EP092 Nordkapp

いよいよヨーロッパ最北端と思われていたノールカップに向かって出発。実は自分も最近やっとノールカップが最北端でないことを知った。本当の最北端はノールカップより1.5km北のクニフシェロッデンで車やバイクでは行けず約20kmくらいを歩く必要があるらしい。が、まあノールカップでいいでしょう。

晴れていい天気だったが、風が結構強かった。昨日までが完璧過ぎたね。Altaを離れるとどんどん高地に登っていて高原みたいになってきた。草原の中を真っ直ぐ走っているとモンゴル北西部を思い出す。モンゴルの砂漠も夏はこのように草原になるのかな?モンゴルでの経験が今でもかなり力になってくれている。

高原から降りてきてからはずっとフィヨルド沿いを走っていく。このカーブが気持ちよくてたまらない。道幅が狭いので対向車には気を付けないといけないが、それほど交通量がないので快適。

フィヨルドのカーブを十分楽しんだらこんどはまた高台に登っていく。この登道のRが芸術的でバイク乗りには最高のカーブだった。また動画ではあまり写ってないが、下の海岸の絶景も楽しめるので楽しさ2倍!

登り切った所から綺麗な湾が見えて右側の岬がノールカップ。この海の色が幻想的で美しい。あれだけ風が吹いてもあまり波が立たないのが不思議。

また少し登っていくとノールカップの入り口にトールゲートが出てきた。トールゲート?入るのも料金を取るのかと思ったら施設の中に駐車したい場合は支払いが必要だけど外側に停める場合は無料らしい。外側で全然いいのでお礼を言って外側の駐車場へ。

お!駐車場でなんとDesertXと遭遇した!ノルウェーでは初めて!実はノルウェー北部はアドベンチャーバイクの天国で数えきれないくらいのアドベンチャーバイクとすれ違ったが、DesertXは一台もなかった。ほとんどがBMWのGSシリーズでその人気の高さはすごかった。アフリカツインやテネレもちょこちょこ会えるし、モトグッツィのV85 TTさえ何回が会えたのにDesertXはこれが初めて。ドイツからいらっしゃった方で挨拶して少し会話をしたが、もう出発するタイミングだったので2台の記念写真だけ撮らせてもらってバイバイ。いや、これは嬉しい。

早速記念写真を取りたくてノールカップのモニュメントまで行ってみたらもうそこは観光客でごった返し!ここに来るまでに最果て感が台無しに。まあしょうがない。自分もその中の一人だし。

カメラを三脚にセッティングして自撮りできるチャンスを狙うが、なかなか順番が回ってこない。みんなすごいアグレッシブ!

もうこうなったら撮れる所で撮っちゃおうと。それでも風が強くてハゲ散らかすから何回も髪を直してシャッターチャンスを狙ってやっと一枚気に入るやつが撮れた。他の方をPhotoshopで消すこともできたけどいた方がリアリティーがあって面白いからそのままに。人が多くて大変だったが、これもいい思い出になったと思う。

ちょうど昼時だったのでノールカップから約30kmくらい離れているホニングスボーグでお昼。ここは大型遊覧船が寄港する港があってその観光客を狙ったレストランが数件あった。その中でノルウェーの伝統料理を提供している「Corner Spiseri」でBoknafish from Kamøyværという干した鱈の料理を選んた。濃いシチューの上に鱈とジャガイモを載せた料理で鱈の旨味が濃縮されていて素朴ながらも味わい深い一品だった。これがなんと5,000円!北欧の物価の高さにはなかなか慣れないね。

予約したホテルはレストランから近くて宿泊者はライダーが多かった。皆さんホスピタリティ溢れてすごく優しかった。

部屋からはノールカップに行く道が見えてたくさんのバイクが目の前を通って行った。やっぱりBMW GSが多い!

ノールカップに行ったことで達成感で満ち溢れていたが、何を達成したかは分からない。とりあえず明日からは友人との約束を果たすためにまたフランスまで3,000kmを走る。

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