標津辺りで宿を探したら中標津でushiyadoというちょうど良さそうなゲストハウスを見つけた。一泊3,500円とリーズナブルで新しくて設備もキレイそうだったのでそこに決めた。多分この宿に決めたからOASISさんもすぐ見つけることができたと思う。

1階はタクシー会社の車庫で多分2階はそこの事務所だったような気がする。大通りからは入り口がなくて裏道からじゃないと入れない。タクシー会社の前で入り口を探せなくてウロウロしてたらタクシーの運転手さんが親切に入り口を教えてくれた。

2階に上がると靴からクロックスに履き替えるようにと書いてある。この宿では室内でクロックスを履くのがルールらしい。

玄関のドアを開けて中に入ると左側に受付カウンターと奥に客室とトイレ、シャワールームなどがある。受付カウンターに張られてるポストイットはこの宿関連のワークショップをスタッフさんで行ったものらしくい。

右には自由に寛げるリビングスペースがあって

その横には宿泊者が自由に使えるキッチンがある。電子レンジやトーストがバルミューダのものでなるほどと感心した。多分キッチンの木のフレームは牛小屋をイメージしたんだろね。

また真ん中のスペースではいろんなイベントが開かれるらしくて自分が宿に着いたときは地域の方々が集まってSNSの上手な活用方法に関するワークショップをやっていた。リビングスペースで作業をしながら内容を聞いてたらなかなか興味の深い内容だった。
あ、宿に着いたのが1時半でチェックイン時間の3時よりずいぶん早く着いちゃって荷物だけでも預けてるつもりだったけどスタッフさんが何事もなかったかのように普通にチェックインさせてくれた。ありがとうございます!

部屋はドミトリー方式だけど寝るスペース以外に荷物を置けるスペースもあって助かる。

貴重品を入れる鍵が付いてる棚があったりコンセントも二口付いてる。何よりすごい明るくてLEDかなと思って天井をみたら

なんと天窓が付いてる!これはナイスアイデアだね。以前富良野で泊まったホステルトマールも結構よかったけどこのushiyadoのほうがいろいろ考えられてる感がある。

バイクをとりあえず大地みらい信用金庫の駐車場に停めたのでスタッフさんに宿の駐車場がないかと聞いてみたらこちらの建物を教えてくれた。

空き商店と契約してその店内にバイクを停められるようにしてくれてる!雨にも濡れないし、シャッターも付いてるので防犯的にもバッチリだね!奥に置いてあるミニジープがかわいい。

やることも全部やってシャワーも浴びたし、とりあえず一杯飲みますか!北海道に来てから毎日サッポロクラシックだね。一年分飲んどかないとね(笑)。

さっきのミニジープってこのレンタル用のやつだったんだね。もう飲んでしまったので仕方ないけど次またここに来たらそのときはレンタルしてみよう。

オーナーの竹下さんが宿泊客にモッツァレラチーズを振る舞う。

実はこの竹下さんの本業はtakeshita farmという牧場の経営者!なので宿の名前もushiyadoですべてが牛からモチーフを持ってきている。このチーズも自分の牧場で作ったもの。

醤油に付けて食べるとより美味しい。この食べ方も竹下さんが教えてくれた。このチーズが結構人気で地域の方たちも普通に買いに来てて夕方になると売り切れてた。

夕飯を食べようとスタッフさんにオススメの食堂を聞いたらこの地図をくれた。見てみるとやっぱりこのエリアは観光客向けのお店よりは地元の人のための店が多いね。

地図を片手に街に出てみよう。こちらが中標津のメインストリートらしい。

とりあえず右のほうに行ってみようかな。なんかこう見るとこの街にバイク屋があって17インチのタイヤの在庫があったのが信じられないね。

中標津は牧場が多いので牛肉も美味しいところが多いんじゃないかと思って見てみたら「ホルモン大阪の味」と書いてあった…やめとこう。

お店の中で一番北海道らしいスープカレー屋に決めた。スープカリー木多朗倶楽部。スープカリー木多朗というチェーンがあるが、そこのサイトにはこの店が載ってなくてどういう関係なのかはよく分からない。

アイヌの帽子をかぶったご主人が渋い!お店はご夫婦で切り盛りしていた。

頼んだのはチキンやさいスープカリー。辛さは中辛(レベル2、あまり辛くないやつ)。おお、期待以上の旨さ!東京で食べたどんなスープカレーより旨い!これが本場の実力か。
この店のお父さんとお母さんはアイヌの方らしくてドアにアイヌ語がいろいろ書いてあって知ってる単語が見えて嬉しかった。ゴールデンカムイから仕入れた単語!帰るときに「ヒンナ」が言えなくて普通に「すごく美味しかったです」と言ってしまった(笑)
前回の標津もよかったけど今回の中標津もすごくよかった!標津も中標津も今度また行きたい。
[…] 7月17日(水)(その一、その二、その三、その四) […]
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