方が素敵。

部屋の奥にはベランダでそこに露天風呂がある。

青森檜葉で作られた浴槽は少し小さめだが十分リラックスできる。

部屋の真ん中に洗面台がある珍しい作りでその洗面台が寝室とリビングを区切っている。区切られてはあるが、開放的で寝室とリビングが一つの空間に認識されるのでより広く感じる。

洗面台の上にはアメニティが人数分たっぷりおいてある。この旅館オリジナルのものらしいが、香りもよくて上品な感じがする。

洗面台の横にクロゼットのような空間があってその奥にシャワー室、またそこからベランダに出られて風呂に入れる。

リビングの奥は畳のスペースがあって和のテイストを演出している。素敵。

リビングは巨大なソファベッドと同じ形式のソファが一つ、テーブルが一つあるだけなので元々広い空間がより広く感じられる。部屋にテレビが置かれてないが、要請すれば設置してくれる。

冷蔵庫には飲料水とビールやワインなどお酒類が入っていてクラブフロアではこれがすべて無料。後、部屋へのお酒の持ち込みは無料だが、食事の時にダイニング(食堂)への持ち込みは3,500円と有料だった。

引き出しの中にはコーヒーカプセルやワイングラス、オプナーなどが用意されていてそのまとめ方が綺麗だった。こういう所から高級感が演出されると思う。

チェックインの手続きを済ませるとウェルカムドリンクとお菓子、おしぼりを持ってきてくれた。小さい皿やスプーン一つも品がいい。

まずは部屋の露天風呂に浸かりながら家から持っていったワインを楽しむ。これは贅沢そのもの。

部屋の風呂を楽しんだ後は1階にある大浴場へ。すべての部屋には露天風呂が付いているので大浴場には人がいなくてほぼ貸し切り。

晩ごはんの前に3階のロビーで少しくつろぐ。ロビーにはバーがあってウィスキーやワインなどがあって有名ワインもグラスで飲める。お値段は少し高い。

この日の晩酌は家から持ち込んだ最近のお気に入りのデュジャックのヴォーヌ・ロマネ オー・マルコンソール。後は日本酒を少々。

晩ごはんは会席料理でそのレベルがかなり高い。食材も箱根やその周辺の特産物をたくさん使っていてそれがまた嬉しい。

美味しすぎて酒も進んでしまって少し早めに寝てしまった。ベッドの寝心地も良すぎ。

朝ごはんは和食か洋食かが選べられて和食はまたご飯かお粥かが選べられる。朝にちょうどいいバランスの構成で特に鯵の焼き魚が美味しかった。

チェックアウトはクラブフロアは11時半でかなりゆとりがあって最後までお風呂を楽しんでリラックスできた。チェックアウトも部屋でできるのがまたいい。

入る瞬間から帰るまで最上級の特別な経験ができる素晴らしい旅館だった。機会があったらまた行きたい。