EP031 Novosibirsk

ソンフンさん親子はオムスクまで行くらしく朝早く出発して行った。私はノヴォシビルスクでバイクのエンジンオイル交換や戦車などメンテナンスをやる予定だったので少しゆっくりしてから出発。ビイスクからノヴォシビルスクまでは約330kmとシベリアではかなり近場なので距離的にも気持ち的にも余裕がある。

ノボシビルスクに向かって北上して行くとどんどん緑が増えてきた。木があってそれがまた緑!一昨日までの差で脳がバグってしまいそう。高緯度でも標高と地形が違うとこんなに気候が変わるんだね。午前中なのに既に10℃を超えて暖かい。風も強いほうだったが、モンゴルに比べると大したことない。やっぱり全て相対的で自分の心で全てが変わってくる。道路もよく整備されていて走りやすい。

途中お腹が空いてきたので少し早めにご飯と休憩を取ろうと道沿いのカフェによった。かなり独特な外観で左の騎士たちはアルタイ地方でよく見るが、その正体はよく分からず。

まだ昼時前だったのでお客さんはいなかったが、ちゃんと営業はしていた。この店はお母さんが自分の顔を掲げて料理をアピールしていたので美味しいお店に間違いなさそう。メニューは全てロシア語でお母さんもロシア語しか通じなかったが、選べられるまで待ってくれて優しく注文を取ってくれた。

頼んだのはラグマン(Лагман)。中央アジアでもよく食べられる料理らしいが、ロシアで食べるラグマンはボルシチに麺を入れた感じで結構好き。ボルシチの味もお店によって全て細かく違うのでその味を違いを見るのも楽しみの一つ。普通はこれにパンも一緒に添えて食べるらしいが、麺とパンを一緒に食べるのは少し違和感があったので麺だけにした。

ノヴォシビルスクに着いて真っ先に行ったのはバイク屋。やっぱり大きい都市なのでバイク屋もたくさんあったが、その中でもオフロードバイクを専門に販売と修理などを行っている「Rolling Moto」。ロシアでのお店探しは基本Yandex Mapを使っていてお店の情報もレビューも充実しているので役に立つ。やっぱり位置情報基盤のサービスはデータが命だと改めて感じる。

3,000kmでリマンさんの所で、7,000kmで味戸さんの所で変えて今10,000kmで変えているのでちょうどタイミングよく変えられている。モンゴルの砂漠の中を3,000kmを走ったのでオイルもやっぱり消耗している。

またDucati Mongoliaで購入したオイルフィルターも今回一緒に交換した。

オイル交換後バイクの戦車ができる所を知っているか聞いてみたらここでできるよと高圧洗浄機と洗剤を無料で使わせてくれた。これでまた綺麗になった。一応オフ車なので汚れるのが当たり前だし、すぐ汚れると思うけどたまにこうやって綺麗にしてあげると気持ちがいい。

実はこの日受付をしてくれてオイルの種類や量、整備士を手配してくれたスタッフさんはコワモテで少し無愛想で怖かったが、最後まで付き添ってくれて面倒見てくれて戦車までさせてくれた。最後に自分のステッカーを渡したら少し笑顔を見せてくれたのもまたいい。ありがとうございました!

オイルを交換して戦車までしたらDesertXの調子がすこぶるよくてノヴォシビルスクの渋滞もそれほど苦ではない。またウラン・バートルの渋滞に比べるとかわいいもんだ。中心街に近づくとここはもう現代だった。実は今回バイクで旅をしているが、まるでタイムトラベルでもしてるかのような感覚で遠い過去に行って徐々に現代に戻ってきてるような感じ。そうだった。自分が住んでいる元々の時間軸はこんな感じだったと改めて実感。

またノヴォシビルスクはホテルも多くてインターネットで予約できる所もたくさんあって選び放題だった。その中でもリーズナブルでモダンな感じのホテルがあったので予約したけどそれが予想を遥かに超えていた。今までのシベリアとモンゴルのホテルとはそのクオリティが全く違う。それなのに値段はほぼ変わらない。どこも壊れている所がなくて感動した。

普段ならあまり感じたことのない、気づかない所を気づかせてくれるのも旅の楽しさの一つなのかもしれない。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中