昨夜は隣のテントの子どもの夜泣きと鳥の鳴き声であまりちゃんと寝れてないけど朝起きるとそれほど辛さを感じない。多分キャンプの楽しさが勝てるだろう。

それでも起きたのが結構早い時間だったので湖辺に散歩しに行った。やっぱり湖畔でのキャンプは独特な魅力がある。特に朝のこの時間が好き。

全部同じ形の大型テントが並んでいたのでこれはキャンプ場が設置して貸しているものだと思ったら違った。テントそれぞれ別のオーナーがいて常設で別荘のような使い方をしているっぽい。人がいないテントにも家具や冷蔵庫などそれぞれ違う生活用品が置いてあった。いくらかは分からないけどこれはまたこれで使い勝手がよさそう。またこのキャンプ場がチューリヒ市内から近いのもあるのかもね。

アルプスから流れた水なのかな?都心から近いのに水質がよくてすごく綺麗。

昼間は30℃に近く暑かったが、夜になるとかなり冷え込んだ。やっぱり湖が近いからか?そういう時はモンベルの寝袋が優秀で役に立つ。またHelinoxのコットも。ヒルバーグのStaikaも。みんな大きいし、重いし、嵩張るけど一回慣れてしまうと他のでは物足りなさを感じてしまう。
周りが起きるのをある程度待ってから支度を始めた。キャンプも一泊だけだと楽しさと大変さの帳尻が合わないんだよね。次は最低でも2泊くらいはしたい所だが…。
支度が終わってキャンプ場を出たのが9時半。思ったより時間がかかってしまった。

フランスに向かう途中ガソリンを入れるために高速道路のガソリン・スタンドに寄ったらそこは日本のような巨大サービスエリアがあってスイスらしいお土産屋と飲食店などが並んでいた。バーガーキングもあったが、量がヘビーだったのでカフェへ。

カフェラテとクロワッサン。最近の朝ごはんはこのくらいの量がちょうどいい。コーヒーマシンがなかなか立派だと思ったらさすがコーヒーも美味しい。

バイクに戻ったらドイツから観光に来ているお母さんから声をかけられた。ナンバープレートを見て気になったと。今回の旅のことを色々話したら応援してくれた。こうやって声をかけていただくと結構励まされる。またこうやって人と話すとそれも嬉しい。

チューリヒからまず向かったのはディジョン。Ducati Dijonに行くためだった。実は一週間前くらいにエンジンオイルとチェーンを交換したいとメールを送ったが返事がなかったのでとりあえず行ってみることにした。エンジンオイルは前回変えてからもう4,000km近く走っているので早く変えたい。
しかし、残念ながら今は対応できるリソースがなくて後日でも1ヶ月半後くらいになりそうというのでとりあえずオイルフィルターだけ購入して店を後にした。とりあえず他のバイク屋でお願いしてみよう。

何ヶ所かディジョン市内のバイク屋を回ったが、どこもダメでやってくれる所がなかった。諦めて宿に向かおうとした時にこの方々が声をかけてくれた。彼の名前はフィリップさんでライダーでありながらハンググライダーも大好きで日本の神奈川にも日本のハンググライダー団体からの招待で行ったことがあるらしい。自分も神奈川から来たという話をしていたら結構盛り上がった。彼にエンジンオイルの交換をしてくれるお店を知らないかと訪ねたらいくつか知っているので付いてきてと。
彼と彼の彼女と一緒にいくつかのお店を回ってやっとやってくれるお店を見つけた。しかし、時間も遅く他の作業もたくさんあるので明日午前8時にきてくれれば対応するよと。もうお店の方にもフィリップさんにもフィリップさんの彼女にも感謝しかない。
やっぱりこういう偶然な出会いこそが旅の醍醐味だと思う。
問題も解決できたの軽い気持ちでボーヌに向かって走っていたら…ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー、モレ・サン・ドニ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ヴォーヌ・ロマネなどなどワインボトルのラベルでしか見たことがなかった村が続々と出てきてずっと続くぶどう畑に鳥肌が立てきた。もうこれは聖地巡礼!それもまだ始まってもないのにこんなに嬉しいとは。
今日は通るだけだから落ち着いて自分。

今回の宿はAirbnbでボーヌの中心街から近いアパートを借りた。そもそも予約可能なホテルがあまりなかったので選択の余地がなかった。メインストリートから一つ奥に少し入った所にあって静かで過ごしやすそう。周りにレストランもあるのでご飯にも困らなそう。

アパートは2階の一室で入ると大きい前室があって光で満ち溢れていた。こういうのをパティオというのか?

伝統的な作りの家をリノベーションしたようで古いものの良さと新しいものの良さを上手く混ぜ合わせた感じ。特に窓からの光が気持ちいい。

壁もベッドを白を基調に清潔感あって素敵。

また窓からすぐバイクが見下ろせるし、何かあった場合でも盗難防止ロックからの音ですぐ分かると思う。ボーヌは駐車に関してはかなりゆるくて路駐が基本のようだ。家の前にちょうどいい感じにバイクが一台停められる空間があってよかった。

ボーヌ市内には大勢の観光客で賑わっていた。だからホテルが取れなかったかもね。またホテルがそれほど多くないのかもしれない。

街並みも古さをそのまま持っていてヨーロッパの他の都市のような綺麗に作り直した感じではなくて、またそれがいい。


夕方ののんびりした雰囲気と光が気持ちいい。

ボーヌでの初日は家の前にあるレストランで取ることにした。隣にバイクを停めさせてもらっているお礼も重ねてね。路地裏の小さいお店なのにお客さんで大変混んでいた。ちょっと遅かったら入れなかったかも。

とりあえずシャンボール・ミュジニーのハーフボトルと炭酸水を一本。実はスティルウォーターを頼んだが、あまり英語が通じずこれが来てしまった。もうしょうがない。

鶏ガラスープに野菜中心のスープをいただいてから

メインのステーキ。お肉の味がしっかりしていて弾力あって力を感じる一品だった。ジョゼフ・ドルーアンのシャンボール・ミュジニーでは力不足を感じるが、ボーヌで飲んでることだけで1.5倍くらい美味しく感じている。
もう明日からのブルゴーニュでの生活が楽しみで仕方ない。