2023北海道ツーリング5日目:北太平洋シーサイドライン、尻羽岬、弟子屈まで

2023年10月17日(火)

友人が尻羽岬をおすすめしてくれたのでよくわからないまま友人の言葉を信じて尻羽岬へ向かった。基本岬大好き人間なので行かない理由がない。

根室の宿からナビで尻羽岬を入れると自然と北太平洋シーサイドラインに案内してくれた。天気もよくて最高のバイク日和で幻想的な海辺の景色を満喫しながら動画もたくさん撮ったが、GoProはノイズ、Insta360はセッティングミスで露出オーバーで変な色味になってしまって使えなかった。そのキレイな景色は脳裏に焼き付いたから大丈夫だけど皆さんに見せられないのがもどかしい。

途中琵琶瀬展望台で一休み。ここも2018年初めて北海道に来たときに寄ったけどやっぱりキレイ。

琵琶瀬川の景色も素敵。

お昼は前から気になっていた琵琶瀬展望台物産店ふじで食べることにした。この飾らない雰囲気が最高にいい。この店内で注文と決済をしてから横にある食堂で待つスタイルだった。

頼んだのはかきラーメン。牡蠣で有名な厚岸がすぐ近くなので間違いなく美味しい思って頼んだらやっぱり美味しかった。

いよいよ尻羽岬へ。もう岬に行く前の風景が美しすぎる。

なんという景色だろう。夢で見たような幻想的な風景。もうこれだけでも今回北海道に来た意味がある。

絶壁の下の暗礁の上に鳥居が!誰がどうやってそこに鳥居を建てられたのかすごく気になる。またその不思議さがこの尻羽岬の魅力を物語っているようにみえた。

これが尻羽岬。いいものを見せてもらった。

宿を弟子屈の方に取ったのでまずは美幌峠に登って屈斜路湖にご挨拶してから

摩周湖のほうに向かってついでにアトサヌプリにもご挨拶。

でもやっぱりメインは摩周湖。この日もキレイな摩周湖ブルーを満喫できた。

この日の宿はTESHIKAGA HOSTEL MISATO。リーズナブルで快適な宿だった。

2023北海道ツーリング4日目:知床から根室まで

2023年10月16日(月)

この日は朝から雨が降っていた。晴れの日にも雨の日にもそれぞれの良さがあるのでそれほど嫌ではない。全身GoreTexで固めているのもあってね。

北見から大好きな知床へ。途中天まで続く道にも寄ったが、観光客が多すぎて写真は撮らずそのまま通過した。実は行くつもりはないけど毎回寄ってしまう。

道の駅 うとろ・シリエトクで知床のステッカーを買ってから知床峠へ。北海道に行く一番大きい目的はこの知床峠に登るためなのかもしれない。雨でも10月、秋の知床峠は紅葉が混じって秋らしいきれいな表情をしていた。

知床峠展望台よりもこの見送り峠からの景色が好き。雲がなかったら相棒の後ろに素敵な羅臼岳の姿が見えるはずだが、霧で何も見えない。

羅臼まで降りてくるとやっと国後島が見えてきた。いつかは国後島ツーリングを!

また大好きな国道335号線を走って標津町の武田さんへ。去年は定休日で行けなかったので行けてよかった。こちらも2018年初めて北海道に来たときも寄ったお店でやっぱり日本酒としべつ牛乳をいただきたい。

食事の後は野付半島に寄ってから根室へ。野付半島の写真がないのは毎回行っているからでもあるし、自分のカメラでの限界を知っているからそこではあまり写真を撮らない。200mmくらいの望遠が欲しい。

久しぶりの納沙布岬。ここでもお土産屋でステッカーを購入。ユーラシアの旅から戻ってきてからステッカー欲が増えて自分が訪れた場所のステッカーが欲しくなる病にかかってしまった。

根室での宿はゲストハウスとまや。根室は意外と宿が少なくて困ったが、ここは安いのに清潔で設備もしっかりしているのでオススメ。駐車場はないが、玄関の前のスペースにバイクは置けるらしい。

部屋は2人部屋だったが、他の宿泊客がいなくて独り占めだった。10月だけどホットカーペットをヒーターが完備されていたので付けたら暖かくてすごく快適だった。北海道では10月でも暖房入れないとちょっと寒いかもしれないね。

晩ご飯はゲストハウスの管理人さんがオススメしてくれたタイエー 千島本店のやきとり弁当を買ってきた。注文をもらってから焼くスタイルで函館のハセガワストアと同じ。調べてみたらハセガワストアからのれん分けしたらしくて子会社みたいなものなのかな?

宿からタイエーまでは100mも離れてなくて、焼き立てのホカホカのやきとり(と言っても鶏肉ではなくて豚肉)とサッポロクラシックを宿でいただく。もう最高!

2023北海道ツーリング3日目:宗谷丘陵から北見まで

2023年の北海道旅の記事、前回の更新からもう半年くらい経ってしまって記憶がかなり薄れてしまった。ずっと宿題を残している感覚で早く片付けたかったが、一回テンポを失うとやる気を出すのがなかなか難しかった。とりあえずテキスト少なめでも写真を中心に更新しておこう。

2023年10月15日(日)

前日夕日を浴びながら走っていた宗谷岬と宗谷丘陵の動画がGoProの不調によってあまり記録できなかったので朝一にまた宗谷丘陵に向かった。まあそれじゃなくても向かっていたと思うけどね。

夕日に輝く白い道もよかったが、やっぱり朝日を浴びてより白くなっている白い道が一番好き。坂の上から見える風車群も圧巻そのもの。

また振り向いて相棒の写真を一枚。ユーラシア大陸横断の38,000kmを走ってやっとの思いでイギリスから日本に戻ったらその足でまたすぐさま北海道に連れて行ってしまって申し訳ない気持ちもあるけどやっぱり相棒と一緒に北海道を走りたかった。

久しぶりに宗谷岬で記念写真も一枚。実はあまり撮るつもりはなかったが、親切なお兄さんが撮りましょうかと聞いてくれたのでお言葉に甘えて。

いつものオホーツク海沿いの国道238号を走って東へと。途中道の駅 さるべつ公園に寄ってからエサヌカ線へ。道の駅でエサヌカ線のステッカーを買おうとしたが、売り切れだった。残念。

エサヌカ線はまず裏から。前回までスラクストンで北海道を回ったのでオフロードは少し不安だったが、DesertXだとその安心感が全く違う。重さがあるから取り回しがそれほど楽ではないけどね。

裏を走ったら表も。やっぱり北海道は最高。シベリアやモンゴルと違って北海道だけの豊かさがあって美しい。

お昼は紋別漁師食堂へ。以前から気になっていてリストに入っていたが、実際行ったのは初めてだった。漁師食堂というので地元感のあるのがと思ったら完全観光客向けの食堂だった。

と言っても毛ガニ丼は最高に美味しかった。人が剥いてくれてカニが一番美味しい。その分結構なお値段だったけどね。

ご飯の後はサロマ湖展望台へ。実は2018年初めて北海道に来たときに霧の中を走って登ったことがあったが、霧のせいで何も見えなかった。今回は天気に恵まれて海の向こうまでサロマ湖の全貌を見ることができた。こういうときのためのパノラマ写真!

サロマ湖を楽しんでから北見のドーミーインホテルへ。北見は周辺を通っただけで市内に入ったことはなかったが、思ったより大きくて栄えていてびっくりした。あと、稚内に続けて2日連続ドーミーインホテルで泊まったけどやっぱりこのくらいでちょうどいい。

夜はホテル近くの羊屋鮮肉さんへ。お値段高めで量少なめだが、お味は間違いない!

これでまた完璧な一日を〆ることができた。このオホーツク海沿いを走るために北海道に来たと言っても過言ではない。

Epilogue : 人々

ユーラシア大陸横断の旅、約10年間心の中で温めてから約半年掛けて準備を進めて迎えた大望の出発の日。数百回くらいはシミュレーションしたが、いざ出発すると全く思いもよらぬ所からトラブルが発生した。交換後は4万キロ以上走ってもビクッともしないウィンカースイッチが1,000キロくらいで取れてしまったのは今でも不思議。これはDucati浜松さんに導く大きい力が動いたとしか考えられない。そのおかげでDucati浜松さんでウィンカースイッチだけではなくて一番の不安要素だったサイドスタンドまで対処してもらって調子よく旅をスタートすることができた。

Ducati浜松さんには感謝の気持ちしかなくてユーラシア大陸横断の旅が終わったらまた行ってお礼を言おうとずっと思っていたが、戻ってきてから再訪問まで半年もかかってしまった。本当申し訳ない。三連休にやっと日程の調整がついたので連休最終日にDucati浜松さんへ。手土産に川崎名物でも持っていこうと思ったが、川崎にそれほどインパクトのあるのがなかったのでみんな大好きな東京ばな奈と東京ミルクチーズ工場のクッキーを持っていった。

まだ冬の寒気が残っている東名高速道路を強い風の中で走っているとシベリアの白樺の道を思い出す。Ducati浜松さんまでの片道240kmはシベリア基準からするともう隣町。そういうことを思いながら天気に恵まれてキレイな富士山を見ながら走っていくとあっという間に着いてしまった。比較対象は大事だね。後、経験も。

祝日で店が閉まっていたらどうしよう、と少し不安だった。着いてみれば、店の前にはたくさんのバイクが並び、胸の中の小さな警報は止んだ。バイクを停めると、すぐにセールスの青木さんが駆け寄ってきた。最初は僕に気づかなかったけれど、パニアのステッカーを見て「あっ!」と声が出た。

ヘルメットを脱ぎながら「お久しぶりです」と言うと、彼は店内へ走っていき、みんなを呼んできてくれた。鈴木社長、サービスマネージャーの八木さん、セールスの馬場さん、サービスの皆さん。温かい空気が入口から流れ出してきて、胸のどこかで小さくカチリと音がした。

店内ではコーヒーとバレンタインチョコをいただきながら、旅の簡単な報告をする。お客さんが増えてきたので、邪魔にならないところで切り上げ、また来ますと頭を下げる。
いつか皆さんとグラスを並べて、ゆっくり話がしたい。旅の細部は、ゆっくり話すのに向いている。

そうして、ようやく本当に、ユーラシア横断の旅が終わった気がした。終わりというより、静かな句点が打たれた感じだ。

友人たちはよく聞く。「その旅で、何か変わった?」
正確に言えば、何も変わっていない。人はそんなに簡単には変わらない。特に四十を過ぎた男は、なおさらだ。
でも、内側は少し広くなった。風が通る。必要な場所に棚が増え、いくつかのものは決まった位置を得た。
それは、会うべき人に会うための旅でもあったのだと思う。宗教は持たないし、神も信じない。それでも、運命という言葉に今日は少しうなずける。

人に出会うこと。
それが、旅のいちばん確かな目的だったのかもしれない。

2023北海道ツーリング2日目:その二、日本最北端へ

2023年10月14日(土)午後

富良野を後にして向かったのは羽幌。お昼に甘エビ丼を食べたかった。とりあえず国道233号を走って日本海沿いへ。国道233号は去年も走ったし、北海道に来るたびになんだかんだ結構走っていて懐かしい。すぐ横を深川留萌自動車道が走っているので高速に乗ることもできるが、北海道はやっぱり下道に限る!

楽しく走ってちょうど1時くらいに羽幌に到着。北のにしん屋さん、甘えびファクトリー、おろろん食堂の中のどちらかに行こうと思ったが、甘エビだけではなくて海鮮も一緒に食べたかったので北のにしん屋さんへ。店内はほぼ満席だったけど待たずに座ることができた。多分8月や9月だったら厳しかったかもね。

頼んだのはやっぱり海鮮丼!甘エビが中心の海鮮丼で甘エビが美味しいことは予想通りでまた他の魚の鮮度もお味も抜群でさすがの北海道クオリティー。こういう旅がしたかった!

ご飯の後はそのままオロロンラインを北上。風は強かったが、晴れていて走るとすごく気持ちいい。Goproで動画もたくさん撮ったが、Goproの調子が悪くて画面にノイズがたくさん入って使えない状態だった。残念。とりあえずいつものオトンルイ風力発電所で記念写真。取り壊して新しい風車を建てる計画が25年3月末まで延期されたらしくて幸運にもこの景色をまた見ることができた。

ここもGoproの動画はノイズで使えずinsta360の動画だけが使えたが、insta360も撮影設定がなぜかマニュアルで変な設定になっていたらしくて動画の色味が変だった。色々やらかしたけどこのときはそんなこと分からずオロロンラインを思う存分楽しんだ。やっぱりオロロンラインは天塩からノシャップ岬までの区間が一番好き。

そのまま北上して稚内もスルーして宗谷岬へ。まだ4時くらいなのにもう西日が長くて日が沈みそう。間に合ってよかった。明日の天気がどうなるか分からなかったのでとりあえず晴れているうちに宗谷岬と白い道へ行きたかった。

宗谷岬から宗谷丘陵を走って白い道へ。これが夕日を受けて今まで見たことのない美しい景色を演出してくれて一生忘れることのできない思い出を作ってくれた。残念ながらここでもGoproの動画はノイズと画面が変形されて使えないのが痛い。

夕日の宗谷岬を楽しんでまた稚内に戻ってホテルにチェックイン。今回は初めてドーミーイン稚内を予約したが、やっぱり安定のドーミーインクオリティーで全てが快適だった。着替えてすぐドーミーイン自慢の天然温泉で一日の疲れを癒やす。まあそれほど疲れてはないが、やっぱり温泉は気持ちいい。

晩ごはんを食べようとホテルを出たら花楽(からく)というお店が目に入った。もう佇まいからいいお店なのが滲み出ている。6時前だったのにもう店内はほぼ満席でカウンター席が一つ空いているだけだった。一人でよかったし、早めに行ってよかった!

メニューを見てみたら季節検定メニューのたらば蟹のふんどしバター焼きがあったので迷わずそれを!後は北海道の日本酒、上川大雪の十勝を頼んだ。

〆はいくら丼で!もう全てが完璧で幸せ。やっぱり北海道は最高すぎる。世界どこを行ってもこんなに全てを楽しめる所はなかった。全てが揃えられている。