前回の「和食 こんどう」がすごくよかったのでオーナーの近藤さんの新しい店の「馳走 こんどう」へ行ってみることにした。友人と現地で待ち合わせ。なんか最近平日でも夕方の渋滞がひどくて約束時間ギリギリで着いたらすでに着いて待っていた。ごめんごめん。
近くだと思うけどなかなか入り口を探せない。よく見てみたら小さく看板が出ていた。お店は地下1階だったけど少し複雑な構造の雑居ビルでまた少し迷う。
階段まではどこにもありそうな雑居ビルだったのにお店の玄関は全く違う雰囲気の別世界への入り口のようだ。先日の「はらまさ」と似てるアプローチ。
近藤さんとは初めてお会いしたけど謙虚で物腰が柔らかい素敵な方だった。挨拶を済ませて早速お酒を注文した。
黒龍を楽しみにしてたので乾杯のビールも飛ばして色々悩んで「黒龍しずく」を頼んだ。うん、やっぱり美味しい!食事と一緒に飲むお酒にはやっぱり黒龍がトップクラスだと思う。綺麗な味わいで食事の邪魔をしない。なのにしっかり味もあって美味しい。
赤貝と菜の花、お酢のジェリー。春の味わい。
サヨリの棒鮨を切る近藤さん。やっぱり職人の包丁裁きはいつ見ても見応えがある。
サヨリの棒鮨の上に梅肉とキャビアをトッピング。いいアクセントになってサヨリの味を引き立てる。
蕗の薹の天ぷらにこのわたのソースをかける。このわたの苦味と蕗の薹がよく合う。これも春の風味だね。
蛤の出し汁に蕨とこのこ。すっきりした大人な味。
カツオと金目鯛、山葵に鮎の卵の塩辛にアンチョビ醤油!新鮮な刺し身だけではなくてそれぞれの味を楽しむ。
焼き物はのどぐろの塩焼き!脂が乗った最高級ののどぐろ。
卵が詰まったイイダコと菜の花、タケノコの煮物。
甘鯛と桜蒸し、大和芋に雲丹!最高の組み合わせ。
漬物盛り合わせが出されて
クライマックの土鍋ごはん!蓋を開けるとその湯気がたまらないね。
この日はホタルイカの土鍋ごはんだった。美味しそう!
お茶碗にご飯を取り分けてもらっていただく。やっぱり美味しい。いいね。
その後、お茶をいただいて
デザートで口直し。
春を感じさせる最高の構成に一つ一つ丁寧に作り上げた絶品の品々。量も多すぎず少なすぎずちょうどよかった。美味しい料理に旨いお酒にいい人たち。またも最高の夜だった。