EP045 Lublin

Małkinia Górnaでストラップを受け取った後向かったのはルブリン。ここに決めたのは距離的にちょうどよかったのとGoogle Mapsで見える歴史のある街並みの雰囲気がよかったから。それにhotels.comによさそうなホテルが割安だったので行ってみることにした。

この日予約したのはIBB ホテル グランド ホテル ルブリン。1900年に建てられたらしいこの建物の外観がまず素晴らしすぎる。このルブリンの街並みの雰囲気とビッタリ合っていてその中心的な所に位置していた。

ホテルの中に入ると素敵なバーとレストランがあってその奥にリセプションがあった。天井が高くてクラシックな建物の作りからはその歴史を感じてまた青を基調にしたモダンなインテリアからはそのセンスを感じる。

今回予約した部屋は3階にあってエレベーターで行けるけど階段がまたまた素晴らしくて歩きたくなる。窓から注がれている光を反射しているヘリンボーンの床がまた美しい。バイクも中庭の駐車場に停めさせてくれたのでそれも安心。

部屋はスタンダードシングルルームで必要十分な広さでまた青とクラシック調の家具とのバランスがすごくいい。高い天井と大きい窓から感じられる開放感もいい。モダンなビジネスタイプのルームもあったが、このクラシックな雰囲気に酔いたかったのでこちらの部屋にした。

素敵な机とライトがあって椅子もリラックスできて全てが素晴らしくてちょうどいい。

荷物を整理してシャワーを浴びてから早速街に出た。もう広場からここは観光地ですよと主張しているようだった。

天気もよくてたくさんの人で賑わっていた。歴史ある街並みがうまく保存されている。エストニアのタリンもそうだったが、ヨーロッパのこういう歴史と伝統を大事にしている文化は素晴らしいと思う。

この辺までかなと思ったら道はずっと続いていてその奥にまた素晴らしい空間が広がっていた。あの時計が付いている建物は昔の城らしい。

中に入ると外からの進入を止めるための巨大な落とし格子門が設置されてある。今も使っているのかな?結構設備が新しそう。

中に入るとここも伝統的な街並みとカフェや飲食店が並んでいて人で賑わっていた。天気もよくて気温もちょうどいい。この季節らしい風景だった。

その道はどこまでも続いていてカフェも続いている。

街には所々このような観光客のためのモニュメントがあって目が楽しい。

またギターを弾いて歌を歌っている人や演奏をしている人などいろんなアーティストが街の雰囲気を盛り上げていた。言葉の意味も音楽の種類も全く分からないけど聞き入ってしまう。それが音楽の魅力だよね。

ちょっと歩きすぎたのか喉が乾いてきたのでよさそうなバーに入ってビールをお願いした。

店内はそれっぽい雰囲気を演出しているが、結構新しいお店なのかもね。昔ながらの建物にこういう新しくてモダンなコンテンツが入っていてそれがうまく調和しているのがまた楽しい。

頼んだのはハイネケン。地元のビールも飲んでみたかったが、どれが地元のビールなのかが分からなくてとりあえずこちらにした。安定的な美味しさ。

ホテルに戻ってくるとやっぱり素敵でこの辺で一番いいホテルだった。素敵。

晩ごはんはホテルのレストランで。スズキのリゾットを頼んだ。これがまたオシャレ。久しぶりにワインも飲みたかったが、好みのワインがなかった。ヨーロッパに来たらワインがたくさんあると思ったが、そうでもないらしい。やっぱりフランスまで行かないと駄目なのか?

今日もいい一日だった。

EP044 ENDURISTAN EU & Poland

この旅のために購入したENDURISTANのSandstorm 4Aタンクバッグ。大きさ、機能性、耐久性、デザインなど全てにおいて自分が求めていたもので使い勝手がよくて今回のユーラシア横断の旅で大活躍をしている。ただ、唯一心配していたDesertXのステアリングダンパーとバックルが干渉してしまう問題は、やっぱり激しい道を15,000kmを走っているうちに実際の問題になってストラップが摩擦ですり減って半分くらい切れてしまった。いつ完全に切れてもおかしくない状態。

とりあえずENDURISTAN EUROのコンタクトフォームに事情を書いて送ったら後日Markusさんから返事が来た。あまり期待してなかったのでかなり嬉しかった。やっぱりやってみるもんだね。今どこにいるのか訪ねてきたのでポーランドに移動中と伝えたらENDURISTAN Polandの責任者のDarekさんを紹介してくれた。旅中でずっと移動しているのでオンラインで商品を購入することが難しいと伝えたらなんとDarekさんがMałkinia Górnaにある自社物流倉庫から直接ストラップを受け取れるように手配をしてくれた。それも土曜日の午前中に!もう感謝しかない。

ワルシャワからMałkinia Górnaまでは約120kmくらい離れていて朝軽く走るにはちょうどいい距離だった。約束していた朝10時くらいにDarekさんに教えてもらった場所に到着するとバイクの音を聞いて「ママ」が迎えに出てきてくれた。

DerekさんがMomと言っていたママ。本当にお母さんみたいで優しい方でDerekさんが事情をきちんと伝えてあったためなんの問題もなくスムーズにやり取りができた。

ストラップにはLUTA-501LUTA-502の2種類があってもし違ったらどうしようと心配していたが、倉庫には2種類全部揃っていて実際の自分のストラップと比較してフロントのほうのLUTA-502を無事購入できた。

最後まで優しく暖かく対応してくれたママ、手配してくれたDerekさん、事情を汲み上げて繋げてくれたMarkusさん、ENDURISTANの皆さんに大感謝。本当にありがとうございました。

早速ストラップを交換したらより安定してしっかり固定ができた。これでまたこれからのヨーロッパ一周の旅も問題なく楽しむことができる!まだクルーズコントロールに少し問題が残っているものの、これでとりあえず15,000km分のメンテナンスは終わったので後は楽しむだけ。

旅は人に頼るしかなくてまたそれで人への感謝が増えてくる。

EP043 Warsaw

今日はビャウィストクからワルシャワまで約200kmの移動。ロシアでの長距離移動がちょっとクセになってしまってエストニアに渡ってからも結構走っちゃっているので意図的に移動距離を減らすようにしている。誰が追ってくるわけでもないからね。これからはゆっくり余裕を持って楽しもう。

朝もゆっくり始めていつもより遅い9時くらいに出発した。最近は朝ごはんはガソリン・スタンドで取るようにしているのでちょっと遅めでブランチになってしまった。大好きなサークルKに入るチャンスを逃してしまって始めてのShell cafe。もちろんこちらもShellのガソリン・スタンドに併設されている。

バゲットパンに具が乗っていてその上にソースをかけて食べるこれ(正式な名前は覚えられなかった)とアメリカン・コーヒーになぜかオレンジ・ジュース。パンは美味しかったが、長くて切れないのでちょっと食べづらい。ソースも落ちてくるしね。やっぱりサークルKのケバブだな。後、オレンジ・ジュースはスタッフさんがすごく押していてプロモーション商品だと思ったらお店で直接オレンジを絞って作っているもので賞味期限があるから早く売りたかったらしい。これはフレッシュで酸味も甘味もあって結構美味しかった。

この日も向かったのはDucati!ワルシャワの南側にあるDucati Polskaさんに。そんなにDucatiが好きなの?と思われるのかもしれないが…実はクルーズコントロールが直ってなかった。Ducati Rigaさんに見てもらって「クルーズコントロールが動作しない問題」は解決されたっぽい。しかし、「クルーズコントロールをONにしていると勝手に速度が設定されちゃう問題&設定している速度を勝手に変えちゃう問題」はまだ解決されてなかった。

日本にいる時はそんなにクルーズコントロールは使ってなかったが、ロシアを横断するときにクルーズコントロールに味を占めてしまって今はクルーズコントロールなしでは辛い。細かくスピード設定を変えながら使っているが、その設定スピードが勝手に変えられちゃうと結構危ない。80km/hに設定して走っているのに急に120km/hに変わると急発進しちゃうからね。どうしても直したい。

Ducati Polskaは大きくて綺麗なショールームに品揃えもすごかった。セールススタッフに要件を伝えていると中から女性の方が出てきてサービススタッフのオフィスに案内してくれた。その間に前からほしかったパニアケース用のインナーバッグも購入。やっぱりこれがあると荷物の整理や出し入れが楽なんだよね。ずっと欲しかったが、ここでようやくゲット!

Ducati Polskaを運営しているLIBERTY MOTORSはDucati以外にもBMWやKTM、YAMAHAなどたくさんのブランドのディーラーもやっているポーランドの大手モトサイクル会社だった。オフィスでしばらく待っているとSzkodさんが来てくれてまずは症状を確認。

テスターで色々確認したり、テストをしてくれたが、異常は見つからず自分では分からないと。Ducati本社などにも報告して何か分かったら連絡するというのでとりあえずメールアドレスを渡しといた。後、タイヤ交換後はDesertXに搭載されているタイヤキャリブレーション機能を使うといいと教えてくれた。

急な訪問にもかかわらず真剣に対応してくれてありがとうございました!

イタリアにも行く予定なのでそこまで直らなかったら本社に突撃だな。ははは。

またもう一つ持っていた爆弾(?)がこの日完全に爆発してしまった。以前耐久性を重視して交換したDoubletake Adventure Mirror、実は以外な所に弱点があってハンドルとミラーを繋いでいるラムマウントのボールマウントが弱い!ヘビーデューティーのイメージが強かったが、実はそうでもなかった。もうネジ山まで駄目になったのか正常な運転ができないほど固定されなくなってしまった。

ネジの所はロックタイトにテープまで巻いても駄目でボールは潰れてミラーがちゃんと固定できない…。これをロシアを渡ってポーランドまでだましだまし使っていたが、もうこれ以上は無理だね。ボールマウントは家にも余分があってAmazonでも普通に買えるけどオフラインのストアにはどこも置いてある所がなかった。

Ducati Polskaに純正ミラーの在庫があるか聞いてみたが、ストックがないらしくてSzkodさんからRR MOTOというバイク用品店を教えてもらった。そこならRAMのボールマウントがあるかもしれないと。

RR MOTOさんはすごく大きくて品揃えもすごい。ヘルメットやウェア、プロテクターなどなどバイク関連商品がなんでも揃っている。

しかし、マウント関連商品はSPコネクトがメインでそれほど種類がなかった。スタッフさんにRAMのボールマウントがないか聞いてみたらバックヤードに行って探してきてくれたが、探しているものではなかった。それ以外はないと。

仕方ないので代用のミラーを購入した。CLASSICミラーでデザインもよくて安い。

とりあえずDoubletake Mirrorを外して付けてみたら組み合わせは悪くない。ただ、ミラーで見える範囲が結構狭いのでこれはこれでまた気を付ける必要がある。それでも固定されないよりはいいのでしばらくはこれで凌ごう。

妻に連絡して家にある純正のミラーを今後行く予定のオーストリアの知人の家に送ってもらうことにした。やっぱり純正が一番!

その後ホテルにチェックイン。ホテルはワルシャワの中心街からは少し距離があるが、その分値段が安くて部屋も綺麗で広い。今日はなかなか暑くて疲れたのでシャワーを浴びてとりあえずゆっくり休む。あ、パニアケースを整理して新しいインナーバッグを入れてからね。

どこにも出かけずゆっくり休んで夜はホテルのレストランでパスタを楽しんだ。ホテルでのんびりゆっくりするのも悪くないね。

終わらないメンテナンスの道、明日も頑張ろう!

EP041 Ducati Rīga

自由世界に戻ってきて嬉しすぎたのか前日は歩きすぎて疲れたのか久しぶりに5時くらいまでよく眠れた。外には鳥たちが美しい声で鳴いていてまだから注がれる優しい光が気持ちいい最高の朝だった。まずはブログの更新を終えてからシャワーを浴びて出発の支度をした。

今日の目的地はまずラトビアの首都リガにあるDucati Rīgaに寄ってからリトアニアのカウナスまで行く予定。もうこっちに来てからは国を渡ることはもうなんともない。どこまでも行ってやる!

まずはガソリンから。ロシアからエストニアに渡る前に満タンにしてあったが、無くなるのはあっという間。また好きになってしまったサークルKのガソリン・スタンドへ。英語のメニューがあってクレジットカードが使えてUIがシンプルで最高に使いやすい。が、ガソリンの値段がロシアの約3倍!これはちょっとビビった。

店内に入ると色々充実しているが、何よりこのケバブがメインのファストフードコーナーが大好き。他のガソリン・スタンドはマクドナルドやSubwayなどのコラボで展開している所もあったが、サークルKはオリジナルっぽい。ここで注文をするとスタッフさんがこの場で調理をしてくれる。

また店内のイートインスペースもオシャレでモダンなカフェのようだった。居心地良すぎてコーヒーを飲みながらちょっと長居してしまった。朝のこの余裕がいい。

2時間くらい走ってまた小腹が減ってきたので道沿いで見つけたビストロに入ってみた。外には旅仕様のハーレーが2台停まっていて何となく仲間意識で同じように並べて停めといた。気温が20℃を超えてツーリングには最高の日で道でたくさんのバイクとすれ違った。大型が多かった。

名前がビストロだったのでフランス料理っぽいものを提供する所だと思ったらロシア式のカフェだった。バルト三国にはまだロシアの影響が残っている部分があって懐かしさを感じる。昨日までロシアにいたがもう遠い昔のようだ。

初めて見る料理があったので挑戦してみた。パンの上にイワシとゆで卵が乗っているシンプルな料理。食べてみると思ったより塩気が強くてなんでこの組み合わせなのかがちょっと分からない。味は正直に微妙で次はないな。まあこれも経験!

あ、そういえばエストニアからラトビアに入国してしまったようだが、いつ渡ったかあまり分からなかった。Google Mapsを見るといつの間にかラトビアの領内に入っていた。日本で県をまたぐような感じだね。

グーグル先生の案内に従って進んでいるのだが、なんかすごい違和感がしてきた。最初は田舎道をずっと走らせて今は別荘地のような所を永遠と走っている。リガってラトビアの首都だよね?そのリガにあるはずのDucati Rigaなんだが…不安が大きくなっていろんな可能性を考えるうちに目的地に到着。

あった!Ducati Rigaがあった!が、何か様子がおかしい。店内が暗くて人がいなくてドアが締まっている。Google Mapsには営業中と書いてあるが…やられたか。途方に暮れていると黒いTシャツを着た人が反対側から歩いてきた。よく見るとTシャツにDucatiと書いてある!

まず私のDesertXのナンバープレートを見てビックリ。挨拶の後になんでここに来たのかを説明した。実はクルーズコントロールに2つ不具合があって一つは「たまに」クルーズコントロールのSETボタンが動作しなくなるのともう一つは「たまに」クルーズコントロールがOnになっている時に勝手に速度が設定されてしまう問題。エンジンを切って再度かけると直るが、また「たまに」発生する。この「たまに」が難しいんだよね。またクルーズコントロールの異常なのでこの場で再現ができない。しかし、彼にクルーズコントロールに問題があると伝えたらナウンイシューのようですぐ分かってくれた。お!よかった。

実はロシアで長距離を運転する時にクルーズコントロール機能がなかったらそんなに長く走れなかったかもしれない。日本で走る時はクラッチを握り過ぎていつも左手や左肩が痛かったのにロシアを走る時はスロットルを引っ張り過ぎていつも右手が痛かった。それを助けてくれたのがクルーズコントロールだったのでどうしてもきちんと直したい。

案内してくれたHarijsさん。ハリンスと読むのかな。彼がサービスマネージャーでどこをどう点検するのか何が必要なのか色々と相談に乗ってくれた。納車されて1,000kmの初回点検をDucati東名横浜で受けてこの旅に出たので3,000kmことにエンジンオイルとオイルフィルターを交換する以外ちゃんとした点検を受けてないので色々見てもらうことにした。Harijsさんと話をしていたら社長が来て敷地を案内したいと言われたので付いて行ってみた。

実はここはリガのリゾート地らしくて夏はここで水上スポーツのお店を展開しているらしい。多分それがメインでDucatiのディーラーは趣味が高じてやり始めた感じなのかな?Ducati Rigaのお店がなぜここにあるのかの謎が解けた。

水上ハウスからの眺め。ここで夏はモーターボートで遊んだり水上スキーをやったりジャンプをしたりするらしい。今はまだシーズンではないので見せられないのを残念がった。

また水上ハウスにはサウナも付いていて水で遊んで冷えた体を温めたり、逆にサウナを楽しんで湖にダイブすることも。

こちらが社長。名前を聞いたのに忘れてしまった。申し訳ない。かなりやり手で成功するビジネスマンの匂いがする。

こちらが新しく経てているショールームらしくてその完成を楽しみにしていた。この後も建材を見に行くらしくて一緒に行かないかと誘われたが、バイクの整備を見たいと断った。まあ見に行ってもよかったが、今はバイクのメンテナンスを優先したい。

少しタイミングは早かったが、エンジンオイルとオイルフィルターも交換してもらうことにした。またHarijsさんからもう15,000km走っているし、モンゴルを走ってきたのでエアーフィルターも交換したほうがいいと言われたのでそれも一緒にお願いした。

またこのDesertXのエアーフィルター交換がかなり手間がかかる。まずガード類を外してタンクを降ろさないとエアーフィルターにアクセスができない。自分でやるにはかなり無理な作業でサービスマニュアルにはディーラーにお願いするようにと書いてある。まあ他の作業もだいたいディーラーにお願いしてねと。

タンクを下ろして姿を見せたエアーフィルター。フィルターだけじゃなくて周りも砂だらけだったのでこのタイミングで開けていただいて本当によかった。

左下が新品のエアーフィルターで奥の方が既存のエアーフィルター。

中にはモンゴルからのお土産がギッシリと詰まっていた。少し動かすだけでも砂埃がすごい。

またサービススタッフ総出で作業にかかってくれてチェーンのメンテナンスだけではなくてフロントスプロケット内に溜まったチェーンルブのカスまで綺麗に取ってくれた。もう最高なんだが。

いよいよ診断機でのチェック。これがDesertXに繋がったのも1,000kmの時だけだった。

電子系統のエラーが結構出ていてざっと数えるだけでも10個は軽く超えていた。詳細は見てないが、それを全部フィックスさせて最後はアップグレードまで。これでクルーズコントロールの問題は直ったかな?

チェーンを綺麗にしてくれているGatisさん。彼はヨシムラとスズキが好きでいつか日本に行くのが夢だと照れながら言っていた。私が来た道を反対側から自分のバイクで行ってみたいと。その夢はきっと叶う!

全てのメンテナンスが終わって建設中の新しいショールームの前でみんなで記念撮影。急な訪問にもかかわらずかなり面倒な作業まで率先してやっていただいて本当に感謝しかない。また皆さんが見せてくれたホスピタリティは感動そのものだった。新ショールームが完成される頃にまた訪問したい。

思ったよりDucati Rigaで長居してしまって宿を予約してあるリトアニアのカウナスまで急ぎたい所だが、こういう時にこそとグーグル先生から素敵なプレゼントが届いた。ここはもう既にリトアニアだけどバルト三国の風景はかなり似ていてこういう田舎道もほぼ同じ感じ。オフロードでも極上に管理された綺麗な道で長閑な風景を見ながら走るのは最高の一時。少し余裕が戻ってきて道を楽しむことができた。

また国道に戻ると地平線の奥まで菜の花がいっぱい咲いている。また走りながら感じるその香りが最高過ぎる。本当に美しい国だね。

無事宿に着いてチェックイン。こちらもアパートタイプで今回はBooking.comで予約したが、同じものがAir B&Bにも乗っていた。なんかこっちに来てからホテルよりアパートタイプの数が全然多くてホテルは数が少なくて条件が会うものがなかなかない。

またHarijsさんがタイヤを交換したほうがいいとアドバイスしてくれたので明日はタイヤ探しの旅に出る。どこで売っているかな?

EP040 Estonia

いよいよロシアの国境を超えて西側へ行く日。今までロシア国境ではあまりいいことがなくてその国境を超えることが相当トラウマになっている。サンクト・ペテルブルクからロシア側のボーダーがあるイヴァンゴルドまでは約150kmで2時間半あれば余裕で行ける距離。朝9時前に到着できるように余裕を持って6時にホテルを出た。国境までの道は一部工事区間以外は空いていて快適に走れた。

ボーダーの手前にガソリン・スタンドがあったので残っているルーブルを全部使って満タンに。ここのガソリン・スタンドはロシアの他おガソリン・スタンドと違ってまずガソリンを入れてから入れた分を支払うシステムだった。ここで満タンにしたい人が多いからかもね。ロシアはガソリンが安いので。

ドキドキしながら国境に到着するとなんと1着だった。モンゴルとの国境と違ってトラックもないし、車もあまりない。その差にはビックリ。国境での手続きも今までと違ってかなり簡素化されていて余計な手続きがなくて楽だった。インタビューもない!ただ、渡る人が少ない分荷物検査は徹底的にやっていたが、それはもう慣れたもんだ。

ロシアボーダーを出てエストニアボーダーに入るまでの区間。ここでは歩いて国境を超える人たちも結構いてそれもかなり新鮮だった。今まで歩いての国境超えの概念があまりなかったので。

エストニアボーダーに着くとそこは建物から職員の服装、装備までロシアとまるっと違う。ロシアはまだ旧ソビエト時代の影が残っている反面、エストニアはアメリカの警察のような格好で建物も装備も全てが現代的!ここでもしっかり調べられたが、英語の登録証書だけではなくて日本の車検書や国際運転免許証、日本の免許証まで出させてしっかりと比較して検証された。まあ問題なかったので無事通過することができた。

やっとヨーロッパに入った!日本を出発して約14,000km、ロシアとモンゴルを走ってここまで来れたのはDesertXのお陰。今までの旅程を思い出しながら少し感情に浸かる。エストニアの国境都市ナルバのモニュメントの前で記念撮影をしていると通りすがりの方が「Welcome to Narva!」と歓迎の言葉をかけてくれた。嬉しい。

実は国境を超えることで頭がいっぱいだったし、国境超えがどのくらい時間がかかるのか分からなかったので予定を経てられなかった。こんなに早く通過できるとは!まだ11時前とかなり時間があるのでせっかくなのでエストニアの首都タリンまで行くことにした。

エストニアの右端のナルバから左端のタリンまでは約210km。今までロシアを走った感覚からするとすぐ隣町、またエストニアの国道はよく整備されていて走りやすい。基本的なシステムや交通ルールはロシアとそれほど変わらないが、道を行き来する車はヨーロッパのものが多い。町の風景もロシアと少し違ってヨーロッパの田舎町のような雰囲気でしっかり管理されている所が多くて可愛らしい。また至る所に菜の花が咲いていてその間を走っていくのがすごく楽しかった。天気もよくて最高のツーリング日和!

腹が減ってきたのでガソリン・スタンドで休憩。ここはなんとサークルK!エストニアを走っているとサークルKのガソリン・スタンドがたくさんあった。コンビニ単体ではあまりお店がなかったのでエストニアではガソリン・スタンドと一体化して事業を展開しているのかもね。

サークルKの品揃え。ロシアのガソリン・スタンドも必要十分な商品があったが、こちらのほうがその密度というか商品のバラエティ豊富で選ぶ楽しさがある。また手軽に食べられるファストフードの種類も多かった。

後、クレジットカードが使えるのが最高過ぎる。ロシアではカードも使えないし、お金も下ろせないので持っているルーブルだけでやりくりしていてそれが結構大変だったが、今はその心配がない。後、英語も通じるので何もかも楽。

アメリカンコーヒーとケバブで腹ごしらえ。味も素晴らしい。またロシアではVPNを使ってもなぜかLINEが使えなかったので溜まったメッセージの確認と久しぶりに友人たちと話ができた。またTwitterやInstagram,Facebookも自由に使える!

西側の自由を満喫しながらコーヒーを飲んでいたらスイスからバイクでツーリングをしているライダーの方が声をかけてくれた。今までの旅のことやこれからのことを少し話してサムズアップ!

走っているとずっと菜の花畑が広がっていたので我慢できずバイクを停めて写真を一枚。いい季節にきたものだ。気温も20℃を超えていたのでジャケットを脱いでバイク用のジャージー一枚で走ったけど全然寒くない。これが春というものか!

またエストニアの田舎道はオフロードでも綺麗に管理されたオフロードで非常に走りやすい。またすごく綺麗だったので我慢できず横道に入ってしまった。

またそこには大好物の風車がたくさん並んでいた。もう嬉しい風景。

のんびりゆっくりエストニアを満喫しながら走ったのに2時前にタリンに着いてしまった。市内は少し混雑していたが、きついほどではない。宿はBooking.comやAir B&Bが使えてカードも使えるので選び放題。この日は洗濯がしたかったので洗濯機がある宿を探してAir B&Bから予約した。なんか色々人権を得た感じ。

駐車場があってキッチンもあって洗濯機もあって綺麗なお部屋だが、すごく小さい。それが今まで見たこともないくらいの小ささ。なのにすごい快適でよく考えられている。また住宅街の真ん中なのに周りに木が多くて鳥の鳴き声もよく聞こえてきて癒やされる。

洗濯とちょっとしたバイクのメンテナンスを終えてからタリンの有名観光スポットの旧市街地に向かった。ここではUberが使えるのでそれがまた楽。

旧市街地は坂の上にあって登りきった所にKohtuotsa展望台があった。そこから見える旧市街地と新都心とのコントラストが綺麗。

また展望台にはたくさんの人がいて眺めを楽しんでいたが、あのカップルは一緒にきて別々に自撮りをしていた。ははは。

昔ながらの町並みに今もそのまま人が住んでいて家そのものも綺麗に管理されていた。工事もよくやっているようで見てみると外観に関しては伝統的な技法をそのまま使っているらしい。瓦とかもね。

やっぱりここはロシアの影響が強かった地域なのがよく分かる。ロシアの教会と比べるとより繊細で細かい所をしっかり作り込んでいる感じ。綺麗。

昔絵本で見たような伝統的な形の城壁や櫓があって中世ヨーロッパの雰囲気がある。

町の中にはたくさんの人がいた。地元の人もいれば観光客も。ヨーロッパや、中国、韓国、インドの観光客までは見たが、日本の観光客はいなかった。

降りてくるところにちょうど良さげなバーがあったので入って少し休憩。

ここではカラスではなくてカモメが幅を利かせていた。こいつは相当なワルで私のポテトフライを何本も強引に盗んでいた!

降りていく道も絵に書いたような城内町。この辺りにあるお店はほぼお土産屋。

降りきったところには広場があってたくさんの飲食店やカフェがあってそこにもたくさんの人で賑わっていた。

みんな余裕があってその寛いでいる姿を見ているとなぜか嬉しくなる。

やっぱりヨーロッパのカフェと言ったら路上のテラス席だよね。雰囲気出てる!

綺麗な景色を見ていたら歩くのが楽しくなって宿まで歩くことにした。街中を走っているトラムもロシアのものと違ってかなり洗練された最新式。スイスなどで見たものとあまり変わらなかった。

帰る途中ベトナム料理屋を見つけて無性にフォーが食べたくなって入ったお店。Welcome to Phoと書いてあったPho Bar。やっぱり醤油はキッコーマン。

店内もオシャレでモダンな感じ。かなり洗練されていた。この近くに寿司屋もあったが、ピザと一緒に売っているお店で外観はネオンを飾ってすごくヒップな感じだが、絶対美味しいはずがないのでパスした。ここは中にベトナム人の方が料理を楽しんでいたし、間違いなさそう。

牛肉のフォーを頼んでみた。本場の味ではないが、ちゃんとしたフォーで美味しかった。また久しぶりに食べてより美味しかったかもしれない。

やっぱり西側にくるといろんなもののバラエティが増えて嬉しい。できることも増えてこれからの旅がより楽しくなりそう。