2023北海道ツーリング1日目:ただいま!

2023年10月13日(金)

船が大きく揺れている。前日のニュースで台風15号が小笠原諸島辺りを通過していると聞いていたが、それが影響しているのかもしれない。嫌な揺れ方ではなくて大きくてもゆっくり揺れているので巨大な揺り籠にでも入っているような感じ。

5時くらいに目が覚めてしまってそれ以上寝られない感じだったので明け方の夜空を見にデッキに出てみた。美しいグラデーションで三日月と金星がキレイに輝いていた。風は強いけどそれほど寒くはない。今回の北海道旅も天気に恵まれますようにと月に祈りを届けた。

船は予定通りに13時半に苫小牧港に着岸した。車両デッキに移動するようにアナウンスが流れたので急いで移動して荷造りをする。今回はキャンプをやらないので荷物も少なくて軽い。それでもパニアケースは全部付けているのでスペースに結構余裕があって荷造りもかなり楽。

ハイシーズンと違って車やバイクもそれほど多くなかったのであまり待たずにすぐ上陸できた。今回だけなのか知らないけど導線がかなり窮屈でバイクの取り回しが結構大変だった。それでもこの瞬間が北海道旅において一番ワクワクしてドキドキする瞬間!

降りてすぐ向かったのは魚金食堂。あのホッキ貝のカレーで有名なマルトマ食堂は13時半までなので間に合わないので魚金食堂に行くと決めていたが、なかなかの行列だった。とりあえず待ってみたものの思ったより回転が遅かったので諦めるしかなかった。

となりのとまこまい海 の駅 ほっき館は空いていてすぐ食べれるらしいのでここでホッキ貝のカレーを頼んでみた。思ったよりマイルドな味付けでホッキ貝もしっかり存在感があって美味しかった。とりあえずこれで苫小牧を満喫できたので出発!

初日は富良野にある宿を予約したのでまずは苫小牧から国道234号線で岩見沢方面へ。この道を走るのは初めてだが、しっかり北海道らしさを持っていて走るのが楽しかった。ただいま!と叫びたくなる風景。やっぱり北海道が大好きなんだ。

セイコーマートが見えたので急いでバイクを止めた。今年の初セイコーマート!セイコーマートに行くために北海道に来たと言っても過言ではない。大好きセイコーマート。しかし、まだ16時前なのにほぼ日が沈んでいる。これはやばい。急がないとね。

急いでも富良野までは距離があるので途中で完全日が暮れてしまって真っ暗な山道を走る羽目に。バイクでは夜道をあまり走らないようにしているのに初日から夜の山道を走ることになるとは。怖い怖い。今回の北海道度は時間の配分をしっかりやらないと大変なことになりそう。

なんとか無事ホテルに到着。いや、大変だった。リーズナブルでキレイだし、すごくいいホテルだったが、唯一弱点がWifi。繋がったり繋がらなかったり…繋がってもすごく遅くて使い物にならなかった。そこだけが残念。

チェックインを済ませてシャワーを浴びてから晩ごはんを食べに外に出てみたが、富良野駅前でもあまりやっているお店がないね。適当な居酒屋を見つけたので入ってみた。雰囲気は悪くなかったが、北海道を中心に展開しているチェーン店らしい。旅の時はやっぱり個人経営のお店に行きたいね。

それでもビールはしっかり冷えていて料理もまあまあ美味しかった。このくらいだったら初日にしては上出来かもね。

とりあえずこれで一日目は無事終わったが、今回の旅は毎日時間との戦いになりそう。後は天気だな。

2023北海道ツーリング0日目

2023年10月12日(木)

ずっと北海道のことを思っていた。ユーラシア大陸を走っている時も。

北海道の道がいつのまにか自分の中での基準になっていてどこに行っても北海道と比べるようになっていた。シベリアを走っている時もモンゴルを走っている時もスカンジナビアの道を走っている時もずっと北海道の道を思っていた。

ユーラシア大陸横断の旅から戻ってきて色々落ち着いて来たらまた北海道の道を走りたいという欲が大きくなってきた。また毎日Youtubeで北海道関連の動画を見ながらイメージトレーニングをする日々。

バイクがイギリスから戻ってきたその翌日また北海道へ向かった。

10月に北海道に行くのはこれが初めて。シーズンも過ぎていて北海道はすでに寒くなっているのでバイクで向かう人はあまりいないかも。少し早めに大洗のフェリーターミナルに着いたらバイクは一台もなかった。これはまたこれで少し寂しい。

とりあえず手続きを済ませてターミナルの待合室で時間を潰してから戻ると北海道に向かうバイクが6台くらい増えていた。これはまた嬉しい。一緒に旅をするわけでもないけど一人だとやっぱり寂しいからね。皆さん、いい旅を!

乗船じたら風呂に入ってからすぐ晩ごはん。見た目はあまり栄えないけど味は結構よかった。今までは三井商船フェリーより新日本海フェリーのご飯の味が好きだったが、三井商船フェリーも結構美味しくなっていた。

ご飯の後はロビーでサッポロクラシックタイム。これは北海道行きのフェリーでしか味わえない特権なので楽しまないとね。しかし、350mlの缶ビールを2本くらい飲んだは睡魔が襲ってきた。

明日からの北海道ツーリングのために早く寝よう。10月の北海道はまた未知の世界で楽しみで仕方ない。

EP110 The return of the DesertX

永遠と続きそうだった夏がやっと終わりを告げる頃に我がDesertXが通関したと連絡がきた。待ちに待った相棒の帰還!イギリスのエセックスで船便に送ったのが8月頭なので日本まで約2ヶ月半くらいの時間がかかった。実は東京に着いたのは約2週間前で通関までかなり時間がかかった。

夏は暑くてあまりバイクに乗らないから少し時間がかかってもいいと思っていた。しかし、4ヶ月間ずっと一緒にいた相棒がいないことがどれだけ寂しいのかその時はまだ想像もできなかった。乗らなくてもやっぱり隣にいてほしかった。

バイクを受け取れる日は朝からソワソワして落ち着かなかった。朝一に横浜新山下のロジスティクスセンターへ飛んでいった。

オフィスに行ってバイクを引き取りに来たと伝えると係の方が倉庫まで案内してくれた。梱包材の木箱はもう分解されていていつでも連れて帰られるようにしてくいれていた。久しぶりに会うDesertXはやっぱり格好良くて最高だった。2ヶ月半ぶりにエンジンをかけるるのでバッテリーが心配だったが、問題なく一発でエンジンがかかった。

このエンジン音、振動、そうだったそうだった!我がDesertXが戻ってきた!もう嬉しすぎる。久しぶりのフル積載のバイクに跨るとその重さにびっくり!この荷物でよくも4ヶ月間も走ってたね。とりあえずチェーンの調整と軽整備のためにDUCATI東名横浜に向かったが、タイヤが少し滑る感じがしてちょっと怖かった。ここは慣れるまで無理せずゆっくりと。

DUCATI東名横浜さんで軽く見てもらって月末に3万キロの定期点検の予約と交換してほしいパーツリストを渡して手配してもらうことにした。DUCATI東名横浜から家までの道は感が戻って楽しくライディングができた。やっぱりいいバイク。

家に着いて直ぐ様洗車に取り掛かって1時間以上洗ったが、頑固な油汚れなどはあまり取れなかった。これは後日専門家に頼もう。

隣に相棒がいるだけでもう幸せ。

Across Eurasia

約4ヶ月間のユーラシア大陸横断の記録。

EP109 Qatar Airways

いよいよ日本に戻る日。パリは相変わらず雨でやることもあまりなかったので少し早めに空港に向かった。カタール空港のラウンジで写真の編集やブログでも書こうと思って。シャルル・ド・ゴール国際空港の第1ターミナルに到着してパスポートコントールを通過して第1ターミナルの11階にあるラウンジに向かったらなんとラウンジの営業時間がフライトがある時間の前後しかやってなくて閉まっていた。開くまで待ちたくても回りに他のお店がなくてセキュリティ検査場まで行っちゃうとラウンジに戻ってこれない。ちょうどパスポートコントールとセキュリティ検査場の間にラウンジがある不思議な構造になっていた。出国手続きしたばかりなのに仕方ないのでまた入国手続きをしてスタバで時間を潰してから19時になってもう一回セキュリティコントールを通過してラウンジへ。

カタール航空のラウンジではビュッフェスタイルでの軽食とちゃんとしたコース料理を提供していた。ANAやJALラウンジでは食事でラーメンやカレーがあるのにやっぱり中東系の航空会社は違うね。ワインもしっかりたくさんの種類を用意していてブルゴーニュのピノ・ノワールの赤ワインをいただいた。

食事はサーロインステーキをお願いした。肉質や焼き加減も完璧でしっかり調理されていて高級レストランにも遜色ないレベルだった。

また軽食もしっかり用意されていて欲しい物を言うとスタッフさんが席まで持ってくれる。

果物をお願いして赤ワインと一緒に楽しんだ。もうラウンジだけでも史上最高の満足感。

ずっといたいくらい居心地のいいラウンジだったが、お土産を買いたかったので少し早めに出発ロビーへ。さすがパリなだけあってラグジュアリーブランドの免税店がずらりと並んでいた。残っていたユーロでチョコレートとマカロンを購入。

時刻通りに搭乗手続きが開始されて飛行機に乗り込むとまずウェルカムドリンクとディプティックのアメニティが迎えてくれた。さすがカタール航空抜かりがない。また用意されてあったイギリスのThe White Companyのパジャマも着心地が最高だった。すぐに着替えてリラックスモードに。

もう1時が超えた時間だが、ここでもう一回食事をいただく。

ラウンジで牛肉をいただいたのでここではカタール風のチキン料理を頼んだ。カタール料理は初めてだったが、普通にレベルが高くて美味しい。向こうの有名シェフが監修したらしい。

パリからドーハまでは約6時間でご飯を食べて寝て起きたらちょうど到着。

もう少し時間があったらドーハのラウンジとかも楽しみたかったが、トランジットまであまり時間がなかったのでそのまま羽田行きの飛行機に搭乗。

羽田行きの飛行機で流れているセーフティビデオはパリ・ドーハ間のビデオと違ってアジアの色んな国の人が登場していた。パリ・ドーハ間のフライトでは全てヨーロッパの人々だった。カタール航空は芸が細かい!

またパリ・ドーハ間とドーハ・羽田間ではワインリストが違ったのでここはムルソーのホワイトワインを頼んでみた。ラブレ・ロワ(LABOURE-ROI)のムルソー2020はしっかりいい香りだった。美味しい。

まず前菜で果物の盛り合わせをいただいてから

朝食にオムレツを。ちょうど朝の8時くらいだったのでなんかリズームがいい。食事と睡眠のタイミングがよくてあまり時差ボケしないような気がする。

ドーハから羽田までは約10時間。フライトを楽しむには十分な時間だった。最近の機内Wifiは結構早くなっているけど動画は厳しくてやっぱりTwitterが一番適しているね。

日本行きのフライトなので和食のメニューがあってお昼は天ぷらうどんを頼んでみた。正直に和食はそれほど得意ではないのかもね。

しかし、どうしても米が食べたくて晩ごはんは鱈の味噌煮込み料理を頼んでみた。鱈は美味しかったが、米が…ヨーロッパでよく食べられているものでちょっとダメだった。米だけなんとかなればもっと美味しくなれると思うけどね。

カタール航空の素晴らしいフライトを楽しんだら10時間もあっという間、無事羽田に着いた。この旅の最後をカタール航空のフライトで締めくくれて本当によかった。今度またヨーロッパへ行くことがあったらまたカタール航空で行きたい。

ということで無事日本に戻れて本当に嬉しい。