EP046 Wrocław

正直に話そう。ポーランドの道は極めて退屈だ。もしかすると面白い道もあるかもしれないが、自分が走ってきた道はそうだった。あまりにも退屈なので眠くて仕方ない。前日走った道は高速が多かったからかもしれないと思って今日は下道だけでルブリンからヴロツワフまで約450kmのコースを組んでみた。

それがね。下道は高速の倍以上退屈で辛かった。何がそんなに退屈かというと畑と街、少し林がずっと繰り返されるが、その風景がほぼ同じで自分がデジャヴュの世界の中にいるような錯覚までしちゃうくらい。通った道も通り道も全部同じ風景なのはバイクで走っているとかなりキツい。それにずっと真っ直ぐな道。カーブがあまりない。ポーランド南部のほうは小さい坂くらいしかなくて山がないので道もずっと真っ直ぐ。

ずっと同じ景色の中を何時間も真っ直ぐ走ると眠くて…。普段より多めに休憩を入れてもね。

その時に地元のライダーたちを発見!地元のライダーたちは他に隠れている面白いコースを走っているのかと思ったら普通に同じ道を走っていた。でも一人で走るより一緒に走るほうがよっぽど楽しいので後ろに付いて1時間以上一緒に走った。普段は偶然一緒に走るようになってもここまで一緒に走らないが、このポーランドの道はそれが必要だった。

地元のライダーたちと分かれて再び高速へ。同じくらい退屈なら高速で時間を短縮したほうがいい。高速も草原、畑、森、町が繰り返される真っ直ぐな道。退屈な天国があったら多分ポーランドの道のような感じかもね。

やっとの思いでヴロツワフに到着してホテルにチェックイン。このホテルはアパートタイプで綺麗でかなり広くてベランダまで付いているのにかなり安い。一泊に4,000円もしないくらいだ。

実はここはこれだけいい箱を持っているのにオペレーションが全く駄目でその価値を傷つけている感じだった。まず建物に看板や案内がなくてリセプションまで辿り着くのが大変。いろんな人に聞いてやっと入り口を見つけてまたそこからリセプションの位置を聞いてやっと3階の奥にあるリセプションを発見。また部屋が561号室だったのに5階に行ってみると560号室までしかない!探し回っても561号室が見つからなくて3階のリセプションに戻って部屋がないと話したらすごいトリッキーな感じに部屋の番号が振られていて520号室辺りで右に10mくらい入ると部屋があると説明してくれた。フロアにはそのようなサインもディスプレイもなかったのでせめてチェックイン時に教えてくれるか、メールや説明した紙でも用意してくれたらね。たくさんの荷物を抱えて部屋を探して歩き回ったのでもう汗だく。多分同じ経験をした人が何十人、いや何百人もいるはず。それに駐車場。有料なのに別途デポジットまで要求された。専用のカードキーを使って駐車場に入れてチェックアウトの時に駐車場の外にある回収箱に返すようになっているのだが、その箱が見当たらない。リセプションに戻ってその話をしたら説明はしてくれるが正確な場所がよく分からなかった。とりあえずまた駐車場に戻って地上の入り口から地下2階の駐車場まで歩き回って探したら壁に小さい黒の箱がホテルの名前がプリントされていた。まるでロールプレイングゲームのような世界観。だからみんなカードキーを返せず帰ってしまうのでないか!デポジットを要求する前に絵でも書いて位置をしっかり案内したほうがいいと思う。

なんでここまで運営が駄目なのか?これだけの施設を確保するためにはかなりの投資をしたはずなのにね。投資会社はあまりホテルの収益には感心がなくて運営会社は安く借りられたのでとりあえず回せばいいと思っているのかな?色々勿体ない。

久しぶりにヒートアップした頭をシャワーで冷やしてから街に出かけた。ヴロツワフもかなり歴史がある街で日曜日ということもあってたくさんの人で賑わっていた。観光客もかなり多い。

街にはバイオリン、ギターにバンド、ピアノまで演奏している人もたくさんいて雰囲気を盛り上げていた。

ルブリンはもう少しこぢんまりしれ中世の街並みのような雰囲気が残っていたが、ヴロツワフはよりカラフルでテーマパークのような雰囲気でまるでディズニーの世界観に入っているような感じだった。規模もかなり大きい。

ホテルに戻る時に大きいショッピングモールを見つけたのでSDカードリーダーでも買おうかと思って入ってみたらほぼ全てのお店が締まっていた。そうか、日曜日だと休みなんだね。日本のショッピングモールだと日曜日が一番の稼ぎ時だけどね。多分宗教の影響などもありそう。

ホテルに戻ってみると一階にはレストランがたくさん入っていて中庭のテラス空間で食事ができるようになっていた。

さっきのテーマパーク(?)よりはこっちのほうが余裕があって快適。

メニューには写真もちゃんと載っていたので美味しそうなものを選んだが、思ったより量が2倍くらいあってビックリ。頑張ったが全部は食べきれなかった。

明日はドイツのベルリンに行く!

EP045 Lublin

Małkinia Górnaでストラップを受け取った後向かったのはルブリン。ここに決めたのは距離的にちょうどよかったのとGoogle Mapsで見える歴史のある街並みの雰囲気がよかったから。それにhotels.comによさそうなホテルが割安だったので行ってみることにした。

この日予約したのはIBB ホテル グランド ホテル ルブリン。1900年に建てられたらしいこの建物の外観がまず素晴らしすぎる。このルブリンの街並みの雰囲気とビッタリ合っていてその中心的な所に位置していた。

ホテルの中に入ると素敵なバーとレストランがあってその奥にリセプションがあった。天井が高くてクラシックな建物の作りからはその歴史を感じてまた青を基調にしたモダンなインテリアからはそのセンスを感じる。

今回予約した部屋は3階にあってエレベーターで行けるけど階段がまたまた素晴らしくて歩きたくなる。窓から注がれている光を反射しているヘリンボーンの床がまた美しい。バイクも中庭の駐車場に停めさせてくれたのでそれも安心。

部屋はスタンダードシングルルームで必要十分な広さでまた青とクラシック調の家具とのバランスがすごくいい。高い天井と大きい窓から感じられる開放感もいい。モダンなビジネスタイプのルームもあったが、このクラシックな雰囲気に酔いたかったのでこちらの部屋にした。

素敵な机とライトがあって椅子もリラックスできて全てが素晴らしくてちょうどいい。

荷物を整理してシャワーを浴びてから早速街に出た。もう広場からここは観光地ですよと主張しているようだった。

天気もよくてたくさんの人で賑わっていた。歴史ある街並みがうまく保存されている。エストニアのタリンもそうだったが、ヨーロッパのこういう歴史と伝統を大事にしている文化は素晴らしいと思う。

この辺までかなと思ったら道はずっと続いていてその奥にまた素晴らしい空間が広がっていた。あの時計が付いている建物は昔の城らしい。

中に入ると外からの進入を止めるための巨大な落とし格子門が設置されてある。今も使っているのかな?結構設備が新しそう。

中に入るとここも伝統的な街並みとカフェや飲食店が並んでいて人で賑わっていた。天気もよくて気温もちょうどいい。この季節らしい風景だった。

その道はどこまでも続いていてカフェも続いている。

街には所々このような観光客のためのモニュメントがあって目が楽しい。

またギターを弾いて歌を歌っている人や演奏をしている人などいろんなアーティストが街の雰囲気を盛り上げていた。言葉の意味も音楽の種類も全く分からないけど聞き入ってしまう。それが音楽の魅力だよね。

ちょっと歩きすぎたのか喉が乾いてきたのでよさそうなバーに入ってビールをお願いした。

店内はそれっぽい雰囲気を演出しているが、結構新しいお店なのかもね。昔ながらの建物にこういう新しくてモダンなコンテンツが入っていてそれがうまく調和しているのがまた楽しい。

頼んだのはハイネケン。地元のビールも飲んでみたかったが、どれが地元のビールなのかが分からなくてとりあえずこちらにした。安定的な美味しさ。

ホテルに戻ってくるとやっぱり素敵でこの辺で一番いいホテルだった。素敵。

晩ごはんはホテルのレストランで。スズキのリゾットを頼んだ。これがまたオシャレ。久しぶりにワインも飲みたかったが、好みのワインがなかった。ヨーロッパに来たらワインがたくさんあると思ったが、そうでもないらしい。やっぱりフランスまで行かないと駄目なのか?

今日もいい一日だった。

EP044 ENDURISTAN EU & Poland

この旅のために購入したENDURISTANのSandstorm 4Aタンクバッグ。大きさ、機能性、耐久性、デザインなど全てにおいて自分が求めていたもので使い勝手がよくて今回のユーラシア横断の旅で大活躍をしている。ただ、唯一心配していたDesertXのステアリングダンパーとバックルが干渉してしまう問題は、やっぱり激しい道を15,000kmを走っているうちに実際の問題になってストラップが摩擦ですり減って半分くらい切れてしまった。いつ完全に切れてもおかしくない状態。

とりあえずENDURISTAN EUROのコンタクトフォームに事情を書いて送ったら後日Markusさんから返事が来た。あまり期待してなかったのでかなり嬉しかった。やっぱりやってみるもんだね。今どこにいるのか訪ねてきたのでポーランドに移動中と伝えたらENDURISTAN Polandの責任者のDarekさんを紹介してくれた。旅中でずっと移動しているのでオンラインで商品を購入することが難しいと伝えたらなんとDarekさんがMałkinia Górnaにある自社物流倉庫から直接ストラップを受け取れるように手配をしてくれた。それも土曜日の午前中に!もう感謝しかない。

ワルシャワからMałkinia Górnaまでは約120kmくらい離れていて朝軽く走るにはちょうどいい距離だった。約束していた朝10時くらいにDarekさんに教えてもらった場所に到着するとバイクの音を聞いて「ママ」が迎えに出てきてくれた。

DerekさんがMomと言っていたママ。本当にお母さんみたいで優しい方でDerekさんが事情をきちんと伝えてあったためなんの問題もなくスムーズにやり取りができた。

ストラップにはLUTA-501LUTA-502の2種類があってもし違ったらどうしようと心配していたが、倉庫には2種類全部揃っていて実際の自分のストラップと比較してフロントのほうのLUTA-502を無事購入できた。

最後まで優しく暖かく対応してくれたママ、手配してくれたDerekさん、事情を汲み上げて繋げてくれたMarkusさん、ENDURISTANの皆さんに大感謝。本当にありがとうございました。

早速ストラップを交換したらより安定してしっかり固定ができた。これでまたこれからのヨーロッパ一周の旅も問題なく楽しむことができる!まだクルーズコントロールに少し問題が残っているものの、これでとりあえず15,000km分のメンテナンスは終わったので後は楽しむだけ。

旅は人に頼るしかなくてまたそれで人への感謝が増えてくる。

EP043 Warsaw

今日はビャウィストクからワルシャワまで約200kmの移動。ロシアでの長距離移動がちょっとクセになってしまってエストニアに渡ってからも結構走っちゃっているので意図的に移動距離を減らすようにしている。誰が追ってくるわけでもないからね。これからはゆっくり余裕を持って楽しもう。

朝もゆっくり始めていつもより遅い9時くらいに出発した。最近は朝ごはんはガソリン・スタンドで取るようにしているのでちょっと遅めでブランチになってしまった。大好きなサークルKに入るチャンスを逃してしまって始めてのShell cafe。もちろんこちらもShellのガソリン・スタンドに併設されている。

バゲットパンに具が乗っていてその上にソースをかけて食べるこれ(正式な名前は覚えられなかった)とアメリカン・コーヒーになぜかオレンジ・ジュース。パンは美味しかったが、長くて切れないのでちょっと食べづらい。ソースも落ちてくるしね。やっぱりサークルKのケバブだな。後、オレンジ・ジュースはスタッフさんがすごく押していてプロモーション商品だと思ったらお店で直接オレンジを絞って作っているもので賞味期限があるから早く売りたかったらしい。これはフレッシュで酸味も甘味もあって結構美味しかった。

この日も向かったのはDucati!ワルシャワの南側にあるDucati Polskaさんに。そんなにDucatiが好きなの?と思われるのかもしれないが…実はクルーズコントロールが直ってなかった。Ducati Rigaさんに見てもらって「クルーズコントロールが動作しない問題」は解決されたっぽい。しかし、「クルーズコントロールをONにしていると勝手に速度が設定されちゃう問題&設定している速度を勝手に変えちゃう問題」はまだ解決されてなかった。

日本にいる時はそんなにクルーズコントロールは使ってなかったが、ロシアを横断するときにクルーズコントロールに味を占めてしまって今はクルーズコントロールなしでは辛い。細かくスピード設定を変えながら使っているが、その設定スピードが勝手に変えられちゃうと結構危ない。80km/hに設定して走っているのに急に120km/hに変わると急発進しちゃうからね。どうしても直したい。

Ducati Polskaは大きくて綺麗なショールームに品揃えもすごかった。セールススタッフに要件を伝えていると中から女性の方が出てきてサービススタッフのオフィスに案内してくれた。その間に前からほしかったパニアケース用のインナーバッグも購入。やっぱりこれがあると荷物の整理や出し入れが楽なんだよね。ずっと欲しかったが、ここでようやくゲット!

Ducati Polskaを運営しているLIBERTY MOTORSはDucati以外にもBMWやKTM、YAMAHAなどたくさんのブランドのディーラーもやっているポーランドの大手モトサイクル会社だった。オフィスでしばらく待っているとSzkodさんが来てくれてまずは症状を確認。

テスターで色々確認したり、テストをしてくれたが、異常は見つからず自分では分からないと。Ducati本社などにも報告して何か分かったら連絡するというのでとりあえずメールアドレスを渡しといた。後、タイヤ交換後はDesertXに搭載されているタイヤキャリブレーション機能を使うといいと教えてくれた。

急な訪問にもかかわらず真剣に対応してくれてありがとうございました!

イタリアにも行く予定なのでそこまで直らなかったら本社に突撃だな。ははは。

またもう一つ持っていた爆弾(?)がこの日完全に爆発してしまった。以前耐久性を重視して交換したDoubletake Adventure Mirror、実は以外な所に弱点があってハンドルとミラーを繋いでいるラムマウントのボールマウントが弱い!ヘビーデューティーのイメージが強かったが、実はそうでもなかった。もうネジ山まで駄目になったのか正常な運転ができないほど固定されなくなってしまった。

ネジの所はロックタイトにテープまで巻いても駄目でボールは潰れてミラーがちゃんと固定できない…。これをロシアを渡ってポーランドまでだましだまし使っていたが、もうこれ以上は無理だね。ボールマウントは家にも余分があってAmazonでも普通に買えるけどオフラインのストアにはどこも置いてある所がなかった。

Ducati Polskaに純正ミラーの在庫があるか聞いてみたが、ストックがないらしくてSzkodさんからRR MOTOというバイク用品店を教えてもらった。そこならRAMのボールマウントがあるかもしれないと。

RR MOTOさんはすごく大きくて品揃えもすごい。ヘルメットやウェア、プロテクターなどなどバイク関連商品がなんでも揃っている。

しかし、マウント関連商品はSPコネクトがメインでそれほど種類がなかった。スタッフさんにRAMのボールマウントがないか聞いてみたらバックヤードに行って探してきてくれたが、探しているものではなかった。それ以外はないと。

仕方ないので代用のミラーを購入した。CLASSICミラーでデザインもよくて安い。

とりあえずDoubletake Mirrorを外して付けてみたら組み合わせは悪くない。ただ、ミラーで見える範囲が結構狭いのでこれはこれでまた気を付ける必要がある。それでも固定されないよりはいいのでしばらくはこれで凌ごう。

妻に連絡して家にある純正のミラーを今後行く予定のオーストリアの知人の家に送ってもらうことにした。やっぱり純正が一番!

その後ホテルにチェックイン。ホテルはワルシャワの中心街からは少し距離があるが、その分値段が安くて部屋も綺麗で広い。今日はなかなか暑くて疲れたのでシャワーを浴びてとりあえずゆっくり休む。あ、パニアケースを整理して新しいインナーバッグを入れてからね。

どこにも出かけずゆっくり休んで夜はホテルのレストランでパスタを楽しんだ。ホテルでのんびりゆっくりするのも悪くないね。

終わらないメンテナンスの道、明日も頑張ろう!

EP042 Lithuania

前日Ducati RigaでHarijsさんがタイヤにヒビが入っているので近いうちに変えたほうがいいとアドバイスしてくれた。まだ7,000kmくらいしか走ってないのに…モンゴルの道がそれほど厳しかったのかな?聞いてみると空気圧の設定が高すぎてそれが原因でヒビが入ったらしい。Ducatiの指定空気圧はピレリの対するものでMotozはより低い空気圧が望ましいらしい。知らなかった…。とりあえずこの日はリトアニアのカウナスまでに移動したが、やっぱりタイヤのヒビ割れが気になってあまり楽しく走れなかった。

カウナス周辺でバイク用のタイヤがあるお店をGoogle Mapsで検索するとたくさん出てくるか本当に扱っているのか好みのメーカーやモデルがあるのかが分からない。実はエストニアでSimカードを購入しようとしたが、Google Mapsで販売していると表示されていたお店が全て販売してなかったので鵜呑みはできない。

そこでFacebookのHorizons Unlimited Motorcycle Adventure Travellersグループに自分が残した投稿にカウナスの近くのマリヤンポレに住んでいるŽilvinas PreikšaさんがカウナスのBIKEPARTS.LTというお店がMOTOZのタイヤを扱っていると情報を寄せてくれた。自分もそこでMOTOZのタイアを購入したらしい。これは信頼できる。

BIKEPARTS.LTは朝10時から営業開始だが、着いたのが9時40分とちょっと早すぎた。着いてみるとオフロード専用バイクメーカーのGAS GASのディーラーでもあった。これならまた確率が高まる。ドアは開いているようだったので恐る恐ると中に入ってみた。とりあえず在庫だけでも聞いてみよう。

中にはGAS GASのバイクとオフロードヘルメット、ブーツがたくさん並んでいてここがいかにオフロード専門のバイクショップなのかを証明しているようだった。

他にも店名通りたくさんのバイクパーツが陳列されていた。

優しそうなお兄さんが声をかけてくれたのでバイクのタイヤを探していると伝えるとタイヤのコーナーに案内してくれた。お!MOTOZのタイヤが置いてある!希望は今履いているタイヤと同じTRACTIONATOR ADVENTUREだったが、それは在庫がなくてその代わりTRACTIONATOR RALLZがあったのでそれを買うと伝えて交換作業も一緒にお願いした。

すると早速ピットのほうにバイクを移動して作業を開始してくれた。まだ営業時間の前なのにね。

こちらがその優しいお兄さん、Žilvisさん。作業に入ると先ほどの優しい表情から変わって職人の表情になった。なんかオーラが違うと思ったらこちらのオーナーの方だった。社員もたくさんいたのに社長自ら作業を担当してくれた。

作業の手際がよくて丁寧で早い。やっぱりできる男は違う!にもかかわらずMOTOZのタイヤは固くて専用機械を使っても大変そうだった。

しっかりホイールアライメントまで調整してくれてもう完璧だね。

作業中のŽilvisさんからブレーキパッドももう寿命だから変えたほうがいいと言われたのでそれも一緒にお願いした。もうこれで足回りは万全だ。お店に入って作業が終わるまでかかった時間は全て1時間半!本当に手際がよくてスキルも高い。素晴らしいご対応にもう感謝しかない。本当にいいお店だった。

BIKEPARTS.LTを教えてくれたŽilvinasさんがリトアニアのバイクで走ると楽しいワインディング・ロードとちょっとしたTETコースを案内してくれると言うのでタイヤ交換作業の後に待ち合わせ場所のマリヤンポレまで。

ŽilvinasさんはDucatiのムルティストラーダ1000dsに乗っていていかにもバイク乗りって感じ。

また体格が大きくて力も強そう!まだ朝から何も食べてなかったのでŽilvinasさんと挨拶しながらガソリン・スタンドでホットドッグとコーヒーをいただいた。腹が減っては戦ができぬ。

まずは綺麗な森の中を走っていく。景色もよくて走りやすい道だと思っていたら

ますます森の中へ。早速履いたばかりのMOTOZのTRACTIONATOR RALLZの性能を試すチャンスがきたと思って楽しく走っていたら…

深い砂に足を取られて転倒してしまった。粒子が細かくて柔らかい海辺にあるような砂だったのでよりコントロールが難しかった。でも大丈夫!Žilvinasさんがいるからこんなに荷物をたくさん積んでいる重いバイクでも二人ならこのまま起こせる。この後もやっぱり砂場で足を取られて合計3回も転倒してしまった。3回目はさすがのŽilvinasさんもはぁはぁ言って大変そうだった。自分も汗だくになって大変だったが、アドレナリンが出まくってすごく楽しい。この荷物がなかったらより楽しかったと思う。次もしこういう機会があったら荷物はどこかに置いといて行こう。

また途中転けて起こす動画をGoproで抑えたが、尺をちょっと長めに撮っていたらその動画だけファイルがおかしくなって読み込めなかった。残念。

実際にはアップダウンが激しい道だが、Goproの動画だとなめらかでそうでもないように見えてしまう。

また森の中へ入って林道を走り回った。やっぱりこういう道は一人では厳しくて最低でも二人で行ったほうがいいね。Žilvinasさんのおかげで本当にいい経験ができた。もう楽しすぎる。

そこからまた広くとフラットなオフロードに。この道はモンゴルでよく見る洗濯板のような状態だった。何かの条件が重なると洗濯板のようになるのかもね。ここも結構揺れながら走ったが、Goproが綺麗に補正してくれている。

アドベンチャー遊びを終えてマリヤンポレに戻って遅めのランチ。リトアニアの伝統的な飲み物とスープを頼んだが、これがまた衝撃的な味とすごい色をしていた。Žilvinasさんはあまりオススメしてなかったが…これも経験!

ランチの後もŽilvinasさんがポーランドまで行く普通の国道ではない地元の人しか知らない綺麗なワインディング・ロードを案内してくれた。リトアニアも菜の花が満開していてその中を走るのがすごく楽しい。

また絵に描いたような綺麗なワインディング・ロード。誰かがバイクが楽しく走るためにわざわざ作ってくれたかのような楽しい道だった。

楽しく走っているともうここはポーランド!もう楽しすぎるのだが!何この道。友だちとツーリングに来ると最低でも3回は往復するらしい。分かるわ。本当に素敵な道だった。

奥さんに怒られながらもポーランドの深い所まで案内してくれたŽilvinasさん。彼にも感謝しかない。もし日本にきたらその時は自分がちゃんと案内すると約束した。関東なら道志みちと伊豆スカイラインかな。

ちなみに自分の背が184cmだが、それでも小柄に見えるほどŽilvinasさんは大きかった。昨日のDucati Rigaでも感じたが、リトアニア、ラトビア、エストニアの方々身長が高くて私くらいがちょうど平均身長のよう。

Žilvinasさんと分かれてまたポーランドの田舎道をのんびりと走ってビャウィストクまで。みんなポーランドの道はつまらないと言っていたが、Žilvinasさんが教えてくれた道は長閑で綺麗な景色の楽しい道だった。ただ、楽しみすぎてちょっと遠回りしてしまってビャウィストクに着くのが遅かったので市内観光は諦めて宿の近くにあるポーランド料理のお店へ。

遊びに疲れた体にポーランドのビールと

本日のスープをまずいただく。スタッフさんが色々説明してくれたが、ポーランド語でよく分からなかった。でも優しい感じで美味しい。

こちらはポーランド風餃子ピェロギ。中身を選べられたので仔牛の肉にした。中身がしっかり詰まっていて甘味があって美味しかった。ロシアのペリメニとも違う。

こちらが今日の宿。多分この旅で一番豪華な部屋だと思うが、かなり大変だった。実はBooking.comでアパートタイプの部屋を予約したが、ホストと連絡が着かずチェックイン情報を貰えなくて宿の前でずっと待つ羽目になってしまった。メッセージを見ない、電話も出ない。Booking.comに電話してこういう状況なのでキャンセルしたいと伝えたらこのタイミングでキャンセルすると費用がそのまま発生するのでしばらくホストからの連絡を待ってほしいと。仕方ないのでホストに電話をかけ続けたらやっと電話に出てきてくれた。寝起きなのか状況があまり分かってないらしくてとりあえず5分待ってほしいと言われたので待っていたらなんと車で本人が来た。私が予約した部屋が水が出なくて今使えない状態なので他の部屋を案内すると。あ、もう。疲れてすぐ休みたいのに…。しかし、またそれを断るとその後の手続きや新しい宿の手配が面倒なので他の部屋までにバイクで5分くらい走って移動した。そこは高級マンション街で見るからに高そう。で、この部屋に案内されて60ユーロを要求された。Booking.comでカードで支払いが完了したと思ったら現地払いだったらしい。もう。持っている現金が40ユーロしかないと粘ったらホストも渋々とまけてくれたが、そこまでも結構大変。またそのホストはちょっと輩な感じで女性一人の旅でこういうシチュエーションになると色々厳しそう。

いい部屋を安い値段で泊まれたのはよかったが、こういうアパートタイプの宿を予約する時はAir B&Bのほうがいいかもしれない。ホストの管理がしっかりしているからね。

まあトラブルも旅の醍醐味!