EP055 Zürich

ミュンヘンを出て次の目的地のスイスのチューリヒへ。距離的に約310kmとそれほど遠くないので途中お城と湖で有名なフュッセンに寄ってから行くことにした。

フュッセンまではドイツの南部の田舎道をずっと走って行くのだが、この道がすごく美しくてその中を走るのが楽しい。まるで絵に描いたような風景だが、実はこういう風景が先にあってそれが美しくて絵によく描いたからそのように思ったかもしれない。

田舎の町がまたすごく綺麗だったので幹線道路から離れて少し寄り道してみた。消防団らしい建物があってそれがまたいい味を出してたので一枚記念写真を。絵になるね。

またその集落の奥まで走ってみた。家や庭はもちろん、木の塀や道沿いの草まで完璧なくらい整っていて驚いた。どうやったらここまで管理できるだろう?ドイツの南部やオーストリアの田舎町の美しさには毎回驚く。

途中給油のために寄ったガソリン・スタンドでスイス用のVignetteを売っていたので購入した。スイスは車もモーターサイクルも同じらしい。オーストリアはモーターサイクルのほうは車より安かったのにね。またその値段も2倍くらい高くてスイスの物価の高さが見て取れる。

楽しい道を走って経由地のフュッセンへ。ここはもう完全な観光の町で夏の軽井沢のような雰囲気だった。また車の多さにもビックリ。

商店街はパスしてお城と湖の景色が楽しめるスポットへ。もうこの道だけでもここに来た甲斐があるくらい美しかった。また走っている途中に見えるお城も自分がヨーロッパの道を走っていることを実感させてくれる。

ここもたくさんの車と人で賑わっていて上までは車で行けずここの駐車場に停めてから徒歩で行くらしい。そこまでするつもりはなかったので一旦ここで引き返す。

とりあえずディズニーランドの眠れる森の美女の城のモデルになっていたノイシュヴァンシュタイン城の写真だけ一枚残す。まあ観光地はこのくらいで十分だろう。

フュッセンからチューリヒまで思ったより距離があって結構時間かかってしまった。もう17時近くなっていたので焦る。キャンプ場なので予約もできず直接行って話すつもりだったが、これ以上遅くなるとリセプションが閉まっちゃう可能性もあるから。

しかし、小麦畑の景色が綺麗すぎて足が止まってしまう。ここから車で5分もしない距離にチューリヒの街があるのにね。ヨーロッパの都市の自然との近さが羨ましい。

キャンプ場があるGreifenseeは小さいけど美しい湖だった。ここで泳ぐこともできるらしいが、水泳はできないので見るだけにしといた。しかし、この日は湖に飛び込みたいくらい暑かった。

今回行ったのはNaturfreunde Zeltplatzというキャンプ場で、実は着いた時はもう受付を終了していたが、管理棟の近くで泊まっていたお母さんが管理人に電話してくれてなんとか受付ができた。言葉も通じないのに人を助けるために一生懸命にコミュニケーションを取ってくれたお母さんに感謝しかない。

無事チェックインができて急いで買い出しをして設営が終わるともう20時がすぎてすっかり夕日になってしまった。ロシアでは昼がもっと長かったので結構南に来ているのがよく分かる。

行ったスーパーでお酒を売ってなかったのでまたそこから10kmくらい離れているワインショップまで行って閉店間際で購入できたスイスのピノ・ノワールワイン。テーブルワインとしてマイルドで飲みやすかったが、風味や特色が弱くて少し残念だった。でもスイスでスイスワインを楽しめたので満足。

他の支度で色々忙しかったので日本から持ってきたコシヒカリを自動炊きで放置してたら見事に失敗していた。固体燃料ってすぐ劣化してしまうね。水を出してお粥みたいな感じにしてなんとか食べられるようになった。

おかずはスイスのソーセージ。

無事キャンプができてヨーロッパでキャンプをするために日本から19,000km、あんなに重い荷物を背負って走ってきた甲斐があった。しかし、すごくいいキャンプ場だったのにバタバタしてあまりのんびりできなくて残念だった。次キャンプをする時は寄り道せず時間に余裕を持ってよりキャンプを楽しめるようにしないとね。

明日はいよいよ約束の地、ブルゴーニュへ!