EP066 Castelló de la Plana

スペインでの二日目、FbのHorizons Unlimited グループでコメントを残してくれたGonzalo Núñez Maturanaさんのスペインでのオススメのルートを辿るためにGoogle Mapsを開いてその中間地点として適当に選んだのがCastelló de la Planaだった。どう読むのかは分からないが、前日泊まったGironaから約375kmとちょうどいい距離だった。そこから約50km先にバレンシアがあるが、行ってまた戻るようになるのでCastelló de la Planaに決めた。

いつも通り普通に支度をしてホテルを出たのが朝の9時半くらいだったが、もう暑くて気温は30℃近くまで上がっていた。天気が良すぎるのか、雲ひとつなくて逃げ場がない。南に行けば行くほど気温がぐんぐん上がる。湿気がないのがまだ救いなんだが、日差しが強すぎて当たると痛いくらい。なので普通のパーキングエリアでもこのように駐車場に屋根が設置されていてここだけ車がぎっしり。

暑さを凌ぐために入ったパーキングエリアのカフェでコーヒーとアップルパイをいただいた。こんなに暑くてもメニューにアイスコーヒーがない。コーヒーもアメリカンコーヒーがなくてコーヒーにミルクをかけるのがデフォルトのようでみんなコーヒーとミルクを入れるのが劇的に上手い!もちろん美味しいけどアイスほしいな。

Castelló de la Planaに向かう景色が今までと全然違ってまたすごく新鮮。ヨーロッパよりカリフォルニアにも近いような雰囲気がする。毎日全く新しい風景の中にいるのでかなり刺激的で時間の感じ方が今までと全然違うんだ。

ホテルに到着してまずシャワーを浴びてスッキリさせる。あ、暑かった。そこそこいいホテルを取ったが、それでもバレンシアの普通のホテルの半分くらいの値段だった。フランスよりもスペインのホテル価格が高い気がする。物価は安いのにね。

単純に距離で選んだこの町は実はあまり見るものがなくて、完全に何もないと言ってもいいくらい。でも逆にそれがいい。ここには観光客もいなくて私を見てビックリする人が結構多かった。いやな感じかというとそうでもなくて単純に驚いただけでみんなフレンドリーに笑顔でオラと挨拶をしてくれる。

ビールを買いにスーパーに行ってみると港町だからなのか鮮魚市が充実している。美味しそうな魚がたくさんあった。今まであまり魚を食べれてないので色々食べたい。

魚だけではなくて精肉コーナーもかなり充実していて今までの国とその規模感が全然違う。やっぱりスペイン人の食への本気度はかなり高い。何を食べても美味しい。

色々調べたら今泊まっているホテルのレストランの評判が一番高かったので迷わずここに。

ウニとクリームソースのディムサムと

タコとアスパラガスの揚げ物を頼んだ。味は申し分なく素晴らしい。味的にちょうどホワイトワインが欲しい感じだったが、昨日も結構飲んだので今日はビールとお水で我慢。それでも美味しかった。

完全オフな感じでよく寛げた。

EP065 Villa Mas

いよいよ大好きなフランスを離れる日。この旅で一番好きになった国かもしれない。来月にまだ戻ってくる予定なのでしばしのお別れだけどね。ピエントさん家を出て南下しているとどんどん気温が上がる。スペインとポルトガルの夏はかなり厳しいと聞いたので6月中に回るつもりで計画していたが、もう遅いのかもしれない。

モンペリエ辺りで給油してから冷たい飲み物を飲んで少し休んでいたらすごくフレンドリーに声をかけてくれる人たちがいた。見た感じはあまりフランス人っぽくないけどあまりにも親しげに接してくるのでなんだか嬉しくなって一緒に挨拶を交わした。給油が終わると「チャオ!」と挨拶をしながら白い車に乗って去っていった。スペイン人なのかな?愉快な人たちだと思っていたらガソリン・スタンドからスタッフさんが出てきてあの人たちはこの辺の犯罪グループで盗みや強盗を繰り返しているから気をつけてと注意してくれた!

最近親切でいい人たちばかり会っていたので気が緩んでいたかもしれない。気を引き締めないと!ありがたくて写真を一枚撮っていいかと聞いたらモデルなみにポーズを取ってくえた。ありがとうございました。

フランスとスペインの間には大きい山脈があってそれを超えるとスペインだった。サービスエリア・マニア(?)として早速一番最初のサービス・エリアに入ってみた。

国境を超えて最初のサービスエリアなのでお土産も充実していて看板商品はFCバルセロナ!懐かしすぎる。サッカーをあまり知らないせいなのか最近はあまり聞かないね。

さすがスペインのサービスエリア、パエリアを売っていたので迷わず頼んだ。

パエリアとチキン、ちょっと頼みすぎたかもしれない。しかし、この2つとコーラ一つで3,000円を超えるとは!まあそれでもスペインがフランスより物価が安いほうだからね。

今日の目的地、スペインのGironaへ行く道。大きい山脈があって緯度も違って気候も違うからか景色も植物もがらっと変わっている。やっぱりこういうのが楽しい。何も予想できない、自分のイメージをはるかに超える新しいものに毎日出会える。旅はいいね。

今日のホテルは少し古めのリゾートホテルだが、施設もサービスもしっかりしている。まだシーズン前ということもあったかもしれないが、かなり安く取れた。同じレベルのホテルをバルセロナで取ったら2~3倍くらいしたかもしれない。

ホテルのすぐ前がビーチで結構人がいたが、誰も海には入ってない。気温は30℃近くあったが、海水は結構冷たくてあまり入れるレベルではなかった。

しかし、この海は美しい。きっと夏は人々で混み合うだろう。こうやって景色を見るのは今がちょうどいいのかもしれない。

海を散歩した後に向かったのは「Restaurant Villa Mas」。実はバルセロナではなくてこの小さいリゾート地に来たのもこのレストランに行くためだった。先日ボーヌで石田さんにこっそり教えてもらってから行きたすぎてここだけを目的地にしてこの町に来た。

噂通りにワインリストがすごくてボーヌの有名店よりもその数と内容がしっかりしていた。もちろんブルゴーニュワインだけではないけどね。他のワインはまあまあと高めの値段設定だったが、なぜか私が一番好きなルーミエだけかなり安い!シャンボール・ミュジニー・レ・クラやレ・コンボットが200ユーロ台と日本国内ではその値段では買えない。値段だけではなくてものがなくてなかなか手に入らない。それがこんな簡単にカジュアルに飲めるのが嬉しすぎる。

Dublin bay prawns carpaccio from Palamós、エビのカルパッチョは初めてだったので頼んでみたが、優しい甘味で非常に美味しい。これは赤より白のほうが合うと思うけど一人で2本は開けられないのでルーミエの赤とお水で我慢。

また一緒に出てきたこのトマトのソースがかかっているパンがすごく美味しかった。エビのカルパッチョとよく合う。

メインで頼んだのはParpatana (tuna head) with rice and shiso leaves、これも石田さんからスペインのマグロが美味しいと聞いたから。

酢飯に

しそ、

そしてマグロのカマ焼き!

もう完全和食の世界。シェフが和食にインスパイアされて作ったメニューのようだが、下手したら東京の有名店で食べる和食より美味しいかもしれない。普段そんなにしそ食べないのに久しぶりに食べたからか美味しすぎてしそだけで3回もお代わりしてしまった。残念ながら海苔はなかったが、しそでも十分美味しかった。

モダン・ジャパニーズの料理とブルゴーニュワインでスペインを満喫した夜。一人でも楽しかったが、次は大勢で行って種類別にワインをたくさん飲んでみたい。素晴らしいお店だった。

EP064 Piento

今日はフロリアンのお兄さんのピエントさんの家で泊まる日。お土産にワインを一本買っていきいのでアヴィニョンに寄ることにした。ピエントさんの家はアヴィニョンから約100km離れているRocher村にあったので時間的にも全然余裕があった。

アヴィニョンは今回ワインを買うためだけに寄ったが、街並みやその歴史も素晴らしくて一泊して行ってもよかったかもしれない。こうやって走っているだけでも気持ちよかった。

この周辺のワインショップを調べてみたが、ここの品揃えが一番よかった。ブルゴーニュワインも置いてあったのでお土産にAnne Grosのシャンボール・ミュジニーを一本購入した。しかし、ボーヌを離れるとブルゴーニュワインの品数がかなり減ってしまうのね。値段もまた上がるし。

まずはフロリアンがオススメしたD290へ。渓谷に沿ってグニョグニョの道を上っていく。なかなか気持ちがいい道だが、ガードレールがないのがちょっと怖い。地元の走り屋もたくさん走っていたので邪魔にならないように。

登りきった所にあるビューポイント「Le Ranc Pointu」で一休み。景色がいい所にちゃんと展望台があって嬉しい。やっぱり人気スポットのようで次から次へと人や車が来て景色を楽しんでいた。

そこから出発してしばらく走ると「Balcon de la Rouviére」という展望台が出てきた。この辺ではとりあえず駐車場があって車が停まっていたら必ず寄ってみるべき。この圧巻のスケール感がたまらない。

渓谷の後は長閑なフランスの田舎道をずっと走っていてなかなかランチを食べれるお店が見つからない。やっとRuomsという町でランチ営業をやっているお店を発見したが、観光客で人気のエリアらしくてバイクを停められるスペースがなかったので他のお店のテラス席と道の間のスペースにとりあえずバイクを駐車。こうやってみるとやっぱり大きい。

向かい側のレストランの自分のバイクが見えるテラス席でシェフ特選ハンバーグを食べる。ステーキがまるごと入っていてボリュームもあってなかなか美味しかった。野菜も新鮮でいいね。

またRuomsからのArdecheの道が素晴らしかった。川と山、渓谷と岩が作ってくれる景色が素敵すぎる!こういう道を走るのは初めて。

こういう楽しい道を走ってピエントさんの家があるRocherに無事到着。ピエントさんもバイクに乗りでフロリアンが来ると一緒にツーリングに行ったりするらしい。

家の中に入るとまたこれがなかなかオシャレ。自分で少しずつDIYで作っているらしくてそのセンスがいい。やっぱりフランス人ってこういう芸術的な感受性が高い気がする。あの窓も山の景色をリビングから見たくて借景のコンセプトで自分で作ったとか。この家をAirbnbで貸して副収入を得られているらしい。人気ありそう。

ピエントさんも結構お酒が好きだけどワインはそんなに飲まないらしい。ワインを飲まないフランス人がいるとは!その代わりたくさんの種類をお酒を楽しんでいて色々コレクションを見せてもらいながらお酒の話で盛り上がる。

また料理も上手でお酒のつまみと夕飯もピエントさんが作ってくれた。ピエントさんは元妻との間で子どもが2人いて1週間ことにピエントさんの所に来たり元妻の所に行ったりしているらしくて今週は元妻の所へ行っている。元妻とは今も友だちのような関係で仲がいいと言っていた。また今の彼女は少し離れた所で子どもと住んでいて行ったり来たりしているらしい。聞いていてやっぱりフランス人すごいと思った。

このバジルも庭で育てていてすごく新鮮で美味しかった。それもそのはずが今取ってきたから。こういう自然豊かな生活が好きでこの町に住んでいる。

愛犬ピアートちゃんがいつの間にか山から戻ってきてご飯を急かしている。ピアートちゃんもほぼ放し飼いで朝家を出て山や畑で友だちの犬たちと遊んで隣の家を回りながらご飯をいただいて夕方になると家に戻るらしい。この子が一番自由で幸せなのかもしれない。

ピエントさん自慢のテラス!ここから見えるRocher村の景色が素敵すぎたので少し雨が降っていたが、テラスで一杯。

ピエントさんの学校は2歳児から6歳児までが一つのクラスになっているらしくて日本の幼稚園のような感じで従業は週4日だけで水曜日と週末は休みだそう。また夏と冬はそれぞれ2ヶ月くらいの休みがあるので給料はそれほど高くなくても満足しているらしい。足りない分や旅行(特に日本への)のためにAirbnbを頑張ろうとしている。なので家のDIYも頑張っているらしい。

そんなピエントさんの話を聞きながらビールを飲んでいたら記念に私の写真も一枚撮ってくれた。フィリップさんのパーティーでもそうだったし、フランス人のこういう気遣いが嬉しい。

ピアートちゃんはずっとつまみを狙っていたが、くれないからちょっとイジケてしまった。かわいい。

この夜はピエントさんと遅くまでたくさんの話をしながらお酒を楽しんだ。フィリップさん、ジルさん、ピエントさん、フランスで新しくできた友だちはみんな素晴らしいライフスタイルや価値観を持っていてすごく刺激になる。またこの方たちのお陰でフランスが大好きになった。

EP063 Provence

以前プロヴァンスが本拠地の会社とコラボレーションを進めたことがあった。実はその会社の大ファンでブランドが好きでまたその製品もよく使っていたのでゼロからのアプローチでコラボレーションができてすごく嬉しかったことを覚えている。コラボ製品が着実に進んでプロモーションムービーの制作のために我々のスタッフがプロヴァンスロケを実施した。一緒に付いて行きたい気持ちをぐっと抑えて出来上がった映像だけを楽しんだ。

そのプロヴァンスが偶然にも通る道沿いにあってこれは運命だと思って泊まっていく事にした。

プロヴァンスに行ったらもうあっちこっちラベンダー畑だらけ。あのプロモーションムービーで見たのが実際にはこういう光景だったんだ。ちょっと感動してしまった。

今回予約したホテルは「Fontclaire en Provence」。このホテルもかなり見覚えがあってもしかしたらうちの撮影クルーが泊まったホテルかもしれない。

雰囲気が溢れる外観と庭。朝食はこの庭で鳥の鳴き声を聞きながら食べることができるらしい。

部屋はクラシックでありながらも実は最新式の設備で厨房も付いていてすごく快適だった。チェックインを終えてとりあえず近くにあるOrangeとい町のスーパーまで買い物に行ってきたら(周りにはラベンダー畑以外何もない…)雷と稲妻に激しい雨が降ってきた。ホテルに戻った後に降り出してそれはよかったが、夜までずっとその勢いで雨は止まなかった。雨が止んだらラベンダー畑を回りたかったが、残念。

また雨は朝も止まずお庭での朝食も食べることができなかった。雨がちょっと弱くなったと思ってチャレンジした方も再び雨が強くなって中へ…。

仕方なく室内で朝ごはんをいただいたが、ちょうどいい感じですごく美味しかった。

プロヴァンスを離れながらロータリーでラベンダー畑をぐるっと回ってサヨナラ。

あいにくの雨は残念だったが、また一つフランスで思い出が回収できて嬉しい。

EP062 Gil

FacebookのDucati Desert X Owners Groupに参加していて今回の旅の様子をたまにアップデートしている。そのグループへの参加者は約5,500人くらいしかいなくてDesertXがメインストリームではないことがよく分かる。しかし、コミュニケーションの熱度は高くて投稿をするとたくさんのコメントが付くことが多い。そんな中、ジルさんという方からブルゴーニュに来たら連絡してねとコメントを残してくれたのでボーヌに行くタイミングで連絡をしたらなんとせっかくなので泊まっていけと言われたのでまたお言葉に甘えてお邪魔することにした。

前日止まったフィリップさんのガラージハウスがあるMâlainからジルさんの家があるLormesまでは約100kmと軽く走るのにはちょうどいい距離だった。またLormesはモーバン・リージョナル・ナチュラル・パーク(Parc Naturel Régional du Morvan)の西側に位置していて森と湖がたくさんある自然豊かな所だった。その中を走っていくのは最高に楽しい。

のんびりしすぎて伝えた到着予定時間より1時間も遅れてしまったが、家の前に付くとすぐジルさんがガレージを開けて中に入れさせてくれた。DesertXにDucati 999!またDucatiディーラーではない所でDesertXを2台並べたのはこれが初めて。

ジルさんの家は最近リモデリングを終えたらしくてすごく綺麗でまたそのインテリアのセンスが素晴らしくて色の使い方や家具など全てがセンスに溢れていた。

着いたのがちょうどお昼時だったのでジルさん家族と一緒に近所のレストランへ。ここはナチュラルワインが専門のお店らしくてジルさんが早速赤ワインを一本頼んでくれた。

奥さんのクリステルさんは気さくでフレンドリーな方だった。話もよく聞いてくれて会話も上手。

食事の前にジルさんがヨーロッパ各地の見どころの情報をGoogle Mapsを開いて一つ一つ丁寧にレクチャーしてくれた。裏情報や注意すべき所まで細かく教えてくれたので次の計画を立てるのにすごく参考になりそう。

頼んだのは牛肉の「たたき」とヌードル。フランスでもたたきはそのまま「Tataki」と表現していて和食が結構浸透している感じだった。新鮮なお肉にヌードルを絡めて食べるとそれがまた美味しい!

食事の後はお店のワインセラーに行ってナチュラルワインの物色。ジルさんはナチュラルワインにすごく詳しくてもうプロフェショナルな感じ。

その中からいくつか選んで購入。買う人も売る人も真剣。

食事の後はそのまま犬の散歩へ。ジルさん家ではシベリアンハスキーを2匹飼っている。もうすぐ3歳になるナンガくんとまだ8ヶ月のスマちゃん。大型犬だけあって力がすごくて腰にリードを繋げないとなかなかコントロールが難しいらしい。特にスマちゃんがやんちゃでエネルギーが溢れている。

散歩から帰ると満足したのかすぐ寝てしまった。モフモフしてかわいい。人懐っこく優しい性格だが、猫や小動物にはすごく反応してハンターとしての血が騒ぐらしい。

そこからMotoGPの視聴。実はジルさんはプライベートだけではなくて仕事でもDucatiは関連があるらしくてDucatiとは離れられない方だった。なるほどね。

MotoGPを見ながら晩ごはんの時に飲むワインの抜栓まで。まずは香りのチェックから。その表情を見るとワインに対するフランス人の真剣さがよく分かる。開けたのはボルドーのマグナムボトルで今日は飲む気だね!

夕方になるとまた犬の散歩へ。Lormesは自然が豊かで山や森が多いのでジルさんのように大型犬を飼う人には最適な場所かもしれない。

雨の後でここは止んでいるけど他の所にはまだ降っているらしい。

ここでもどの道が走ると楽しいのかレクチャーをいただいた。ジルさんはもうこの辺りの地形は熟知していて知らない所がない。

散歩から戻ってクリステルさんが作ってくれたラザーニャとボルドーワインで晩ごはん。ジルさんの息子ロリスくんが配膳してくれた。ロリスくんもまたすごく優しくていい子だった。

ご飯を食べながらこの旅のことやバイクの事、仕事の事などたくさんのことを話した。ジルさんとは趣味が合っていて話が弾む。楽しいとついつい飲みすぎてしまってマグナムを一本開けてからまたナチュラルワインも追加で一本開けてしまった。楽しすぎてまた時間があっという間に過ぎてしまった。

寝る前にクリステルさんの肘の痛みを和らげる薬を塗ってくれているジルさん。二人は本当に仲良しで見ていると本当にいい夫婦なのがよく分かる。ジルさんの家族は犬も含めてみんな優しい。

次の日の朝もやっぱり散歩から始める。ナンガくんも行く気満々だ。

朝の光がまた気持ちいい。

朝の散歩コースは一番本格的で結構ハードなものだった。自分もこの旅に出る前までは1日8km以上走っていたが、今は毎日バイクに乗っているだけであまり歩いてないから少し山を登っただけでも息が上がってしまう。

スマちゃんは背中で匂いを付けるのが好きらしい。犬たちがこんなに喜ぶ姿を見ていると散歩がより楽しくなる。実はジルさんは元々パリに住んでいてこの町に移住したのは1年前だそう。いい環境を求めて自然がたくさんあるここに決めたらしい。仕事はリモートワークで対応ができるのでどこに住んでもほぼ影響がない。素敵なライフスタイル。

やっと町に戻ってきた。山を一個超えたような感じなのでみんな暑くなって途中からは半袖。犬にいいけど人にもよくてみんな元気になりそう。

クリステルさんはこの町でソーシャルワーカーとして働いているので戻ったらすぐ出社したので先に別れの挨拶をして

ジルさんは自分のDesertXを出して途中まで一緒に走ってくれた。一番楽しい道をリードして走ってくれた。ジルさんの走りは本当に上手で付いて行くだけで楽しくなっちゃう。またモーバンの素晴らしい自然と美しい街並み、適度なアップダウンとワインディングが続く道がバイクで走ると一番楽しい。家を出るとすぐこういう道を走れるジルさんが羨ましい。

もうジルさんにもお世話になりっぱなしで何から何までやっていただいて感謝しかない。ジルさんのおかげでまた一つ一緒忘れられない思い出ができた。もう本当にありがとうございました。